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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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<   2015年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

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最近庭に植わっているディルに青虫が発生し、捕っても捕ってもなぜか湧いてくるかのように数日経つとまたいるという状態です。 そんな中、今日も十匹ほど捕まえ、アリに処分してもらおうとアリのよく通る場所に転がしておきました。

アリはしばらくの間現れなかったのですが、そのうちたまたま通りかかった一匹が気づき、しばし突っつき回しているうちに獲物と認識したのでしょう、アゴでくわえて巣のほうに引きずって行こうと格闘しています。 青虫をアリに処分してもらうのはよくやっており、実際昨日も二十匹近いディルの青虫をアリさん葬儀社に委ねているのですが、今日はふと最初から観察してみようと思い、この様子を見ていました。

以下はその過程ですが、後の説明のために番号を振っています。

1) 発見から通報まで
小さな青虫とはいえ、アリ(トビイロケアリ?)の体長からすれば五倍近くで、しかもまだ生きているため、アリがくわえようとすると体を振って抵抗します。 どうするのかと見ていると、しばし格闘したのち、獲物を放置したまま巣の方面へ去ってしまいました。

2) 援軍到着
獲物を見つけたアリが巣に戻る際、その通り道にフェロモンを付けて行くのはよく知られたことなので、道しるべフェロモンをたどって仲間がやってくるのを期待して待っていたところ、果たして何匹ものアリがぞろぞろとやってきて、転がっている青虫に次々と食らいつきます。

f0108133_13352814.jpg3) 獲物運搬
獲物を確保したアリたちは、二〜三匹がかかって一匹の青虫をずるずると巣のほうへ引きずって行きます。 こうして獲物はアリたちの見事な協調行動によって、まるで一つの知性体が行動しているかのごとく運ばれるという、絵に描いたような大団円に至るわけです。

が、ここで個々のアリの行動に注目して観察していると、巷でよく言われているような計算し尽くされたかのようなことにはなっていないように思えてきました。 個々のアリといっても残念ながら正確な見分けは付きませんので、可能な限りではありますが、アリたちの行動は結構いい加減で、かなり頭が悪いと思われることすらあるのです。

まずは上記 3) の運搬の作業ですが、協調とは言い難い行動が数多く見られました。 例えば青虫を引きずって行く方向なのですが、障害物がほぼ無い平らな場所ではほぼフェロモンの道しるべに従ってか、お約束通りに全員が同じ方向に引っ張って行きます。 しかし、石ころや草の根など障害物のためにまっすぐ進めない場所では、一匹の青虫をてんでんばらばらな方向に引っ張り合ったり、根に引っ掛かった青虫をそのまま引っ張り続けたりして、いつまで経っても前に進みません。

このような状態に陥った際に、誰か調整役が出てくるなどということはまるでなく、次から次から手の空いたアリが参加して、ますます事態は泥沼にはまって行きます。 ただ辛抱強く見ていると、アリたちはただ好き勝手に引っ張り合っているだけなので、そのうち力の均衡が崩れて荷物が動き出し、結果的には紆余曲折を経て何とか巣のほうに持ち去られて行きました。

またもう一つ気付いたのが、アリたちには責任感などまるで無いということです。 障害物に阻まれて容易に動かせない状態の獲物を見ていると、噛み付く場所を変えるなどいろいろと試行錯誤した挙句、諦めて放り出して去ってしまうアリがしばしば見られました。 なかにはせっかく途中まで運ばれたにもかかわらず、障害物に当たったまま放置されてしまう獲物もあります。

この放置された獲物も、やがては通りすがりのアリが気付き、また運ばれ始めるのですが、ここで思い出したのが上記 1) の過程です。 最初に獲物を見つけた一匹のアリも、しばらく格闘ののち、獲物を放り出して巣に戻ってしまいましたが、ここで巣に戻ることがなかったら、そのフェロモンをたどって援軍がやってくることはなく、たまたま同じ巣のアリが通り掛かるという事象が繰り返されなければ、この獲物は運ばれないまま終わってしまうかもしれません。

アリのこの無責任さについては、障害物に当たった際の泥沼状態でも、困った力の均衡を崩すのに役立つことも考えられますので、結果的にはアリ全体としての目的達成に役立っているのでしょう。

先日NHKの科学番組でアリの行動について取り上げており、超難問と言われる巡回セールスマン問題もアリの行動を当てはめることで解けてしまうと言っていましたが、少なくとも個々のアリの能力を見る限り決してそんな才能などまるで無く、単に好き勝手に振舞っているだけのように思えます。 個々のアリの行動にはどう見ても合理性など無く、あれこれと試行錯誤を重ねているだけで、ただそれがフェロモンによってある程度方向性が揃っている点が、全くのデタラメとは違っている点なのでしょう。

アリには獲物を巣に持ち帰るという共通の行動原則があること、フォロモンによって同じ方向への動機付けが行われることと、そして無責任さによって行動が永続し得ないという特性がうまく噛み合うことで、集団全体を一個体として見たときに、優れた知性を持った生物として機能するのだと考えます。

そういえば粘菌が迷路の最短距離を解くという話もありますが、あれも決して一発で解を見付けているわけではなく、餌への本能的な志向と、表面積を小さくしようとしているのか、栄養分の濃度差なのかは知りませんが、体液の求心的な志向から必然的に最適解に到達するのではないでしょうか。

こう考えると私たち人間も個人個人が好き勝手に振舞っていれば、丸く収まりそうな気がして来ます。 しかしそう行かないのは、アリの場合は本能に従ってほぼ機械的に動いているからであって、人間の場合は下手に理性があるために、全体の行動が自然の法則を超えて、歪んだ大きな力を持ってしまうからなのかもしれません。

[写真] トビイロケアリ?: 体調約3mm



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by at384 | 2015-05-24 16:04 | 昆虫・節足動物 | Comments(6)
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約三週間前に植えたオカワカメが、ようやっと発芽し出しました。

じつは昨年秋に掘り起こした地下茎を新聞紙に包んで保存していたのですが、それをさらにポリ袋に入れて口を縛ってしまったため、植えようと思って出したみたところ、半分ほどカビが生えてしまっていたのです。

見た目でカビていないものだけ植えてみたのですが、何とか芽が出てくれたので安心しました。

ただ、今年我が家の庭ではナメクジが猛威を奮っており、この先被害に遭わないかが心配です。 現にこの写真の左側に見えている先端がボサボサした植物は、じつはクローバーで、ナメクジに食われてこんな姿になってしまいました。

[写真] オカワカメ: 高さ約1cm



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by at384 | 2015-05-24 11:32 | 植物 | Comments(0)

作物の成長に明暗が

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作物の植え付けや種播きを行ってから約三週間後、順調に成長するものとそうでないもので明暗が分かれて来ているように思えます。

f0108133_10102647.jpgまずは順調なものから、坊ちゃんカボチャで、苗を植えてから二週間でさっそく雌花が開花したのですが、まだ小さな葉が六枚しかでておらず、このままでは栄養不足に陥るのは必至でしたので、心を鬼にして蕾を含めて雌花は全部取り除きました。

その後は大きな葉も増え、しだいに茎も伸びて横方向に這い出して、その姿は昨年のズッキーニを思い起こさせるものがあります。

f0108133_101258.jpgそもそもズッキーニもカボチャの仲間なので、習性は似たようなものなのでしょう。 この分では大きな葉を広げながら、庭を広範囲にのたくりまくるものと思われます。

最初に雌花を取り除いた後は雄花ばかりが立て続けに咲いている状況ですが、心配なのは昨年のズッキーニのように、土の養分や日照を独り占めして巨大化しながら、この先雄花しか咲かなくなることです。 そうなったら花でも食べるしかありません。

f0108133_1012432.jpgもう一つの順調なものがミニトマトです。 これはプランターに植えているのですが、トマト専用の土なるものを使用しているためか、やたらと元気がよく、既に花も付いている状態です。

トマトは初めてなので、慎重になって念のため二株植えたり、周囲にバジルを播いたりしているのですが、この調子では二株ではプランターが小さ過ぎたのではと、かえって心配になっているほどです。

f0108133_1013035.jpgコンパニオンプランツとして植えたバジルは、トマトの根元で本葉が出始めているのですが、バジルのおかげなのか、バジルなど不要なほどトマトが元気なのかはわかりません。

ただ、じつはシシトウや万願寺唐辛子の周囲に播いたバジルがほぼ全滅に近い状態なので、今のところトマトのプランターに出ているバジルしか残っていないので、とりあえずはこのバジルを大事に育ててゆくことにします。

f0108133_1011050.jpgそして順調なのかどうか判断に迷うのが落花生です。

元気なようには見えますが、なにぶんにもまともに栽培するのは初めてで、三週間後にしてこの状態で普通なのか、育ちが悪いのかわかりません。 ただマメ科の場合、窒素分を根瘤細菌から得られるので、もっと大きくなってもよいのではとも思ってしまいます。

f0108133_1011540.jpg今週になって一応黄色い花が咲いてはいるのですが、中途半端な状態にしか見えません。

何より気になるのが、どうやらちょくちょくナメクジの被害にあっているようで、葉に穴が空いていたり、新芽がかじられていたりとその痕跡をよく目にします。

前回の記事でもナメクジ対策に触れましたが、今年は天候のせいなのか、うちの庭に限らず妙にナメクジを目にします。 やはり何とかしなければならないようです。

その他の作物、とくに昨年までなら異常なほどの成長を見せるキュウリや、着実に育つゴーヤーの成長が今ひとつぱっとしません。 ウリ科は連作障害があるので、過去と同じ場所に植えるのを避け、ゴーヤーは新しいプランターに新しい培養土を入れているにもかかわらず、成長が足踏み状態です。

そしてシシトウや万願寺唐辛子も連作障害を避けて場所替えをしているにもかかわらず、ナメクジなどの被害こそないものの、やはり成長が足踏み状態です。

やはり土壌自体が疲れているのかもしれませんが、暑いと言ってもまだ五月なので、もう少し様子を見てみることにします。

f0108133_1021971.jpgそして最も深刻なのがバジルです。

もう十年近く毎年育ててきて、近年は失敗なしの鉄板作物になっているものと油断していたのですが、今年は露地植えのものは発芽こそすれ、片っぱしからナメクジにかじられて、ほぼ全滅の状態です。 上でも触れましたが、トマトのプランターに生えているものだけが無事なのですが、量的には限られ、毎年の我が家の使用量から考えると、これでは到底足りません。

苗を植えるなどして補うつもりではありますが、やはりナメクジ対策を何とかしなければなりません。


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by at384 | 2015-05-24 11:20 | 植物 | Comments(0)
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展覧会の準備でなかなか着手できませんでしたが、ようやっと「食べられる庭」作りに着手しました。

手がける作物としては、緑のカーテン用のゴーヤーとオカワカメ、手間がかからず使い勝手の良いキュウリとシシトウ、恒例のバジルに加え、昨年全滅してしまった落花生、初めて手がけるミニトマト、薬味ネギ、そして衝動買いしてしまった坊ちゃんカボチャと万願寺唐辛子です。あとは昨年より植わっているミョウガと、余っていた種から発芽したディルといったところ。

このような感じであれこれ手を出すのは毎度のことなのですが、今年は少しやり方を変えてみることにしました。変えるところは大きく二点、ゴーヤーを地植えからプランターに変えたところと、複数の作物を混植させたことです。

ゴーヤーをプランターに変えたのは、連作障害を避けるために昨年と一昨年で植える場所を変えたものの、窓を日陰にできるところはもう残っていないためです。プランターは大きくて深いものを選んでいるので、おそらく問題はないと思いますが、これで上手く行けばウリかの連作障害は恒久的な課題ですので、次回以降ウリ科はプランター栽培にし、使い終わった土をナス科などに回すという対策もできるのではと考えています。

f0108133_1755293.jpgもう一つの混植はコンパニオンプランツを利用することで、従来は同じ種類の作物を固めて植えていたのを、混ぜこぜにするというもので、バジルはナス科のシシトウ、万願寺唐辛子、ミニトマトの周囲に、薬味ネギはウリ科のキュウリ、ゴーヤー、坊ちゃんカボチャの周囲に種を播いてみました。

バジル自体は毎年育てて慣れていますが、ネギの混植が上手くできれば、毎年キュウリとゴーヤーは欠かせない作物になっているので、プランターとあわせて有効な手法になりそうで期待できます。

f0108133_1754074.jpg落花生は昨年種から育てようとしたところ、何者かに食われて全滅してしまったので、今年は苗から育てることにしました。後でわかったのですが、どうやらナメクジが原因らしく、今年もよく見るとクローバーが食われまくっているので、注意が必要そうです。

以前大変な目に遭ったネキリムシは昨年、イネ科雑草残し作戦でなんとか軽減できたようなので、今年はナメクジ対策の試行錯誤でしょうか。

ところで野菜ではないのですが、既に植わっているキンカンのほかに、ラズベリーも近所のホームセンターで衝動買いして植えてしまいました。ラズベリーは以前花壇に植えていたのですが、相性が悪いらしいシソ科に囲まれていたのが悪かったのか、全滅してしまいました。今回は庭の比較的日当たりの良さそうな所に植え、既に花もたくさん付いているので、楽しみです。

[写真] バジルの種: 直径約1mm, ラッカセイ: 草丈約15cm



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by at384 | 2015-05-10 19:10 | 植物 | Comments(0)

谷中できのこ狩り

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5月3日で自分たちのきのこの展覧会が終わり、片付けもなんとか済んで時間ができたので、谷中のイリアスでやっている「ほとんどきのこ展」に行ってきました。

いわゆるきのこグッズの類は集め出すとキリがないので、手を出さないようにしている、などと数年前は言っていたのが、気が付けば家の中はきのこだらけ。 今日もイリアスの店内でいろいろ見ていると魅力的な作品が目白押しで、ややもすれば破産しそうになる誘惑に抗いながら、でも結局はまた家の中のきのこを増やしてしまいました。

「ほとんどきのこ展」は5月12日までやっていますので、ご興味のあるかたはぜひ。
by at384 | 2015-05-06 16:08 | 菌類 | Comments(0)

念願のアミガサタケ

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f0108133_8564421.jpg今年は春先から雨がよく降って、久々にアミガサタケが大量に見られるかと期待したのですが、気温が低すぎたのか時期を見誤ったのか、近所の過去に発生した場所はいずれも空振りに終わってしまいました。

今年はこのまま一本も見ることができないまま終わってしまうのかと諦めかけていたところ、たまたま通りすがりの公園に古い桜の樹が生えており、気になって覗いてみたところ。。。

辛うじて一本だけ、すでにほぼ干からびてはいたものの、出会うことができました。

[写真] アミガサタケ: 高さ約5cm


いわゆる携帯端末の類に不慣れゆえ、よくわからないのですが、写真に位置情報が記録されていて、それがなぜか渋谷駅前になっていました。 実際は板橋区内なのですが。


Google NEXUS 7内蔵カメラ

by at384 | 2015-05-03 09:08 | 菌類 | Comments(0)
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もう半年近く実が青いまま枝になっている庭のキンカンに、もう次の花芽が付いていました。

f0108133_8434070.jpgその様子をよく見ようと近づいてみると、なんと柔らかそうな新芽に白い球体が。 どうやらアゲハチョウの卵のようです。

これはまずいと思ってくまなく探してみると、七個もありました。 しかも全部新芽を狙い撃ちです。

そういえば先日近所をひらひら飛んでいたのを見ましたが、危ないところでした。

[写真] アゲハチョウの卵: 直径約1mm



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by at384 | 2015-05-03 08:54 | 植物 | Comments(0)