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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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<   2008年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

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本来ならマツバボタンの写真にしたかったのですが、最近ほとんど見かけなくなってしまいましたので、同類のポーチュラカの写真を載せます。

昔は庭にマツバボタンを植えている家が多く、夏になると路傍にもこぼれ種から生えたマツバボタンが点々と咲いていたものです。私は子供の頃から、よく言えば好奇心が強く、悪く言えば新奇なものには不用意に手を出す頭の悪い子で、しょっちゅう毒虫に刺されたり、雑草で手を切ったりかぶれたりしていたのですが、当然のことながら通学路にあるマツバボタンも葉や花を突っついていました。

f0108133_9363294.jpg優秀な今の子供なら既に知識として解っているのでしょうが、マツバボタンの花を突っついているうち、雄しべに触れると周囲の雄しべが一斉に集まってくる、という習性に気付きました。残念ながら賢い子供ではなかったなかったので、最初は理由も考えず、ただ面白がって突っついていたのですが、何度も繰り返すうちにさすがの私も、これはもしや、蜜を吸おうとやってきた虫に、より多くの花粉をくっつけるための仕掛けではないかと思うようになりました。

とにかく賢くない子供だったので、図書館で調べるとか、親や学校の先生に聞くという手段すら思い付かず、理由に気付くまでにおそらく何年もかかって、数えきれないほどのマツバボタンの花を突っついたように思うのですが、そのおかげで幸か不幸か、雄しべが動く習性を自らの体験で知り、その理由を自分で考えて理解することになりました。

ある日突然ひらめいたとか、自らの人生の大きな転換点となったとか言うほどの劇的なものではありませんでしたが、このことをきっかけに、移動できない植物が生存や繁殖のためにとる巧妙な作戦の面白さに目覚めたのは確かです。残念ながら現在は生物学とはまったく縁のない職業に就き、あくまで趣味としてしか接していないものの、大げさですが、植物や菌類のこうした習性を観察することは、単調になりがちなサラリーマン人生を豊かにしてくれています。

そんなわけでマツバボタンの花は、自分にとっては思い入れのある、特別な意味を持つ存在で、いまだに私はマツバボタンやポーチュラカの花を見つけると、時々こっそりと指で雄しべを突っついて楽しんでいます。

[写真] ポーチュラカの花:直径約2cm


下の写真は指で突っついた後、雄しべが集まってきたところ


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by at384 | 2008-09-28 09:38 | 植物 | Comments(2)

サンショウの蜜腺?

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枯れたものと思って枝を剪定したところ、見事に復活した我が家のサンショウですが、先日の朝、たまたまふと葉を裏返してみたところ、葉の裏側に水滴のようなものがぽつぽつとついているのに気付きました。

f0108133_1184858.jpg最初は朝露かと思ったのですが、触れた指が何だかべたべたするので、恐る恐るにおいを嗅いでみると、サンショウの葉の匂いに混じって、まるでお菓子のような、とても甘い芳香がします。サンショウは今年の春から育てており、葉もちょくちょくと使っていましたが、こんな甘い香りがしたことはなく、蜜のようなものが付いているのも初めて見ました。

不審に思って葉をつぶさに見ているうち、葉の裏側にハダニが付いているのに気付きました。そしてハダニを取りながら見て行くと、ハダニの付いている葉と付いていない葉があり、蜜のようなものを分泌しているのは、ハダニの発生している葉だけのようです。

これはもしかして、甘い蜜や芳香によってアリなどの天敵を呼び寄せようとしているのではと考え、いろいろと調べてみましたが、残念ながらそのような情報は見つかりませんでした。

一体これは何なのでしょうか。

[写真] サンショウの葉:長さ約7mm



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by at384 | 2008-09-27 01:20 | 植物 | Comments(0)

バジル収穫

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ベランダ菜園2008: 44


種蒔きから二十一週間後、いちいち一喜一憂してきたバジルですが、秋に入って葉がすっかり固くなりました。一方、アザミウマの連日の執拗な攻撃で下の方の葉が傷み始め、変色して落ちてくるものもあって、そろそろ潮時と判断し、三株あるバジルをすべて収穫することにしました。

例年と較べると草丈があまり伸びず、十センチ以上低いように感じていたのですが、摘心したのがよかったのか、葉の密度はかえって高く、収穫した葉の量は予想以上のものでした。

f0108133_0262487.jpg収穫したバジルはバジルペーストにし、毎年恒例のジェノベーゼのパスタにしました。収穫時期が遅かったため、香りの鮮烈さはやや弱いものの、売り物のくたびれたバジルに較べると甘みがあり、奥行きのある味を楽しめました。

収穫量が例年より若干多かったので、バジルペーストの他にトマトソースのパスタにも使用したほか、バジルペースト自体もまだ残っており、まだいろいろと楽しめそうです。

大きなプランター一杯に蒔いたはずが隅っこに三株だけかたまって残り、今ひとつの出来と思っていた今年のバジル栽培ですが、終わってみればなかなか上出来なのではないかと思っています。

[写真] ジェノベーゼのパスタとトマトソースのパスタ



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by at384 | 2008-09-16 00:31 | 植物 | Comments(0)

気持ち悪いカメムシ

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買い物に向かう途中のことです。近所の植え込みでまだ青いサネカズラの実を見つけ、近付いたところ、妻が悲鳴を上げるので、何かと思ってよく見ると、葉の一枚にびっしりとカメムシの幼虫が付いていました。

f0108133_11276.jpg幼虫は黄色い腹部が毒々しいほど鮮やかで、この気持ち悪さにはさすがの私も一瞬たじろぎましたが、すぐに好奇心のほうが勝ってきて、デジタルカメラを取り出して写真を撮りだしました。

f0108133_1123095.jpg最初は遠くからおっかなびっくり、次第に近付きながら撮って行ったのですが、カメムシたちは気付かないのか、度胸があるのか、じっとして動く様子もありません。私は調子に乗ってさらに近付き、最短撮影距離ぎりぎりまで寄って行ったところ、突如この黄色い集団が、一斉にわわっと四方に散りだしました。

f0108133_1121997.jpg気持ち悪い体色もさることながら、長い脚でわさわさっと集団で動く姿は感覚以前に、生理的な嫌悪感を刺激し、私も思わずひいっと身をすくめてしまう程でした。そして、カメムシはそのまま逃げるかと思いきや、すぐに立ち止まり、今度は黄色い腹部を一斉に高く持ち上げて静止しています。

捕食者がこの姿をどう感じるかは判りませんが、少なくとも人間には効果絶大で、余程の虫好きでないかぎり、これ以上近付く気にはなれません。私もしばらく様子をうかがって、動き出したり、体液など噴射したり(そもそもそんな習性はないのですが)しないことを確認してから、これ以上刺激しないように、そおっと数枚撮影し、逃げるようにその場を離れました。

帰ってからこのカメムシの種類をしらべたのですが、どうもぴたっと当てはまるものが見つかりません。可能性としてはキバラヘリカメムシが一番くさい(カメムシだけに)のですが、フタスジハリカメムシやシマサシガメのように見えなくもありません。体色の分布や胸部の棘など、微妙に異なるようにも思えます。

最近は外来種も侵入し、温暖化で棲息域を広げているようで、近所でもヨコヅナサシガメを目撃していますので、もしかするとこいつもそうなのかしらと思ったりもします。

[写真] 謎のカメムシの幼虫:体長約4mm



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by at384 | 2008-09-14 11:08 | 昆虫・節足動物 | Comments(2)

サンショウも復活

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ベランダ菜園2008: 43


ほとんど話題に上らなかったのですが、我が家のベランダには、バジルの種蒔きやシシトウの苗の購入と時を同じくして、四月に鉢植えで購入したサンショウがあります。

このサンショウ、どういうわけか梅雨入り頃から次第に葉の色つやが悪くなり、梅雨が明ける頃には、葉がほとんど落ち、辛うじて残ったわずかな葉もすっかり黄色っぽくなってしまいました。といっても、完全に枯れているわけでもなさそうで、残っている葉はうっすらと緑色っぽくもあります。

とりあえず八月中は様子を見ていたのですが、状況は好転せず、諦めてすりこぎにでもしようと枝を切り取って丸坊主にしたところ、切った枝の切り口が青々としていました。そこで急遽すりこぎ計画は中止し、枝だけの状態でもう少し様子を見ることにしました。

f0108133_085820.jpgするとどういうわけか、ちょうどトゲの上あたりに瘤のようなものができ始め、やがてそこから新芽が出てきました。そして新芽はみるみるうちに葉に成長し、今までの停滞が嘘のように、元気な姿に戻りました。

シシトウの場合もそうだったのですが、大胆に刈り込んだにもかかわらず、かえって元気になるとは、植物の習性はまたくもって不思議です。

[写真] サンショウ:高さ約10cm



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by at384 | 2008-09-11 00:10 | 植物 | Comments(0)

シシトウ復活

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ベランダ菜園2008: 42


今月初頭に、ボウボウに伸びた枝を思い切って剪定した我が家のシシトウは、打って変わって急に実の付きが良くなり、しかもその実もそれまでのイヌホウズキ並みの小さな実から、小振りなシシトウ程度と言えるまでになりました。

そして肝心の味のほうなのですが、おっかなびっくり食べてみたところ、剪定前は口に入れた途端に血の気が引くような激辛だったのが、何と収穫した八本すべてがまったく辛くなく、見事なまでにごく普通のシシトウに戻っていました。

この変化の原因は一体何なのでしょうか。剪定はかなり大胆に行ったので、株の大きさは容積で半分以下にまでなっており、光合成で得られる養分もそれに応じて激減しているはずです。動物で言えば満身創痍と言ってもいいほどです。

一説ではストレスがかかると辛くなるとも言われているシシトウですから、もしその説が正しいなら、こんな状態では逆に辛さが増しそうに思えるのですが、実際は正反対の結果になりました。

実の付きが良くなったり、辛くなくなったりしたのは、もしかすると剪定の効果なのかもしれませんが、残念ながら、たまたま剪定の前後で猛暑がやわらいできたり、大型のハチがやってきて、片っ端から花に頭を突っ込んだりと、他の条件まで変わってしまったので、結局はよくわかりません。

[写真] シシトウ:草丈約80cm



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by at384 | 2008-09-08 00:07 | 植物 | Comments(0)

シシトウに秋の虫

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ベランダ菜園2008: 41


数日前の朝、すっかり日課になっているシシトウの水やりと、ハダニ駆除をやっていると、一枚の葉の上に秋の虫らしきものがいるのを見つけました。

この虫、ハダニ取りの際に枝が揺れたり、霧吹きの水がかかったりしても逃げる様子はなく、悠然とシシトウの葉の上にたたずんでいます。そして、最初に見つけてから既に三日ほど経つのですが、まだ立ち去る気配を見せず、すっかり居座っています。

日頃生き物の話題など出している割には、私は虫の名前に疎く、コオロギやスズムシでないことはわかるものの、一体何物なのかわかりません。そこで虫の写真や鳴き声が掲載されているホームページをいろいろと検索し、調べてみると、どうやらカネタタキという虫のようです。

鳴き声を文字で表すというのも無理がありますが、「チ、チ、チ」という比較的澄んだ声で鳴くそうで、実際、妻がこの声を聞いていることから、カネタタキであることは間違いないでしょう。

残念ながら私はまだこの虫の鳴き声を聞いていないのですが、なかなかきれいな鳴き声のようなので、生で聴いてみたいものです。

[写真] カネタタキ:体長約1cm



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by at384 | 2008-09-07 00:24 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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ベランダ菜園2008: 40


f0108133_0233038.jpg先々週、育ちすぎてぼうぼうになってしまったシシトウを剪定し、落とした葉を食べてみようかという話を出しましたが、ようやっと本日実行に移しました。

感覚的には三分の二ほど切り落としたつもりだったのですが、そこから葉を摘み取ってみると半分以下に減ってしまいました。体積の半分以上は太ってごつごつに張りまくった枝というわけです。それでも生の状態で鍋一杯分ほどもあったでしょうか、結構な量の葉が穫れました。

枝から摘んだ葉は、どことなくホウレンソウを思わせる、アクが強そうな匂いがします。とりあえずアクを取るために湯がいてみると、やはりホウレンソウを茹でたときのような匂いで、その状態で試食してみると、味も筋っぽいホウレンソウといった感じです。実がシシトウとは思えない辛さになっているわりには、葉の方は辛味がありませんが、これならじゅうぶん食べられそうです。

f0108133_0223582.jpg結局シシトウの葉は、一部をナスと一緒に味噌炒めに、残りを葉唐辛子と同じように佃煮にしてみました。葉っぱ自体の辛味はありませんでしたが、切り取った枝に付いていた激辛の実と一緒に調理したので、その辛味が溶け出して、ほのかに辛さを感じました。

で、味の方ですが、味噌炒めの方は思ったより存在感が出なかったものの、野菜としてはそこそこ楽しめました。一方佃煮は薄味に仕立てたこともあり、辛味は弱いものの、葉唐辛子らしい風味が十分感じられ、はっきり言って市販のものより美味しくできています。

育て方が悪く、実が激辛になるわ、葉っぱばかりが茂りまくるわと、無用の長物になりかけていた我が家のシシトウですが、意外なところで楽しめました。

[写真] シシトウの葉の料理(佃煮と味噌炒め)



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by at384 | 2008-09-01 00:25 | 植物 | Comments(0)