写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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キイロテントウが大活躍

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今年はキュウリがモザイク病にやられて全滅してしまい、七月に入って種から再度育て始めたのですが、それもなんだか怪しい感じになっています。

f0108133_17132674.jpgなんとか収穫は出来ているのですが、とくに地植えにしている株が全体にすっかりウドン粉病にかかってしまい、うち一株はすっかり駄目になって抜いてしまいました。 抜いた株の根を見るとコブだらけで、ネコブセンチュウにやられまくっていることがうかがわれます。

連作障害を避けるべく植える場所は気を付けていたのですが、もはや場所の問題ではないようで、何らかの対策を打たねばなりません。

f0108133_1775712.jpgそんなひどい状況のなかではありますが、救世主も現れました。 妻がなにやらキュウリの葉にウリキンウワバとは異なる幼虫らしきものが大量に発生しているのを見つけ、形がテントウムシの幼虫のようだと言ってきました。

見るとキイロテントウの幼虫で、成虫の姿も葉のあちこちに見られます。 困りもののウドン粉病の菌を一心不乱に食ってくれている頼もしい味方ではあるのですが、この小ささではさすがにウドン粉病を完全に駆逐するのは不可能でしょう。

キイロテントウにとってはまるでお菓子の家にでも住んでいるようで、まさに天国なのですが、よくよく考えるとキイロテントウが寄ってくる以前にウドン粉病が発生しないほうが遥かにましなわけで、この状況を喜んでよいのか、どうも複雑な気分ではあります。

[写真] キイロテントウ: 体長約3mm



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by at384 | 2016-09-11 17:49 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)

かっこいいオニグモ

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昨日の朝、プランターのキュウリやゴーヤーへの水やり前にひと通り様子を見ていると、キュウリの葉の裏に何やら黒っぽい塊が。 逃げられないようにそおっと近付くと、大きなクモが休んでいました。

f0108133_16194337.jpg少し前に妻がアシダカグモらしき姿を見て、私もその脱皮跡を見つけたばかりだったので、ついに見つけたと一瞬沸いたのですが、そもそもいる場所が違いますし、形も角ばってゴツそうな感じです。 休んでいるところを起こさないようにしながら、観察しやすいようキュウリの葉を裏返して仔細に見てみると、やはりアシダカグモとはまったく異なる姿で、腹部が三角形をしているところからオニグモの仲間でしょう。

いつの間にこんなに大きなクモが棲み付いていたのか以外ではありましたが、困ったことに害虫には事欠かない我が家の庭です。 気が付くと葉や茎が齧られて糞が落ちているというのが日常茶飯事の割には、害虫の姿を見ることが少なく、実際キュウリの葉の上でアリグモがウリキンウワバの幼虫をむしゃむしゃ喰っていたり、アシナガバチが青虫を団子にして持ち去る姿も見ています。

f0108133_16194840.jpgそんな感じに豊富な害虫を糧にして大きく育っていたのかもしれません。 そういえば今年はトウモロコシを植えていたせいか、妙にイナゴやオンブバッタが多く、食べ応えのありそうな餌に恵まれているようです。

そんなことを考えながらオニグモらしきクモを観察していたのですが、熟睡しているのか(クモが熟睡などするのかは知りませんが)、まったく動き出す気配がありません。 そのため私もついつい調子に乗ってつっついたりしていると、さすがに目を覚ましたのか動き出し、いかにも「あーうるさいっ!」という様子でこちらを睨み付けて別の葉に移って行き、そこでまた脚を畳んで寝てしまいました。

[写真] オニグモ?: 体長約2cm



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by at384 | 2016-09-11 17:00 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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最近、ゴーヤーのつるやトウモロコシの葉などの上に、ゴミ屑にまみれた小さな虫がよちよち歩いているのをしばしば見かけます。

葉や茎をかじることなくひたすら歩き回っているようなので、おそらく害虫ではなろうと思って放置していたのですが、妻が調べてくれて、クサカゲロウの幼虫であることがわかりました。 クサカゲロウは成虫や、卵のウドンゲはたまに見かけるのですが、幼虫にこんな習性があるとは知りませんでした。

おそらく擬態なのでしょうが、どうみても逆に目立っています。

ここのところ、害虫やらウィルスやらにやられっぱなしの状態ですが、天敵もしっかり働いてくれているようで何よりです。 といっても、その食料がいるからこそ天敵がいるわけで、手放しで喜べるわけではないのですが。

[写真] クサカゲロウの幼虫: 体長約2mm



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by at384 | 2016-07-02 11:34 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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二週間ほど前に庭中にきのこが出てきた話を書いたのですが、先日、同じきのこがさらに大量に生えてきました。

まさに足の踏み場もないほどで、華奢なきのこが微風にふるふると揺れている様はなんとも言えない光景でした。

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[写真] ヒトヨタケの仲間: 傘系約1cm



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by at384 | 2016-06-27 00:09 | 菌類 | Comments(0)

庭にきのこが続々と

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六月初旬に庭にきのこ様御一行が降臨した話を書いたのですが、今週の中ごろ、夜間に降った雨が上がった翌朝に庭を見ると、またしても前と同じヒトヨタケの仲間の小さなきのこが庭じゅうに生えていました。

f0108133_10132451.jpg今年は粘土質の固くて水はけの悪い庭土を土壌改良するために大量の腐葉土を投入したのですが、きのこの皆さんはどうやらその腐葉土に付いてきたか、腐葉土に降臨したかしたようです。 追肥の際に土寄せをしたところ、土の中から出てきた真っ黒に熟成した落ち葉に、白い糸状の菌糸がびっしりと絡まっていました。

まだまだ梅雨はこれからが本番ですので、当分はこの小さなきのこが楽しめそうです。

[写真] ヒトヨタケの仲間: 傘径約1cm



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by at384 | 2016-06-12 10:32 | 菌類 | Comments(0)

きのこ様御一行が降臨

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f0108133_1064795.jpg蒸し蒸しとして不快な季節になりつつありますが、ここ数日我が家の庭ではあちこちからきのこが顔を出すようになりました。

数時間で消えて無くなってしまうのですが、それでも昨日の朝には十本以上は生えており、土の間からまだ次々と頭が見えているので、ここ数日の延数では二〜三十本は出ていると思われます。

f0108133_1063520.jpg外見的な特徴はヒトヨタケの仲間で、この種類は微妙な違いが多く同定が難しいのですが、クズヒトヨタケでしょうか。 にしては背が高く傘も比較的平滑で柄もややざらついているので、やや小さすぎるようにも追われますが、小さめのザラエノヒトヨタケかもしれません。

連休の終わり頃にたまたま買った鉢植えにハタケチャダイゴケが発生しており、庭に移植したというのはありましたが、今度は自主的に生えてくれています。

f0108133_106415.jpg昨年までは全く生えないというわけではなかったのですが、これほど大量に生えたことはありませんでした。

我が家の玄関前には少しずつきのこの置物が増えつつあるので、鳥島のアホウドリではありませんが、それに誘われてくるようになったのでしょうか。 というのは非科学的だとして、今年は土壌改良のために庭に大量の腐葉土を入れたので、そこにいたのかも知れません。

いずれにせよ、わざわざ出掛けずともきのこのほうから来てもらえるのは大歓迎なので、きのこの種類も増えてくれると楽しくてよいです。

我が家の庭の植生からすると菌根菌は難しそうなので、腐生菌でカラカサタケの仲間とか、スッポンタケの仲間とか、アカカゴタケの仲間とか、ホコリタケの仲間とか、ヒメツチグリの仲間とか、そんなあたりが来てくれないかと、ひそかにきのこ向けの環境作りも考えてはいます。

[写真] クズヒトヨタケ?: 傘系約1cm



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by at384 | 2016-05-29 10:44 | 菌類 | Comments(0)
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以前我が家では鉢植えでランタナを育てていたのですが、数年間に枯らしてしまい、しばらく縁が切れていました。

またいつか育てたいと思っていたものの気に入った株がなく、機会があれば探していたところ、たまたま神代植物公園の売店で可愛らしいランタナの寄せ植えを見つけて購入したのですが、持ち帰って植え替えようとしたところ、鉢の中から予期せぬ意外なものが。

f0108133_20251714.jpgなんと鉢の土の上にハタケチャダイゴケが、しかもちゃんとペリジオールがたっぷり入った状態で生えていたのです。

早速生えている周囲の土ごと取り出し、庭のキンモクセイの日陰になっている居心地良さそうな一角に移植しました。

うまく定着してくれると楽しくてよいのですが、今のところあまりよい栄養源がないので、ウッドチップでも敷こうかとも考えています。

[写真] ハタケチャダイゴケ: 直径約5mm



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by at384 | 2016-05-08 20:56 | 菌類 | Comments(0)

庭からチャワンタケ

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先週末、庭の植木を移動している際に転がり出た土の塊に、こんなものを見つけました。 朱鷺色をした、極めて小さなチャワンタケの仲間です。

とりあえず写真だけ撮って、土の塊ごと庭の隅の陽当たりの悪い場所に埋めておいたのですが、自分でもその後どこにいったかわからなくなってしまいました。 いつの日か再会というのは難しいかもしれません。

[写真] チャワンタケの仲間: 直径約2mm



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by at384 | 2014-06-29 07:49 | 菌類 | Comments(0)

天敵王者テンキング

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前回、我が家のささやかな菜園を荒し回る、害虫王者ガイキングをやったので、そのノリで今度は天敵王者テンキングなどやってみようと思います。

f0108133_003180.jpg[クモ類]
鋏角亜門クモ上綱クモ綱クモ亜綱クモ目
攻撃力 ★★★★☆ 〜 自分より大きな獲物もいける
行動力 ★★☆☆☆ 〜 どちらかといえば待ち伏せ型
集中力 ★★☆☆☆ 〜 数は多いが食べるのが遅い
知力  ★★★★☆ 〜 あの手この手を駆使する作戦巧者
獲物:地上のムシ全般
必殺技:糸ぐるぐる

網を張るものは蛾などの飛ぶ虫、歩き回るものはハダニなどのムシを捕まえてくれるのを期待しています。 今一つ貪欲さに欠けるようには思いますが、種類と数はとても多いので、目立たないところで活躍してくれているかもしれません。 ただ、我が家の害虫王者ネキリムシの成虫カブラヤガにも有効なのですが、あまり目立つところに網を張られると、立ち退いていただくしかないのがもどかしいところです。

f0108133_003934.jpg[クサカゲロウ(幼虫)]
昆虫綱有翅昆虫亜綱脈翅目脈翅亜目クサカゲロウ科
攻撃力 ★★★★☆ 〜 ガシガシ喰いまくる
行動力 ★★★★☆ 〜 獲物を探してせっせと歩き回る
集中力 ★★★☆☆ 〜 大食いだが数が多くない
知力  ★★☆☆☆ 〜 行き当たりばったり
獲物:アブラムシ
必殺技:強力なあご

葉から葉へ、枝から枝へと足早に歩き回りながら、目の前にいるアブラムシを一網打尽にする、たいへん頼もしいやつで、実際たった一匹でオカワカメについたアブラムシを全部食い尽くしてくれました。 ただ残念なのがやみくもに歩き回っているようにしか見えず、すぐそばにアブラムシのいる枝があっても、そちらに行くかどうかは時の運にしか思えないところです。 さらには幼虫の期間は短く、すぐにいなくなってしまううえ、卵(ウドンゲ)も害虫のものに較べると圧倒的に数が少なく、探して連れてくるのも難しいのが残念です。

f0108133_005812.jpg[アシナガバチ]
昆虫綱膜翅目細腰亜目スズメバチ上科スズメバチ科アシナガバチ亜科
攻撃力 ★★★★★ 〜 極めて攻撃的
行動力 ★★★★★ 〜 広範囲を飛び回る
集中力 ★☆☆☆☆ 〜 連続攻撃しない
知力  ★★★★☆ 〜 隠れていると見つけられない
獲物:アオムシ、ケムシ
必殺技:肉団子

作物の大害虫であるアオムシやケムシの類いを肉団子にして食べてくれるうえ、スズメバチのように積極的に攻撃してくることはないので、とてもありがたい天敵です。 ただ、獲物を食べまくるという感じではないうえ、運よく巣が近くにないとなかなか来てくれず、誘致するのも困難なので、効率が悪いのが残念です。 しかも隠れているムシを探すのは苦手なようで、葉を糸でとじ合わせるベニフキノメイガや土にもぐるネキリムシには有効でないのがさらに残念です。

f0108133_014920.jpg[テントウムシ(幼虫)]
昆虫綱コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ上科テントウムシ科
攻撃力 ★★★★☆ 〜 ガシガシ喰いまくる
行動力 ★★★☆☆ 〜 獲物を探して歩き回る
集中力 ★★★★☆ 〜 かなり大食いで数も多い
知力  ★☆☆☆☆ 〜 かなり残念な感じ
獲物:アブラムシ
必殺技:食欲

クサカゲロウの幼虫ほどの移動速度はないのですが、胸のすくような喰いっぷりでアブラムシを駆除してくれます。 しかも意外と見つけやすいので手軽に誘致でき、幼虫のうちは飛んでいかないので便利です。 ただクサカゲロウの幼虫と同様、やみくもに歩き回るだけで、アブラムシに遭遇するのは時の運というのが、見ていてもどかしいものがあります。 それでも天敵の代名詞のように言われるだけあってその効果は大きなもので、しかも幼虫だけでなく成虫もそれ以上の活躍なのですが。。。

f0108133_014048.jpg[テントウムシ(成虫)]
昆虫綱コウチュウ目カブトムシ亜目ヒラタムシ上科テントウムシ科
攻撃力 ★★★★☆ 〜 ガシガシ喰いまくる
行動力 ★★★★☆ 〜 歩き回り飛び回る
集中力 ★★★☆☆ 〜 大食いだがすぐ飛んで行ってしまう
知力  ★☆☆☆☆ 〜 かなり残念な感じ
獲物:アブラムシ
必殺技:食欲

幼虫と並んでアブラムシの天敵として有名なだけあって、その食欲は幼虫をしのぐものがあります。 よく目立つので探して連れてくるのも容易なのですが、おつむの出来は幼虫時代そのままで、相変わらずやみくもに歩き回り、アブラムシに遭遇するのは時の運というのが残念です。 さらに悪いことに、歩き回っているうちに枝のてっぺんに来てしまうと、本能的にかそこで羽を開いて飛んで行ってしまうため、効果が長続きしません。

f0108133_004994.jpg[カマキリ]
昆虫綱カマキリ目カマキリ科
攻撃力 ★★★★★ 〜 動くものは仲間でも襲う
行動力 ★★★☆☆ 〜 どちらかと言えば待ち伏せ型
集中力 ★★★☆☆ 〜 大食いではないが来るものは拒まず
知力  ★★★★☆ 〜 隠れていると見つけられない
獲物:動くものなら何でも
必殺技:強力なカマ

一度に大量にふ化するため意外なほどよく見かけ、かなりひんぱんに獲物を貪り喰っている場面を見かけます。 ただ基本的に待ち伏せ型で、歩き回って探し出して喰いまくるというわけではないので、害虫を駆逐するというよりは、あまり増えないように防除するというのが役どころのように思います。 獰猛な性質のわりには、偽瞳孔のおかげで愛嬌のある表情が楽しいのですが、動くものは何でも襲うほどの攻撃力で、テントウムシなどの天敵すらも食べてしまうのがもどかしいところです。

ということで我が家の庭に現れる害虫の天敵を挙げてみましたが、どれも決定力が今一つということで、天敵王者テンキングは該当なしとします。 そもそも天敵が害虫の勢力を上回っている状態では生態系が持たないわけで、いたしかたないのでしょう。

それにしても、我が家の害虫王者ネキリムシを土の中からほじくり出して食べてくれたり、糸で閉じ合わされた葉をこじ開けてベニフキノメイガの幼虫を食べてくれるような天敵は いないものでしょうか。

[写真] 被写体: 我が家の益虫いろいろ




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by at384 | 2013-08-24 11:14 | 昆虫・節足動物 | Comments(2)

害虫王者ガイキング2013

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もう何年も前からバジルをはじめ、諸々の野菜作りに手を出してきましたが、その一方でそれらの野菜にあれこれと被害を及ぼす害虫との、正直まったく嬉しくないお付き合いもさんざん経験してきました。

昨年まではベランダで育てていたためか、相手の種類も多くありませんでしたが、今年は露地植えにしていることもあって一気に相手が増えてしまい、地上で最も繁栄を誇る一族の威力を思い知らされて、少々気力も萎え気味になってすらいます。

そこで半分やけくそ気味に、我が家のささやかな菜園を襲った歴代の害虫(昆虫以外も含む広義のムシ)の困った実力を当世のゲーム風に分析して害虫王者ガイキングを決定し、憂さ晴らしでもしてみようと思い立ちました。 ちなみに私はゲームの類いにきわめて疎く、「ゲーム風」といってもよくわかっていませんので、そのへんは大目に見てください。

それでは、害虫王者の候補を季節の早い順に紹介しましょう。

f0108133_14242057.jpg[ハダニ]
クモ綱ダニ目ケダニ亜目ハダニ上科
破壊力 ★★★☆☆ 〜 苗の時期は致命的な被害になる
集団力 ★★★☆☆ 〜 気がつくと大量にいる
持続力 ★★★☆☆ 〜 発生時期が長い
防御力 ★★☆☆☆ 〜 極小でしかも葉の裏側にいる
必殺技:特になし
弱点: 水がきわめて苦手

五月頃の雨の少ない時期に、バジルの葉の裏側に発生して葉に白い点々を作り、まだ小さい株を枯死させたことすらありました。 ただし水が大の苦手なため、葉水や雨ざらしで簡単に防げてしまうので、今となってはもうあまり恐くはありません。

f0108133_14434915.jpg[アブラムシ]
昆虫綱有翅亜綱カメムシ目腹吻亜目アブラムシ上科
破壊力 ★★☆☆☆ 〜 株を枯らすほどにはならない
集団力 ★★★★★ 〜 猛烈な繁殖力
持続力 ★★★★★ 〜 真冬以外はいつでも現れる
防御力 ★☆☆☆☆ 〜 動きが鈍いので簡単につぶせる
必殺技:単為生殖、アリの利用
弱点: 天敵に人気

農薬を使わない限り完全防除は不可能で、大量発生してしまったら正直お手上げなので、我が家としては「アブラムシの付きやすい物は植えない」というきわめて消極的な対策で逃げています。 ただ、発生しても株を枯らすほどの被害は出ないので、見つけたら地味に手で捕まえているのが現状です。

f0108133_14591215.jpg[ヨコバイの仲間]
昆虫綱カメムシ目頸吻亜目セミ型下目ツノゼミ上科
破壊力 ★☆☆☆☆ 〜 葉が汚くなって腹立たしい程度
集団力 ★★☆☆☆ 〜 繁殖はしないが数は意外に多い
持続力 ★★☆☆☆ 〜 真夏になるとあまり見ない
防御力 ★★★★☆ 〜 飛んで逃げる
必殺技:瞬発力を活かした逃げ足
弱点: 警戒心がない

オレガノ、タイム、セージの葉に白い傷を点々と付け、株こそ枯らさないものの、飛んで来ては飛んで逃げるために正直打つ手がほとんどなく、腹立たしい虫です。

f0108133_15261035.jpg[ベニフキノメイガ(幼虫)]
昆虫綱チョウ目二門亜目メイガ上科ツトガ科ノメイガ亜科
破壊力 ★★★★☆ 〜 タイムを何度も枯らされた
集団力 ★★★☆☆ 〜 捕っても捕っても現れる
持続力 ★★★☆☆ 〜 発生時期に幅がある
防御力 ★★★☆☆ 〜 アオムシらしからぬすばしっこさ
必殺技:いざとなると葉から飛び出して逃げる
弱点: 糸を張るので水をまくとよく目立つ

シソ科の植物を好んで襲撃するという、我が家に喧嘩を売っているとしか思えぬイヤなやつです。 しかも最初は極めて小さいためになかなか見つけられず、気付いたときには新芽がボロボロ、捕まえようとするとスススッと葉の間に逃げ込み、追いつめたと思うと株からぴょんと飛び降りるという妙にすばしっこいところがなおさら腹立たしい奴です。

f0108133_1554151.jpg[ネキリムシ(カブラヤガ幼虫)]
昆虫綱チョウ目ヤガ科モンヤガ亜科
破壊力 ★★★★★ 〜 根元からポッキリやられる
集団力 ★★★☆☆ 〜 単独行動だが数は多い
持続力 ★★★☆☆ 〜 発生時期に幅がある
防御力 ★★★★★ 〜 昼間は土の中に隠れている
必殺技:茎ごと丸かじり
弱点: 動きが鈍い

カモミールは全滅させられ、固いシシトウやシソの茎も根元から喰い切って株ごと一発でダメにする、恐るべき奴らです。 しかもここまで大胆な荒らしかたをするくせに、目立つ昼間はコソコソと土の中に隠れるという卑怯な習性で、そのためか見た目まで醜悪に感じられます。

f0108133_1614149.jpg[アザミウマ]
昆虫綱アザミウマ目
破壊力 ★★★★★ 〜 株全体が使い物にならなくなる
集団力 ★★★★★ 〜 大発生する
持続力 ★☆☆☆☆ 〜 夏後半に限定される
防御力 ★★★☆☆ 〜 極小で飛び跳ねて逃げる
必殺技:汚しまくり
弱点: 困ったことに、なし

じつはここしばらく姿を見ていないので、被害からは遠ざかっているのですが、一旦発生するととにかく小さいわ、跳ね回るわで捕まえられないうえ、汁を吸われた痕が白っぽくなり、それが株全体に拡がって使い物にならなくなるという、甚大な被害を及ぼします。 発生すると手の付けようがないので、これからの時期は戦々恐々です。

以上、長々と書いてきましたが、わざわざ戦力分析などするまでもなく、やはり何といっても今年最大の被害を及ぼしているのは、やはりネキリムシでしょう。 カモミール全滅の恨みは深いものがあります。

というわけで、映えある今年の害虫王者ガイキングは、文句なしでカブラヤガの幼虫(ネキリムシ)に決定です。

なお、このノリで今度は天敵王者テンキングもやろうかと。。。

[写真] 被写体: 我が家の害虫いろいろ




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by at384 | 2013-08-18 16:40 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)