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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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<   2016年 09月 ( 12 )   > この月の画像一覧

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深大寺一帯がきのこで埋め尽くされた日曜日は、ただ単にきのこが生えたというだけではなく、きのこの活動も盛んでした。

まずは深大寺脇の小型菌の宝庫となる一角に生えていた小さなノボリリュウタケで、見つけて近付いたところ、ぽわっと胞子を吹き出すのが見えたのです。 胞子を吹き出したとなれば、恒例の動画撮影をせずにはいられません。 こうして撮影したのが下の動画で、ほんの一瞬なのですが、息を吹きかけた直後、かすかに白っぽい胞子が吹き出しています。



その後、神代植物公園植物多様性センターを探索していると、ふと通りがかった樹の幹に生えていたコフキサルノコシカケから胞子が漂い出しているのを見つけました。 コフキサルノコシカケという名前にもある通り、きのこの周囲には胞子がこびりついて真っ茶色になっているくらいなので、吹いているのは想像に難くないのですが、実際に吹き出しているところを見たのは初めてでした。


[写真] ノボリリュウタケ: 長さ約1cm / コフキサルノコシカケ: 直径約20cm



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by at384 | 2016-09-27 00:48 | 菌類 | Comments(0)
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雨上がりでむっとするほど湿度が高かった日曜日、これは生えるに違いないと、またいつもの深大寺一帯に出かけました。

しかし予想は確かに当たったのですが、ここまで凄い状態だとは思いませんでした。 もはやきのこは探すまでもなく、周りを見回すだけで地面に、木の幹にと、そこいらじゅうに生えています。 一番目立っていたのはハリガネオチバタケやハナオチバタケで、落ち葉の積もった場所にはまんべんなく生えているといった状態。 おそらく今日この一帯に生えていたきのこの総数は軽く1万本は超え、5万本にすら達していたのではないでしょうか。

こんなに生えてしまって、この秋はもう出尽くしてしまったのではないかと心配にすらなってきます。

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[写真] 深大寺一帯のきのこたち



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by at384 | 2016-09-26 01:01 | 菌類 | Comments(2)
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f0108133_220164.jpg先日、秋のラズベリーは出来が今ひとつのような話を書きましたが、先週の雨続きのあとで週末にラズベリーの出来具合を見たところ、これまであまり数多くは熟していなかった実が、大量に赤く色付いていました。

確かに長雨のためか途中で腐ってしまった実も少なくはないようでしたが、今まではぽつりぽつりとだったものが、ここに来て一気に熟したようです。 よく見るとまだまだこれから熟して来そうな実も結構残っており、出来が今ひとつという見方は変えたほうがよいかもしれません。

f0108133_2202683.jpgちなみに収穫した実を食べたところ、甘みも今までより格段に増しており、量だけでなく質も上がっています。 ただ、実の大きさは初夏のものと較べると小粒になっている気はしますので、その点はまったく同等ではありません。

これが秋にできるからなのか、育て方で改善できるものなのか、今のところはまだわかりませんが、今年育てている中で、ラズベリーの習性がなんとなく把握できてきたので、来年は夏場の管理の仕方を変えてみようと思います。

[写真] ラズベリーの実: 直径約1cm



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by at384 | 2016-09-25 22:51 | 植物 | Comments(0)
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庭のラズベリーがじつは二季なりの品種で、八月の末頃にまた花芽が現れたという話を書きましたが、その後ゆっくりと果実が成長し、九月の中旬頃から少しずつ熟して収穫できています。

ただ、気候のためか、株が疲れているためか、それとも肥料が足りないのか、原因はわかりませんが、初夏にできた実と較べると歩留まりが悪く、熟したものも小さく粒が少ないようです。 気のせいか、甘みも今ひとつに感じられてなりません。

長雨で熟した実が腐ったり、粒が落ちてしまったりという原因もあるのかもしれませんが、二季なりとは言ってもそう欲張るものではないのでしょう。

ちなみに今年ラズベリーを育てていて気付いたことが一つあります。 真夏にあまりに草丈が伸びてしまったために、一番背の高い株の幹を二メートルほどの所で切ってしまったのですが、その後伸びて来た脇芽が育った枝にも花芽が大量に付いていました。

ということは、初夏の収穫量を増やす目的とやらで、冬に入る前に翌年の結果母枝を一メートルほどの高さで剪定しているのですが、夏に伸びて来た幹も見苦しいほどだらしなく伸ばさず、一メートルくらいで切り詰めてみても伸びた側枝に花芽が付き、実の出来具合がよくなるのかもしれません。

これは来年の課題としましょう。

[写真] ラズベリーの実: 直径約1cm



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by at384 | 2016-09-22 17:06 | 植物 | Comments(0)
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春先に植木鉢に埋めておいた地下茎から発芽したオカワカメは、植え替えせずにそのまま育てた結果、夏が終わってみれば草丈は4メートル以上になり、見事なまでにボーボーに茂っていました。

上の写真の向かって右側の一群がオカワカメで、これでも二階に達して物干し台に巻き付き始めたので上のほうのつるを切り落とした後のものです。 摘心を途中で怠って二階に達してから慌てて剪定したために、上ばかりに偏って茂ってしまいましたが、たっぷりと茂った葉は野菜が高値だったこの夏、葉物野菜として重宝しました。

f0108133_15242691.jpg写真だけ見ると緑のカーテンに占める面積としては僅かなように見えるのですが、20リットルの大型プランター二つに植わっているゴーヤーに対し、オカワカメは30センチ程度の植木鉢で、しかもその鉢はすり鉢のように下が直線的にすぼまっていて土の量は僅かしかありません。

そこから生えた4〜5株のオカワカメがこのような状態になっているのですから驚きです。 野菜作りでよく聞くのが、土の上と下の体積はほぼ同じなので、鉢が小さいと草丈も伸びず収穫量が少ないという話ですが、オカワカメに関してはあまり当てはまっていないように思われます。

違いがあるとすれば、地植えや大きめのプランターで育てていた時は節々にできていたむかごができていなかったり、新しい地下茎が増えていないといった点でしょう。 ただ、オカワカメのむかごは食べても大して美味しくなく、積極的に株を増やすつもりでもなければ、あまり問題ではないと考えます。

そういえば、晩秋にオカワカメの地下茎を掘り起こしてみたとき、地下茎から伸びている根が非常に細く短くて少ないように思いました。 短いのは根が細いために切れてしまったものと思っていたのですが、本当に根が少ないのかもしれません。

こう考えると、葉の収穫だけを考える限り、オカワカメの栽培には大きなプランターは不要なのかもしれません。 プランターで育てたい野菜はオカワカメ以外にいろいろあり、置き場所や費用的な点も限度があるので、この様子なら来年もオカワカメは植木鉢で育ててみようと思います。

[写真] オカワカメ: 草丈約4m



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by at384 | 2016-09-22 16:26 | 植物 | Comments(0)

絶品なカニノツメ

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ここのところ神代植物公園内のウッドチップがすっかり消費し尽くされ、新たな供給がされていないこともあってか、いわゆる腹菌類の悪臭系きのこたちをあまり見かけなくなっています。

とくに以前は通る人が気味悪がるほど生えていたカニノツメは、すっかり見かけなくなっていたのですが、先週末ひさびさに形のよい個体を見つけることができました。

私たちが勝手に「きのこ通り」と呼んでいる、きのこが大量に発生する通路の一角に、まだ卵の状態のものが数個あって、そのうちの二つ並んだ卵の片方から出てきたばかりの若いカニノツメが、なんとも素敵な角度で、卵の外皮の裂けかたも絶妙な感じに生えています。

カニノツメは数を見ているぶん、すっかり好みが贅沢になってしまって、なかなか理想的な姿のものに出会えないのですが、この生え姿は今まで見たなかで最も秀逸と言えるでしょう。

[写真] カニノツメ: 高さ約3cm



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by at384 | 2016-09-22 14:20 | 菌類 | Comments(0)
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ここのところ週末になると乾燥続きか大雨か、または他の用事があるなどで、きのこと触れ合いに出かける時間が取れなかったのですが、先週末ようやっとその機会を得られ、いつもの深大寺一帯の探索に。

残念ながらテングタケやムラサキヤマドリタケなどの大物は機を逸している間に逃してしまい、比較的小型のものが中心だったものの、たまたまなのでしょうか、赤系や黄色系などの色味のきれいなきのこたちに多く出会うことができました。

ということで、この日見つけた彩り豊かなきのこたちを少しご紹介します。

上の写真はホウキタケの仲間でしょうか、神代植物公園内で最もきのこ密度の高い一角で見つけたもので、鮮やかというほどの色味ではないものの、後で写真を見て気付いた、その背後の落ち葉の下から覗いているエリマキツチグリと思われる卵が可愛らしい場面です。

f0108133_10241793.jpgこれは深大寺近くの広場の一角に生えていたズキンタケで、今までこの近辺でズキンタケはしばしば見られたものの、数本がまばらに生えていた程度で、これほどの群生は初めて出会いました。

いつもながら思うのですが、みんなでエイエイオーと拳固を振り上げているような姿が愉快です。

f0108133_10242445.jpgきのこではありませんが、深大寺近くのもっともジメジメした一角にいた粘菌です。 この辺りは何本もの丸太が転がっていて、きのこや粘菌の仲間がしばしば集っているのですが、ここでよく見る粘菌の仲間はもっぱらエダナシツノホコリで、この手の鮮やかな黄色の粘菌は初めて目にしました。

私のいい加減な知識では、この段階での同定はできませんが、雰囲気的にはそろそろ子実体を形成しようという感じで、もしもう少し時間が経てば正体が判ったかもしれません。

f0108133_10242994.jpg神代植物公園のよくベニタケの仲間を見かける一角にいた、おそらくニオコベニタケです。 このあたりのベニタケの仲間では最も多く見かけるものですが、目の前にチャワンタケの仲間が、背後にはクラガタノボリリュウタケと思われるきのこと、いろいろなきのこたちが寄り集まっている様子が、賑やかで楽しそうな光景でした。
f0108133_10243526.jpg神代植物公園の中型のきのこがよく生える一角で見かけたイグチの仲間です。 標本採集をしないこともあって、イグチの仲間は正直判別が苦手なのですが、外観から見てコウジタケでしょうか。

他にもイグチの仲間はたくさん生えていたのですが、ここのところの雨続きでどれもすっかりカビに覆われてしまい、イグチの仲間で無事だったのはこの種類と、同定できない小型のもの程度でした。

f0108133_10244191.jpg上の写真のホウキタケの仲間と同じ神代植物公園の一角にいたアカヤマタケの仲間です。 このきのこは数年前からこの一角を中心にしばしば姿を見かけるようになったのですが、年々棲息範囲を広げており、今ではすっかりこの一角の常連で安定して見られるようになっています。

これは全体的にかなり橙色がかっているのですが、この一角では全体に赤みが強いものや、確実にアカヤマタケと同定できるものが入り混じって生え、個体差なのか異種なのか判断が付きません。

f0108133_10244735.jpgこれも同じ一角に生えていたもので、このきのこも数年前に見かけるようになって以来、年々数を増やしてすっかりこの一角の常連となっています。

小型菌ながらも色が鮮やかでよく目立ち、少なくともこの一角では今や最大勢力となっているのですが、なぜかあまり図鑑で見かけないきのこなので、つい最近まで名前が判りませんでした。 ただ、名前が判った今でも見た目からは「ウラベニ」感が今ひとつ伝わって来ず、「ウラベニ」が名前に含まれるきのこが多いことも手伝って、名前を出す度にこの名前でよかったのか不安になって、検索して確認せずにはおられません。

f0108133_10245962.jpg神代植物公園の芝生の一角に生えていたもので、あまりに鮮やかな赤色と芝生の緑が補色となって遠くからでも目立ち、何だろうと思って近付いたところで見つけました。

特徴を考えるとベニナギナタタケなのかもしれませんが、もっと朱色から橙色に近いという印象があるので、とりあえずはナギナタタケの仲間という程度で留めておくのがよさそうです。
※ 追記:ベニセンコウタケというきのこだそうです。

この一帯は緑が多いとはいえ市街地には変わりなく、もう何年にもわたって探索し尽くして目新しいきのこなどないのではと思っていたのですが、まだまだ奥は深そうです。

f0108133_10251019.jpg深大寺境内の一角の、いろいろなきのこが入れ替わり立ち替わり生えてくる場所にいたもので、特徴から見てベニヒガサかもしれません。 コケの間から、小さくて真っ赤なきのこが点々と顔を出している姿が可愛らしい雰囲気です。

この日はその他にも様々なきのこたちが色々な場所に生えており、いよいよ秋のきのこの最盛期がやって来たという実感が湧いて来ました。

[写真] 深大寺一帯の菌のみなさん



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by at384 | 2016-09-22 13:48 | 菌類 | Comments(0)

アシダカグモ発見

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深大寺の参道脇にいたアシダカグモです。 これでも他のクモと較べれば充分大きいのですが、アシダカグモとしてはまだまだでしょう。

我が家の壁にいたのを妻が見つけたものの、私は脱皮した抜け殻を見ただけだったので、別の個体とはいえ見られたのは幸いでした。

ちなみに親子連れの女の子が見つけ、お父さんに写真を撮って欲しいとせがんでいて、お父さんは苦手らしくそのまま立ち去ろうとしていたのですが、私が写真を撮ったのを見た女の子が自分もとさらに強くせがんだため、お父さんも撮らざるを得なくなったようでした。

[写真] アシダカグモ: 体長約5cm



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by at384 | 2016-09-19 18:28 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)

いろいろ大発生

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ここのところの雨続きできのこの発生には最適な気候だったにもかかわらず、肝心の週末に大雨だったり多忙だったりと、なかなか時間が取れずにおりました。

そんななか、一昨日はようやっとその時間が取れたので、早速きのこを愛でに出かけます。 まずはきのこはきのこでも、キノコランプ、調布の多摩川河川敷で開催されていた「もみじ市」に出展されている、GreatMushroomingこと高野さんのブースへ。

f0108133_1654461.jpg地元の利を生かして一番乗りと思いきやものすごい人、人、人で会場入口は長蛇の列。 ようやっと入場するや、高野さんのブースを探しながら脇目も振らずまっしぐらに進んで行くと、紅白幕に囲まれたブースの中から「ヒトヨタケ」という声が。 ここだーっ、と突入するともう2〜3組の先客。 相変わらず大人気です。

しばしきのこ談義に子実体を咲かせた後、前日までの雨で芝生から顔を出した小さなきのこたちにご挨拶しつつ、いつもの深大寺に向かいました。

f0108133_1654937.jpg深大寺一帯は連日の雨できのこがお祭り状態。 残念ながらテングタケやムラサキヤマドリタケなどの大物はもう既に出終わってしまい、他のイグチもすっかりカビだらけにはなっていたものの、色とりどりの小型菌たちがあちこちに顔を出しています。

そんな色とりどりのきのこの話はまた別の記事で触れますが、それとは別に集団系のきのこも負けじと大発生していました。 深大寺境内には毎年現れるのですが、そこらじゅうの木の根元からナラタケモドキがまるで噴き出すように生えています。

f0108133_16525875.jpgそして境内の別の一角にはびっしりとイヌセンボンタケの大群がおしくらまんじゅうを。 イヌセンボンタケはこの一帯では毎年どこかで目にはしているのですが、イヌセンボンタケの名に恥じない、ここまでの大発生を見たのは久々で、しばし我を忘れて写真を撮りまくっていました。

久しぶりにきのこと触れ合い、大いに盛り上がりましたが、朝からもみじ市の人の大発生に始まり、大発生な一日でした。

[写真] イヌセンボンタケ: 傘径約5mm / 未同定: 傘径約5mm / ナラタケモドキ: 傘径2.5cm



PENTAX K-1 + LAOWA 15mm f/4 Wide Angle 1:1 Macro
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by at384 | 2016-09-19 18:05 | 菌類 | Comments(0)
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アリの仕事っぷりはいつ見ても面白いので、過去にも何度か取り上げているのですが、またアリの仕事を撮影する機会があったので記事にしてみました。

f0108133_2058087.jpg発端は妻が花壇の前にコオニヤンマらしきトンボの死骸を見つけ、アリに片付けてもらおうと花壇の土の上に置いたことでした。ここで当然考えられるのは、大きな獲物のときにする「お墓」のはずだったのですが、翌日妻が見たところトンボの死骸は見当たらなくなっており、探したところ、少し離れた場所に生えているタイムの茂みの下に運ばれて、そこにお墓が作られていました。

アリの習性からしてその場でお墓を作るのかと思っていたのですが、あまりに大きすぎてお墓を作るにも時間が掛かると踏んだのでしょうか、まずは物陰に引っ張って行き、そこでゆっくりお墓を作ったようです。 獲物の大きさに応じてそんな技を使うとは思っておらず、たいへん驚かされました。

f0108133_2058667.jpgそんな話をしていた週末、今度は私がエンマコオロギの死骸を見つけたので、またアリのいそうな花壇に置きました。 するとアリたちは手頃な大きさと見たのか、物陰には運ばず、その場でお墓作りを始めました。

右の写真は死骸を置いてから10分後くらいした時のもので、そこからさらに45分ほど経ったのが上の写真です。 置いて早々にコオロギの頭はもぎ取られたのですが、45分後のものではコオロギの周囲に積み上げられた砂粒の量がうっすらと増えています。

そして面白いのはお墓作りと並行して、コオロギの胸部の下あたりにトンネルの出口が作られていることです。 以前にセミの死骸を置いた時もそうだったのですが、お墓で死骸を隠すいっぽうで、解体して巣に運ぶために獲物の下にトンネルを延長しているのでした。 相変わらずの素晴らしい仕事っぷりです。

f0108133_20581952.jpgその後も作業は綿々と続き、約9時間後の夕方に確認したところ、コオロギの死骸はすっかり砂粒に覆われてお墓がほぼ完成していました。

今回は作業の様子を最初の時点と45分後の2回に分けて動画にも撮ってみたのですが、改めて見返して面白いことに気付きました。 アリたちがせっせと死骸の周りに砂粒を運んでくるのが映っているのですが、よくよく見ると運んでくるやつがいる一方で、なぜか持って来た砂粒をまた遠くへ運び去ってしまうやつもいるのです。

以前観察した時も思ったのですが、アリたちは1匹づつに注目すると、しばしばかなりデタラメな行動に出ています。 ただ、全体として見たときにはお墓作りというあるべき方向性に進むほうが多いようで、少しずつ目的の達成に向かってゆくのでしょう。

そんなところに注目して動画を見ていただければと思います。




[写真] コオロギの死骸: 体長約3cm



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by at384 | 2016-09-11 22:25 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)