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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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タグ:関内さん ( 18 ) タグの人気記事

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関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の番外編です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

二週間近く前の話になってしまうのですが、機会があって関内さんと一緒に、久々に大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森できのこを探しました。

あちらの方面では先の台風以降あまり雨が降らなかったようで、ふんだんにというわけには行きませんでしたが、ウラムラサキシメジの菌輪など、我が家の近所ではあまり見かけないきのこをいろいろと見ることができました。

f0108133_7475644.jpgしかも、事前に私が「そちらのほうにオオシロカラカサタケは生えていませんか?」とうかがったところ、わざわざ探しておいてくださったうえ、引っこ抜かれたりしないよう枯草で隠しておいてくださいました。

オオシロカラカサタケは温暖化の影響か、近年発生が増えているようで、自治体のホームページなどでもよく注意が出ているらしいのですが、我が家の近所ではまったく見かけないために、話題になっているのに見られないのもうらやましく、是非見たいと思っていたので、ありがたいことです。

そして毎度でかたじけないのですが、木彫りのきのこをまたいただきました。 上の写真がそれで、ツエタケなのですが、小さな傘の裏側に精巧に作られた繊細なひたが見事です。 柄が曲がっているのは、落ちていた枯枝を加工して作ったものだそうです。

ちなみにこの木彫りのツエタケ、あらかじめ公園内の通路脇の茂みに挿してあり、そうとは知らない私は関内さんに促されるまま茂みをのぞき込むうちにこれを見つけ、「何でしょう、これは初めて見ました。まるで塗装でもしたかのようなつやがあって...、あ」というわけで見事に一本取られました。

f0108133_7482110.jpgところでその後、休憩しつつ関内さんとお話しをしているなかで、「引き出しとか小物入れのようなもので、欲しいものはありませんか」とおっしゃるので、図々しくも状差しが欲しいと申し出て、希望する仕様をお伝えしたところ、一週間後、右の写真のような素敵な状差しを作ってお送りくださいました。

裏側に折りたたみの腕が出ていて立てかけられるようになっていて、左側に封筒、右側に葉書をまとめて入れられるようになっており、正面にはなんとサンコタケのレリーフがついています。

妻が編みぐるみを作るほど夫婦してサンコタケが大好きですし、何よりマニアックさが売りのフィギュアなどは別として、サンコタケをあしらったきのこグッズはまずないのではないでしょうから大喜びで、さっそく活躍しています。

関内さん、ありがとうございました。

作品No.不明 (制作時期不明): ツエタケ [高さ12cm, 木製]
作品No.なし (2012年 10月): サンコタケの状差し [幅24cm, 木製]


実物のきのこはオオシロカラカサタケ (傘径7cm)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2012-10-28 10:09 | 菌類 | Comments(2)
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関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の番外編です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

元々予定していた用事が急に取りやめになり、時間ができたので、思い立ってなぎさの森(正式には大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森)へきのこ偵察に出かけました。 この公園はこのブログで何度か木彫りきのこの作品を紹介している、関内さんのよく行かれるという場所で、関内さんからいろいろと素敵なものが生えた話を伺っていたので、気になっていた場所です。

f0108133_2348121.jpg関内さんにはとくに連絡したわけでなく、もしかしたらどこかでお会いすることもあるかも、というくらいに考えて、大井競馬場駅方面から公園に入ろうとすると、いきなり入口の真っ正面からササクレヒトヨタケのお出迎えを受けました。

さっそく写真に収めたあと、初めての場所なので、とりあえず管理事務所まで行って公園内の情報などを確認しようと進みつつ、あちこちに顔を出したきのこを撮っていると、進行方向正面から近付いてくるかたが。 見ればなんと関内さんと、この公園によくらっしゃるきのこ仲間のかたのお二人でした。 もしかしたら程度に思っていたのが、到着早々ばったり出くわし、お互いにびっくりでした。

その後はかたじけないことに、関内さんときのこ仲間のかたのお二人のご案内をいたたきながら公園内を見て回り、深大寺とはまた違う、魅力的なきのこを撮影することができました。

f0108133_23481740.jpg途中で管理事務所にも立ち寄り、お二人の撮られた写真を拝見したりしたのですが、そこに公園内で採取したコウジタケとニオイコベニタケが置いてあり、「においをかいでみましょう」と書いてあったので、体験させていただきました。

お恥ずかしいことに、私はきのこを撮影こそするものの、きのこをもぐということをしないため、人様に説明しているくせに、自分ではにおいをかいだことがありませんでした。 ということで、初めてニオイコベニタケの臭いをかいだのですが、まさにカブトムシ臭そのものでした。

そんなこんなで、関内さんとなぎさの森をめぐりつつ、またしても木彫り作品をいただいてしまいましたので、たいへん前置きが長くなりましたが、追加でご紹介します。

いちばん上に載せた写真がその作品のヤシャイグチで、関内さんの作品には珍しく、管口が彫られていないのですが、特徴である柄のささくれや、傘の表面の色の感じなどの細かい部分の再現性は相変わらずいい感じです。

作品No.132 (1994/5/1): ヤシャイグチ [高さ13cm, 木製, アクリル絵の具?]


実物きのこはササクレヒトヨタケ(高さ約6.5cm), ニオイコベニタケ(傘径約3.5cm)

by at384 | 2012-06-24 23:43 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十六回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

関内さんの作品をずっと紹介してきましたが、今回が最後になります。

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f0108133_23535667.jpgきのこの女王キヌガサタケですが、他の作品と較べると、少々雰囲気が違っています。

網の部分があまり網らしくなく、板のようになっていますし、台の部分は学名の記された、なにやら箱状のものがついているのです。

じつは右の写真を見れば一目瞭然なのですが、この作品は単なる置き物ではなく、ランプになっていて、箱の部分は電池が入るようになっています。 この状態では見えませんが、箱の後ろにはスイッチも取り付けてあります。

ランプを点灯したときの状態が下の写真ですが、目の粗い不規則な形の穴から漏れる光がとてもよい雰囲気で、じつはなかなか計算された形状だったのでした。
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そして、このキヌガサタケのランプには、もうひとつ風変わりな作品が組になっています。 下の作品がそれなのですが、どう見てもきのこではなく、こちらも下にまた何やら箱が付いていて、しかもその上には円盤まで付いています。
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f0108133_23541550.jpgじつはこの謎の箱、キヌガサタケのランプ専用の回転台になっているのです。 ランプと同様、この箱の後ろにもスイッチが取り付けられており、スイッチを入れると箱の中に取り付けられたモーターが起動し、上の円盤が回転するのです。

キヌガサタケのランプを乗せた状態が右の写真なのですが、静止した状態では単に箱が二段重ねになって背が高くなったというだけで、それほど面白いものではありません。 この回転台の面白さは、部屋を暗くしてランプを点灯することでわかるのですが、その様子を撮影したのが下の動画です。

暗くしてしまうと様子がわかりにくいので、明るい状態で撮ったものと、部屋を暗くして点灯したものの双方を並べましたが、ランプの傘の穴から漏れる光がぐるぐる回りながら周囲を照らす様子は、まるでミラーボールのようで、たいへん楽しい作品です。(モーターの音はご愛嬌ということで)



十六回にわたり、関内さんの作品を紹介してきましたが、これらの作品を私がしまい込んで、お蔵入りにしてしまうのももったいないと思いますので、今後またきのこの編みぐるみ展などの機会があれば、これらの関内さんの作品もいくつか展示できればと思っています。

なお関内さんは、品川区にある大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森という公園によくいらっしゃるそうで、そこの管理事務所には、関内さんの撮影されたきのこの写真や木彫りきのこ作品がいくつかあるようです。(もう置いていない?) じつは公園のホームページを見ると、定期的に切り替わる管理事務所の写真の一枚に、ここでご紹介したものと同じきのこの置き物が写っています。

もし、きのこ観察のお好きなかたで、そちら方面にいらっしゃる機会があるようでしたら、のぞいてみてはいかがでしょうか。 もしかすると関内さんご本人にもお会いできるかもしれません。

作品No.不明 (1998/4/26): キヌガサタケのランプ [高さ16.5cm, 木・鉄・豆電球など, アクリル絵の具?]
作品No.不明 (2006/12/16): キヌガサタケのランプ [幅9.8cm, 木・鉄・模型用モーターなど, ニス仕上げ]


by at384 | 2012-05-25 01:04 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十五回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回は台のない、彩色された作品群です。

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f0108133_22483460.jpgこちらはムラサキシメジです。

傘と柄の色の違いや細かな繊維状の質感など、彩色も手が込んでいますが、傘の裏のひだを一枚一枚作り込んでいるところや、柄に虫喰い穴があいているところなど、作りそのものも手が込んでいます。

なお、幼菌のほうの傘の裏は、ひだが絵の具で描いてあります。



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こちらはアカヤアドリです。

このきのこも私自身が見たことがないので、細かいところはわかりませんが、このきのこの特徴である傘のひび割れが、単なる色分けではなくしっかり彫り込まれています。

作品No.不明 (制作時期不明): ムラサキシメジ [高さ10cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.不明 (制作時期不明): アカヤマドリ [高さ10.5cm, 木製, アクリル絵の具?]


by at384 | 2012-05-23 23:26 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十四回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回ご紹介するのは木彫り作品ではなく、実物です。

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f0108133_23264569.jpgまずはコフキクロツチガキの乾燥標本です。

そもそも私自身がこのきのこをまったく知らなかったのですが、関内さんの話では、頭部の丸い袋の部分がたいへん美しい青色で、とても印象に残ったそうです。 上の写真で背後に写っている写真もいっしょにいただいたのですが、これがその時に撮られたものです。

青いバラやカーネーションなど、やはり人類はというのか日本人は青い色をした生き物に対する潜在的なあこがれがあるようですが、このきのこも、きのことしての魅力以上に、そう言った意味で琴線に触れるものがあるのではないかと思います。

腹菌類好きの私としては、やはりぜひ実物が見たいところです。

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こちらは切株から生えたマンネンタケの実物です。

あまりに作品が大きいので、我が家の撮影環境が丸見えになって恥ずかしいのですが、見事なマンネンタケが何本も生えています。 実際にこの切株から生えたものなのか、別々に採集したものを切株に付けたものなのかは、伺うのを忘れましたが、この立派さと怪しさは漢方薬局の店頭に置いても見劣りがしないのではないでしょうか。

古来より霊芝の大きく枝分かれしたものは縁起物として珍重されてきたそうですが、我が家でも何となく縁起がいいような気がして、これを玄関に飾っています。

作品No.不明 (2006/1/27): コフキクロツチガキ [高さ5.5cm, 乾燥標本]
作品No.不明 (2006/7/28): マンネンタケ [幅28cm, 実物・切株・木材, ニス仕上げ]


by at384 | 2012-05-22 23:59 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十三回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回は枝に生やした作品群ということでまとめてみました。

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シロキツネノサカズキです。 きのこの生えている枝自体が台を兼ねています。

私自身がこのきのこを見たことがないため、きのこの再現性についての判断はつきかねますが、図鑑などの写真で見ると茶わん部分が白い毛で覆われているようなので、彩色がかすれた感じになっているのはそれを表現しているのでしょうか。

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こちらはコウバイタケで、外側の箱もあわせて制作されたものです。

木の枝に生えているうえに、これは造花用のものと思われる葉が挿してあり、しかも展示用の化粧箱に収めるなど、かなり手の込んだ作りになっています。 さらにこの箱自体も関内さんの制作されたもので、金属加工のお仕事をされていただけあって、すき間もゆがみも一切ありません。

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こちらはイヌセンボンタケです。

私の写真が下手なためにわかりにくいのですが、傘表面の条線や、胞子で傘のてっぺん付近が薄黒くなっている感じなど、一本のきのこそのものが手の込んだ作りになっています。 そしてそれが数十本、木の枝から生えているので、かなりの手間だったと思われます。

作品No.不明 (1998/2/8): シロキツネノサカズキ [高さ6cm, 木製, 部分彩色]
作品No.不明 (1998/2/14): コウバイタケ [幅14cm, 木・針金・アクリル板など, アクリル絵の具?・ニス]
作品No.不明 (制作時期不明): イヌセンボンタケ [幅17.3cm, 木・針金, アクリル絵の具?]


by at384 | 2012-05-20 22:14 | 菌類 | Comments(2)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十二回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回はまた彩色された作品群です。

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f0108133_171807.jpgとんがり帽子がかわいいアカヤマタケです。

私の写真が下手なためにわかりにくくなってしまいましたが、細かな繊維状の紋が見える傘と、アカヤマタケの特徴であるはっきりした縦の繊維紋のある柄の質感の違いが彩色で表現されていたり、台の彩色も筆使いで細かな凹凸が付けられているなど、同様に彩色された四年前の作品からかなり技巧が進化されているようです。

ちなみに下から見た写真では、傘と柄の彩色の違いがはっきりとわかると思います。

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こちらはさらに後の作品で、カエンタケです。

カエンタケ自体が単純な色調なので、彩色も単純にならざるを得ませんが、台については形状がかなり複雑になり、緑色の部分は絵の具に何か混ぜられているのか、草のような雰囲気が表現されるなど、さらに手の込んだ技法が使われています。

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怪しさ満点のスッポンタケです。

こちらは作品番号も制作時期も書かれていませんが、彩色の技法や台の作りかたなどから、カエンタケと近い時期のものではないかと思われます。

一見すると黒と白の単純な色彩のように見えますが、グレバのぬらっとした質感やはげ落ちてかすれた感じ、柄と卵の微妙な色の違いなど、かなり細かな色の使い分けがされています。 とくに卵の裂け目からのぞく粘液のぬらっとした感じなど、腹菌類好きの私としてはたまらないものがあります。

もちろん色彩だけでなく形状も手が込んでいて、頂部のちょこんと広がった感じや、生えている卵とそうでないものとの微妙な形の違いなど、腹菌類好きにはこたえられません。

作品No.不明 (1998/1/23): アカヤマタケ [高さ11.5cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.不明 (2006/12/9): カエンタケ [幅11.5cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.不明 (制作時期不明): スッポンタケ [高さ10cm, 木製, アクリル絵の具?]


by at384 | 2012-05-20 18:00 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十一回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回は未塗装のままの作品群です。 いずれも関内さんから譲り受けた際、ご自由に色を塗ってくださいと言われたのですが、私は手先が不器用で絵の心得もありませんので、そのままにしてあります。

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f0108133_23272518.jpgイグチの仲間ですが、名称はわかりません。 ぼってりした姿と柄の網目模様からヤマドリタケモドキあたりでしょうか。

もちろん、イグチですから管口もしっかり彫ってあり、さらには柄の部分に虫食い穴があるのが凝っていて可愛らしい雰囲気です。

なお、白く塗ってあるのは下塗り剤(ジェッソ)とのことです。

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こちらも下塗り剤だけ施された状態のカゴタケです。

残念ながら私はまだカゴタケを見たことがなく、図鑑でしか様子がわからないのですが、そもそもカゴタケが白っぽい色のようなので、グレバを付ければそれっぽく見えるような気がしなくもありません。 とはいえ、彩色は自信がないのでそのまま手付かずになっています。

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この作品は厳密にはきのこではありませんが、粘菌の一種で、関内さんからは子実体が虹色になるものと伺っているので、シロジクウツボホコリという種類ではないかと思います。

f0108133_2327285.jpgこちらも関内さんから色を塗ってくださいと言われているのですが、自信がないので、実物ではなく写真をパソコンで加工してそれっぽい色彩にし、合成して並べてみました。 なんとなくそれらしい感じに見えるでしょうか。

ちなみに大きさはでたらめで、当然ながら実際はこんなに大きくありません。

作品No.不明 (1998/1/17): イグチの仲間 [高さ6.5cm, 木製, 下塗り(ジェッソ)のみ]
作品No.不明 (制作時期不明): カゴタケ [直径5.5cm, 木製, 下塗り(ジェッソ)のみ]
作品No.不明 (1998/1/9): シロジクウツボホコリ? [高さ8.2cm, 木製]


by at384 | 2012-05-14 00:11 | 菌類 | Comments(0)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の十回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回はまた絵の具で彩色された作品をご紹介します。

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f0108133_6354944.jpg高さ十九センチにおよぶ大きなタマゴタケです。

単に大きいだけではありません。 なんと、右の写真のように傘の裏側のひだが一本一本精工に作られているのです。 ひだの部分は一枚ずつ作ったものを貼り付けているそうですが、おそらく百枚以上はありそうなこの枚数を考えると、ずぼらな私は気が遠くなりそうです。

ちなみに前にも記しましたが、関内さんはこのタマゴタケがお好きと見られ、傘の直径が三十センチちかくある大作もあります。 これも持って行かないかとおっしゃられたのですが、さすがにそれは持ち運ぶには大きすぎましたので、今も関内さんのご自宅に飾られていると思います。

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こちらはヒトヨタケです。

単に色を付けているだけでなく、傘の周囲の胞子が熟し始めて黒っぽくなっているなど、細かなところまで徹底しているのがすごいところです。

ちなみに、作品に記入された作品番号と制作年月日から考えると、No.89のクロノボリリュウタケからNo.147のこの作品までの、六十作近い作品はたった半年の間に制作されたことになります。 私がいただいた作品群の中では、この年のものがもっとも多いのですが、ひとつひとつの作品の作り込みもさることながら、手先が不器用な私にとっては制作の早さも驚くべきものがあります。

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こちらはヒメベニテングタケです。

関内さんから、傘とつぼだけが赤いはずなのに、間違えて柄まで赤く塗ってしまったという話を伺いましたが、そもそも私はまったく気付いていませんでした。

f0108133_6361128.jpgなお、右の写真は木彫り作品ではなくガラス製ですが、底の部分に日付が記入されていましたので、テングタケの仲間ということであわせてご紹介します。

ベニテングタケだと思いますが、市販のものなのか、手掛けられたものなのかは、伺うのを忘れてしまいました。

作品No.137 (1994/5/26): タマゴタケ [高さ19cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.147 (1994/6/23): ヒトヨタケ [高さ9.7cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.158 (1994/10/6): ヒメベニテングタケ [高さ7.8cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品?No.不明 (1995/4/7): ベニテングタケ [高さ5.8cm, ガラス製]


by at384 | 2012-05-12 07:27 | 菌類 | Comments(2)
関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の九回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

今回はまた素材の風合いを生かした作品をご紹介します。

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まずは大小のきのこが五つ並んだかわいらしい作品です。特定のきのこをかたどっているのではないかもしれませんが、形の感じからホンシメジということにしました。

この作品は彩色ではなく、ニス仕上げとなっています。

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こちらは制作時期が記載されていませんが、全体の雰囲気が上で紹介した作品と似ているので、合わせてホンシメジとして紹介します。

こちらは全体につやはあるようですが、ニス仕上げではなく、白木の作品となっているようです。

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こちらの作品は特定のきのこをかたどっているのではなく、バフンウニの殻を使って遊んでみたとのことで、楽しげな感じの作品となっています。

ちなみに、こちらはニス仕上げとなっているようです。

作品No.127 (1994/4/13): ホンシメジ? [幅15.7cm, 木製, ニス仕上げ]
作品No.不明 (制作時期不明): ホンシメジ? [高さ6cm, 木製]
作品No.134 (1994/5/14): 不特定 [高さ8.5cm, 木・バフンウニの殻, ニス仕上げ]


by at384 | 2012-05-09 00:03 | 菌類 | Comments(0)