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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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f0108133_23493275.jpg日曜日にいつもの八国山緑地に出かけたのですが、どうやらきのこの大発生は前の週だったようで、干からびたものや崩壊した残骸がそこかしこに転がっていて、お祭りの後のような侘しさがどことなく漂っていました。

とは言ってもそこはトトロの神通力、期待は裏切りません。 なかでも八国山の主とも言えるシロオニタケは見事なまでの可愛らしい姿で待っていてくれました。

やはりシロオニタケの可愛らしさは格別です。

[写真] シロオニタケ: 傘径約15cm



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by at384 | 2016-10-04 00:35 | 菌類 | Comments(0)
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深大寺一帯がきのこで埋め尽くされた日曜日は、ただ単にきのこが生えたというだけではなく、きのこの活動も盛んでした。

まずは深大寺脇の小型菌の宝庫となる一角に生えていた小さなノボリリュウタケで、見つけて近付いたところ、ぽわっと胞子を吹き出すのが見えたのです。 胞子を吹き出したとなれば、恒例の動画撮影をせずにはいられません。 こうして撮影したのが下の動画で、ほんの一瞬なのですが、息を吹きかけた直後、かすかに白っぽい胞子が吹き出しています。



その後、神代植物公園植物多様性センターを探索していると、ふと通りがかった樹の幹に生えていたコフキサルノコシカケから胞子が漂い出しているのを見つけました。 コフキサルノコシカケという名前にもある通り、きのこの周囲には胞子がこびりついて真っ茶色になっているくらいなので、吹いているのは想像に難くないのですが、実際に吹き出しているところを見たのは初めてでした。


[写真] ノボリリュウタケ: 長さ約1cm / コフキサルノコシカケ: 直径約20cm



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by at384 | 2016-09-27 00:48 | 菌類 | Comments(0)
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雨上がりでむっとするほど湿度が高かった日曜日、これは生えるに違いないと、またいつもの深大寺一帯に出かけました。

しかし予想は確かに当たったのですが、ここまで凄い状態だとは思いませんでした。 もはやきのこは探すまでもなく、周りを見回すだけで地面に、木の幹にと、そこいらじゅうに生えています。 一番目立っていたのはハリガネオチバタケやハナオチバタケで、落ち葉の積もった場所にはまんべんなく生えているといった状態。 おそらく今日この一帯に生えていたきのこの総数は軽く1万本は超え、5万本にすら達していたのではないでしょうか。

こんなに生えてしまって、この秋はもう出尽くしてしまったのではないかと心配にすらなってきます。

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[写真] 深大寺一帯のきのこたち



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by at384 | 2016-09-26 01:01 | 菌類 | Comments(2)

絶品なカニノツメ

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ここのところ神代植物公園内のウッドチップがすっかり消費し尽くされ、新たな供給がされていないこともあってか、いわゆる腹菌類の悪臭系きのこたちをあまり見かけなくなっています。

とくに以前は通る人が気味悪がるほど生えていたカニノツメは、すっかり見かけなくなっていたのですが、先週末ひさびさに形のよい個体を見つけることができました。

私たちが勝手に「きのこ通り」と呼んでいる、きのこが大量に発生する通路の一角に、まだ卵の状態のものが数個あって、そのうちの二つ並んだ卵の片方から出てきたばかりの若いカニノツメが、なんとも素敵な角度で、卵の外皮の裂けかたも絶妙な感じに生えています。

カニノツメは数を見ているぶん、すっかり好みが贅沢になってしまって、なかなか理想的な姿のものに出会えないのですが、この生え姿は今まで見たなかで最も秀逸と言えるでしょう。

[写真] カニノツメ: 高さ約3cm



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by at384 | 2016-09-22 14:20 | 菌類 | Comments(0)
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ここのところ週末になると乾燥続きか大雨か、または他の用事があるなどで、きのこと触れ合いに出かける時間が取れなかったのですが、先週末ようやっとその機会を得られ、いつもの深大寺一帯の探索に。

残念ながらテングタケやムラサキヤマドリタケなどの大物は機を逸している間に逃してしまい、比較的小型のものが中心だったものの、たまたまなのでしょうか、赤系や黄色系などの色味のきれいなきのこたちに多く出会うことができました。

ということで、この日見つけた彩り豊かなきのこたちを少しご紹介します。

上の写真はホウキタケの仲間でしょうか、神代植物公園内で最もきのこ密度の高い一角で見つけたもので、鮮やかというほどの色味ではないものの、後で写真を見て気付いた、その背後の落ち葉の下から覗いているエリマキツチグリと思われる卵が可愛らしい場面です。

f0108133_10241793.jpgこれは深大寺近くの広場の一角に生えていたズキンタケで、今までこの近辺でズキンタケはしばしば見られたものの、数本がまばらに生えていた程度で、これほどの群生は初めて出会いました。

いつもながら思うのですが、みんなでエイエイオーと拳固を振り上げているような姿が愉快です。

f0108133_10242445.jpgきのこではありませんが、深大寺近くのもっともジメジメした一角にいた粘菌です。 この辺りは何本もの丸太が転がっていて、きのこや粘菌の仲間がしばしば集っているのですが、ここでよく見る粘菌の仲間はもっぱらエダナシツノホコリで、この手の鮮やかな黄色の粘菌は初めて目にしました。

私のいい加減な知識では、この段階での同定はできませんが、雰囲気的にはそろそろ子実体を形成しようという感じで、もしもう少し時間が経てば正体が判ったかもしれません。

f0108133_10242994.jpg神代植物公園のよくベニタケの仲間を見かける一角にいた、おそらくニオコベニタケです。 このあたりのベニタケの仲間では最も多く見かけるものですが、目の前にチャワンタケの仲間が、背後にはクラガタノボリリュウタケと思われるきのこと、いろいろなきのこたちが寄り集まっている様子が、賑やかで楽しそうな光景でした。
f0108133_10243526.jpg神代植物公園の中型のきのこがよく生える一角で見かけたイグチの仲間です。 標本採集をしないこともあって、イグチの仲間は正直判別が苦手なのですが、外観から見てコウジタケでしょうか。

他にもイグチの仲間はたくさん生えていたのですが、ここのところの雨続きでどれもすっかりカビに覆われてしまい、イグチの仲間で無事だったのはこの種類と、同定できない小型のもの程度でした。

f0108133_10244191.jpg上の写真のホウキタケの仲間と同じ神代植物公園の一角にいたアカヤマタケの仲間です。 このきのこは数年前からこの一角を中心にしばしば姿を見かけるようになったのですが、年々棲息範囲を広げており、今ではすっかりこの一角の常連で安定して見られるようになっています。

これは全体的にかなり橙色がかっているのですが、この一角では全体に赤みが強いものや、確実にアカヤマタケと同定できるものが入り混じって生え、個体差なのか異種なのか判断が付きません。

f0108133_10244735.jpgこれも同じ一角に生えていたもので、このきのこも数年前に見かけるようになって以来、年々数を増やしてすっかりこの一角の常連となっています。

小型菌ながらも色が鮮やかでよく目立ち、少なくともこの一角では今や最大勢力となっているのですが、なぜかあまり図鑑で見かけないきのこなので、つい最近まで名前が判りませんでした。 ただ、名前が判った今でも見た目からは「ウラベニ」感が今ひとつ伝わって来ず、「ウラベニ」が名前に含まれるきのこが多いことも手伝って、名前を出す度にこの名前でよかったのか不安になって、検索して確認せずにはおられません。

f0108133_10245962.jpg神代植物公園の芝生の一角に生えていたもので、あまりに鮮やかな赤色と芝生の緑が補色となって遠くからでも目立ち、何だろうと思って近付いたところで見つけました。

特徴を考えるとベニナギナタタケなのかもしれませんが、もっと朱色から橙色に近いという印象があるので、とりあえずはナギナタタケの仲間という程度で留めておくのがよさそうです。
※ 追記:ベニセンコウタケというきのこだそうです。

この一帯は緑が多いとはいえ市街地には変わりなく、もう何年にもわたって探索し尽くして目新しいきのこなどないのではと思っていたのですが、まだまだ奥は深そうです。

f0108133_10251019.jpg深大寺境内の一角の、いろいろなきのこが入れ替わり立ち替わり生えてくる場所にいたもので、特徴から見てベニヒガサかもしれません。 コケの間から、小さくて真っ赤なきのこが点々と顔を出している姿が可愛らしい雰囲気です。

この日はその他にも様々なきのこたちが色々な場所に生えており、いよいよ秋のきのこの最盛期がやって来たという実感が湧いて来ました。

[写真] 深大寺一帯の菌のみなさん



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by at384 | 2016-09-22 13:48 | 菌類 | Comments(0)

いろいろ大発生

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ここのところの雨続きできのこの発生には最適な気候だったにもかかわらず、肝心の週末に大雨だったり多忙だったりと、なかなか時間が取れずにおりました。

そんななか、一昨日はようやっとその時間が取れたので、早速きのこを愛でに出かけます。 まずはきのこはきのこでも、キノコランプ、調布の多摩川河川敷で開催されていた「もみじ市」に出展されている、GreatMushroomingこと高野さんのブースへ。

f0108133_1654461.jpg地元の利を生かして一番乗りと思いきやものすごい人、人、人で会場入口は長蛇の列。 ようやっと入場するや、高野さんのブースを探しながら脇目も振らずまっしぐらに進んで行くと、紅白幕に囲まれたブースの中から「ヒトヨタケ」という声が。 ここだーっ、と突入するともう2〜3組の先客。 相変わらず大人気です。

しばしきのこ談義に子実体を咲かせた後、前日までの雨で芝生から顔を出した小さなきのこたちにご挨拶しつつ、いつもの深大寺に向かいました。

f0108133_1654937.jpg深大寺一帯は連日の雨できのこがお祭り状態。 残念ながらテングタケやムラサキヤマドリタケなどの大物はもう既に出終わってしまい、他のイグチもすっかりカビだらけにはなっていたものの、色とりどりの小型菌たちがあちこちに顔を出しています。

そんな色とりどりのきのこの話はまた別の記事で触れますが、それとは別に集団系のきのこも負けじと大発生していました。 深大寺境内には毎年現れるのですが、そこらじゅうの木の根元からナラタケモドキがまるで噴き出すように生えています。

f0108133_16525875.jpgそして境内の別の一角にはびっしりとイヌセンボンタケの大群がおしくらまんじゅうを。 イヌセンボンタケはこの一帯では毎年どこかで目にはしているのですが、イヌセンボンタケの名に恥じない、ここまでの大発生を見たのは久々で、しばし我を忘れて写真を撮りまくっていました。

久しぶりにきのこと触れ合い、大いに盛り上がりましたが、朝からもみじ市の人の大発生に始まり、大発生な一日でした。

[写真] イヌセンボンタケ: 傘径約5mm / 未同定: 傘径約5mm / ナラタケモドキ: 傘径2.5cm



PENTAX K-1 + LAOWA 15mm f/4 Wide Angle 1:1 Macro
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by at384 | 2016-09-19 18:05 | 菌類 | Comments(0)

奥入瀬渓流のきのこたち

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夏休みの旅行で白神山地できのこと巨大ナメクジに出遭ったあとは、出発点の弘前を再び経由して奥入瀬渓流へと移動しました。 幸いにも台風の大雨の峠は車中でやり過ごすことができ、酸ヶ湯温泉を過ぎる頃には小康状態に。 白神山地は猛暑で大変でしたが、台風との位置関係で空気が入れ替わったことと、標高も上がったのでかなり過ごしやすい気温になっていました。

そしてブナ林の間を走るなか、薄暗い中に見るからに自分がきのこなら思わず生えたくなるような光景が広がっているので、たまらず車を止めて周りを見回してみると、なんと止めた車の真横に純白で可憐な猛毒ちゃんが立っているではありませんか。

擬人化したり験担ぎをするわけではありませんが、きのこに歓迎されているときは往々にしてこんな感じで「お出迎えきのこ」が現れるので、翌日の奥入瀬渓流探索への期待が盛り上がります。

f0108133_16542877.jpg翌日は朝から再びの雨で出発は遅れたものの、奥入瀬渓流沿いの散策道を大小のきのことふれあいながら進んで行くと、ふと視線が行った目の前の落ち葉の間からきれいなカメムシタケがすっくと立っています。

普段は遠慮もあって冬虫夏草を見つけても掘ることまではしないのですが、これはあまり大げさに掘り返さずとも落ち葉が取り除けそうに思えたので、重なった落ち葉を丁寧に剥がして行くと、そう素直に生えてはいなかったものの、壊すことなくなんとか綺麗な状態で掘り出すことができました。

f0108133_1656487.jpgカメムシタケは撮影後、元の通り再び落ち葉の中に戻しましたが、その他にも巨大なエリマキツチグリやこれまた大きなツエタケなど大物にも出遭え、大いにきのこ探索を楽しめました。

帰りの時間もあったので後ろ髪を引かれつつも午前中で探索を終えましたが、またいつか訪れたくなる場所です。

f0108133_16494468.jpgそして八戸に向かう道すがら、前回青森を訪れた際にはまだ未完成で見られなかった十和田市現代美術館前の草間彌生さんのきのこに立ち寄り、八戸から新幹線で帰りました。

[写真] ドクツルタケ: 傘径約2.5cm / カメムシタケ: 長さ約4cm



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PENTAX K-1 + LAOWA 15mm f/4 Wide Angle 1:1 Macro
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by at384 | 2016-08-28 17:05 | 菌類 | Comments(0)
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夏休みの旅行で白神山地に行ってみようということになり、弘前〜白神山地〜奥入瀬渓流〜八戸という、青森県横断の旅程で出かけました。 あいにく台風11号の来襲ともろに重なってしまいましたが、大雨に遭ったのは移動中のみで、運良く外に出ている間はあまり雨に降られることなくすみました。

当然のことながら白神山地にはきのこに会いに行ったのですが、初めての訪問でよくわからないこともあり、白神山地と言ってもほんの入口の暗門大橋周辺の散策路のみです。 そして山地と名が付くぐらいだからさほど暑くないと高を括って出かけたところ、台風の影響もあってとんでもない高温多湿状態となり、恥ずかしいことに散策路を一周して早々に引き上げるという体たらくとなりました。

f0108133_1492171.jpgそんな状態でしたので、視野の隅々までくまなくきのこを探すこともできず、目立った大物のみという結果とはなりましたが、その中ではヒメベニテングタケに出会えたのが何よりの幸運でした。

他には時期的なものなのでしょう、色の濃淡さまざまなチチタケがあちこちで目に付き、世界自然遺産なので当然採集することはできませんが、栃木県民ならさぞかし大喜びしそうな光景でした。

f0108133_1491687.jpgなにより世界自然遺産の奥の深さを感じたのは、残念ながらきのこではなく、散策路に入って早々出遭ったヤマナメクジと思われる巨大なナメクジでした。 写真では判りにくいのですが、おそらく体長20センチはあるものと思われます。

ナメクジには庭の野菜を散々食い荒らされており、正直見るのも不快なのですが、このヤマナメクジの悠々と滑るように前進する姿はどこか山の神ともいうべき高貴さを放っているようで、気持ち悪いと目を背けるより思わず引き込まれてしまいました。

[写真] ヒメベニテングタケ: 傘径約2.5cm / チチタケ: 傘径約3cm / ヤマナメクジ: 体長約20cm



PENTAX K-1 + LAOWA 15mm f/4 Wide Angle 1:1 Macro
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by at384 | 2016-08-28 14:58 | 菌類 | Comments(0)
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今年は何かと多忙で、きのこに会いに行けないのですが、その合間をぬって「博物ふぇすてぃばる!」に出かけ、会場できのこ狩りをしてきました。

いろいろあった中で、購入したのがkinoko-monoさんのキヌガサタケのピンバッジと、地衣類のヤマトフクロゴケのピンバッジです。 地衣類は以前に妻が編みぐるみでも手掛けており、最近その魅力にとりつかれ初めているので、まさにツボを突いたものでした。

[写真] kinoko-monoさんのピンバッジ: キヌガサタケとヤマトフクロゴケ



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by at384 | 2016-07-24 00:31 | 菌類 | Comments(0)
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生き物の話から逸れてしまうのですが、写真機用の一風変わったレンズを導入しました。 LAOWA(老蛙) の超広角等倍マクロで、いわゆる中華レンズなどと言われているもののひとつです。

この手のレンズには国産のレンズ製造会社ではあまりやりたがらない、常軌を逸したというと失礼ですが、かなりぶっ飛んだ設計思想を持ったものがあり、このレンズもその一種といえるでしょう。

通常だとマクロレンズは焦点距離が短くても50mm程度で、60mm〜180mmというのが相場のようです。 もちろんそれにはワケがあるのですが、きのこを主に撮っている個人的な好みから言えば、このあたりの焦点距離では画角がまるで虫眼鏡を覗き込んでいるようで、窮屈に思えてしかたありません。

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絵としてはきのこの視点、もしくはきのこを見上げる虫や小動物の視点で捉えたようなものが好きで、そのためにマクロではないので寄れないのは承知で可能な限り広角の21mmのレンズを主に使用し、どうしても被写体が小さく寄りたい時は35mmのマクロレンズを使っていましたが、これはAPS-Cサイズ用のレンズのため、35mm換算では1.5倍の焦点距離に相当してしまいます。 つまり決して画角は広くないということです。

今年、ペンタックスからようやっと35mmフルフレームの写真機が出て、画角的にはより広く撮れるようになったものの、これらのAPS-C用レンズでは、21mmは完全に周囲がケラれてしまい、35mmマクロは周辺光量落ちで済むものの、やはり周囲の画質低下は否めません。

といった経緯があり、キワモノ的な15mm超広角等倍マクロに関心を寄せていたところ、こんな作例こんな作例を見つけてしまいました。 作例に映し出された世界はまさに不思議の国のアリス状態。 これこそ求めていたものではありませんかということで、機能的にはいろいろと不便があることは承知で手を出してしまいました。

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機能としてはマウントこそKマウント用が用意されているものの電気接点も自動絞り機構も無いためにマニュアルでしか撮影できず、絞りリングにクリック感が無いためうっかり触ると絞りが変わってしまうくせにピントリングの位置が妙に手前の奥まったところにあって非常に不便です。 ただ、昨今の写真機の便利な撮影補助機能のおかげで、実際使ってみると思ったほどは手間取らず、テンポよく撮影が行えます。

画質的には色ノリや解像性もよく、何よりこの強烈な個性がたまりません。 注意点としてはワーキングディスタンスが非常に短いため、気を付けないとレンズ自身が影を作ってしまうことでしょうか(上から二番目の写真)。 本来なら早速きのこを撮りに行きたいところなのですが、あいにくの大雨なので室内の木彫りきのこで試し撮りしています。

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ちなみにこのレンズはシフト機構まで付いているのですが、フルフレームではケラれてしまうことと、面倒臭いので多分使うことは無いでしょう。 なお、嬉しいことにこれだけ超広角であるにもかかわらず前玉が飛び出しておらず、フィルターの装着が可能なので、レンズ先端を草や落ち葉に突っ込んで汚すことの多い私は保護フィルターを付けました。

[写真] 関内さんの木彫りきのこ作品 / キュウリの苗



PENTAX K-1 + LAOWA 15mm f/4 Wide Angle 1:1 Macro

by at384 | 2016-07-09 11:55 | 非生物 | Comments(0)