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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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<   2007年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧

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きのこ写真のページ『役に立たないきのこの写真帖』を更新しました。

そろそろきのこの季節が本番になって写真もどっと増えるので、今年春からの分を整理しなければと思い始めたのですが、溜め過ぎて収拾が付かなくなってしまいました。とりあえず半分ということで、なんとか七月までの分を追加しました。

[写真] コシロオニタケ?:傘径約2cm


八国山緑地にて


PENTAX K10D + D FA MACRO 50mm F2.8

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by at384 | 2007-09-30 22:01 | 菌類 | Comments(4)

お月さん

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今更ですが、9月25日の晩に撮ったお月さんです。

写真をトリミングしながら、頭の中に自然とヨハン・シュトラウスの『美しく青きドナウ』が流れてしまうのは、やはり『2001年宇宙の旅』の印象が強いからでしょう。

ところで、以前テレビで、何の番組だったか忘れましたが、野際陽子さんが月のことを「お月さん」とおっしゃっていました。それを聞きながら、最近こんな言い方を聞かなくなったなと思うとともに、自分でもすっかり言わなくなってしまったことに気付き、はっとしました。

日本語の使い方には気を付けているつもりではありましたが、「お月さん」に限らず、こういう美しい日本語や、自然を畏れ敬う気持ちを大切にして行かねばと改めて感じました。

[写真] 月:直径3476km


一眼レフは望遠レンズを持っていないので、いわゆるコンパクトデジカメで撮ったのだが、その割には結構きれいに撮れたように思う。今時の製品と較べると、性能面では隔世の感があるOptio 750Zだが、まだまだ充分すぎるほど使える。


PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-09-29 01:05 | 非生物 | Comments(0)
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地面からにょっきと生えた妙ちくりんな棒、この昔よくあった肩たたき棒のような物は、もちろんきのこです。なんと背丈が30センチ近くもある極めて大型のきのこで、東村山市と所沢市の境にある八国山緑地で見つけました。

有名な話ですが、八国山緑地は『となりのトトロ』のモデルになったと言われている雑木林です。見るからにきのこが生えそうな雑木林で、六月頃から何度か足を運んできのこの写真を撮っていたのですが、実はこのマントカラカサタケが生えるという情報をネットで見つけ、こんな珍妙な形のきのこなら是非とも実際に見てみたいと思っていたのでした。

ネット上の情報では2005年の8月と2006年の9月に見つかっているようなので、雨が大量に降った後の今頃が狙い目かと考えて出かけたのですが、何とも幸運なことに、見事どんぴしゃりと生えているところに出くわすことができました。ただ、30センチという大きさは事前に知っていたものの、見つけた時あまりの小ささに少々拍子抜けしてしまいました。期待が大き過ぎて、頭では30センチと記憶していながらも印象だけが勝手に膨らんでしまい、腰の高さぐらいあるものと想像していたからです。実物を目の前に、次第に頭の中の30センチが、現実の30センチに修正されて行くに従って、興奮がこみ上げて来ました。

この写真の状態はまだ傘が開く前のもので、傘が開いてしまうと、きのこらしさが増して珍妙さが半減してしまうのですが、この姿が見られたのは幸運でした。私が今まで見た中では一二を争う面白いきのこです。

ところでこのきのこ、具体的な場所まではわかっておらず、全然違う場所を探していたのですが、この日、他の場所できのこを探していたりお弁当を食べていると、私たちの周りにポトンポトンと、しきりにどんぐりが落ちてくるのです。妻と「トトロが何か催促してるみたいだ」などと冗談を言っていたのですが、結局どんぐりの音に誘われるというか、追い立てられるかのように、緑地の尾根道を奥の方まで進んで行ったところで出会うことができたので、もしかするとトトロが場所を教えてくれていたのかもしれません。

暑くてしんどい日ではありましたが、そんな空想が楽しい八国山緑地でした。

[写真] マントカラカサタケ:高さ約30cm



PENTAX K10D + FA31mm F1.8 AL Limited

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by at384 | 2007-09-17 00:54 | 菌類 | Comments(2)

蟻塚(?)とチビでんでん虫

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先日の朝、前の日の晩に雨が降ったので、きのこなど生えてはいまいかと近所を探索していると、地面からにょきっと面白い形のものが生えていました。アリの巣の出入り口部分の土が、こんもり盛り上がったものです。

こういうのを蟻塚と呼んでよいのでしょうか。蟻塚と言うと、人の背丈ほどもあってアリクイが襲って食べているようなやつを思い浮かべるのですが、これはたかだか二センチ程の小さなものです。とりあえず蟻塚と呼ぶことにしましょう。

この蟻塚をしばらく観察していると、小さな黒いアリがせっせと穴の中から土を運び出して来ます。前の晩の雨で水とともに侵入した泥をかき出しているのでしょうか。もしかすると、穴の周囲に捨てた土が湿っているために、広がらずに塔のように盛り上がってしまったのでしょうか。

f0108133_8564781.jpgこういう面白そうなものは記事のネタとして撮っておくのが常ですので、いつものように撮影し、家に帰ってからじっくりと見てみると、何やら蟻塚の手前に白くて角の生えた、ごく小さな生き物が写っています。カタツムリの稚貝のようです。

f0108133_8561352.jpg早速数枚撮ってあった前後の写真を見てみると、いましたいました。小さいながらもいっちょまえに殻を背負ったカタツムリが這っています。成体のカタツムリの体長から考えれば、稚貝がこの程度の大きさというのも別段驚くには値しないのでしょうが、実際に見たことはなかったので、偶然写っていたこともあり、大喜びしてしまいました。撮っているその場で気付かなかったのが少々残念ではありますが。

[写真] 蟻塚?:高さ約2cm, カタツムリの稚貝:体長約1mm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-09-15 09:07 | 昆虫・節足動物 | Comments(2)

コブシの実のタネ明かし

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先日の台風の後、近所でも吹き飛ばされた落ち葉や枝があちこちに散乱していたのですが、そんな中、少々楽しい落とし物がありました。コブシの実です。

f0108133_2343393.jpg庭木としても一般的なコブシはそこら中に生えているので、春の花の時期以外ではそれほど気にかける人もいないかもしれないのですが、よくよく観察してみるといろいろと興味深い生態を持っており、面白い植物です。何より面白いのは実で、でこぼこした形が子供の握りこぶしに似ているのが名前の由来という説もあるようですが、むしろ虫こぶと見まがうような、不規則で不気味ささえ漂う形をしています。

f0108133_23422034.jpgただでさえ不気味なのに、熟すと黒くなった鞘のあちこちから化け物の目玉のような真っ赤な実が覗き、さらにその目玉のような実は鞘から飛び出し、白い糸でぶらぶらぶら下がるという念の入りようです。(右の写真は鞘から実をつまんで引っ張り出したのを、手でぶら下げた状態で撮影したもので、自然の状態ではありません)

そんな怪しげなコブシの実ですが、今まで細かく観察したことがなかったので、赤い実をぶら下げている白い糸がどうなっているのか知りたくなり、拾って調べてみました。

f0108133_23415591.jpgまず、拾った実はまだ鞘に納まったままだったため、指でつまんで引っ張ってみました。すると白い糸をずるずると引きながら、赤い実が出て来ました。枝に付いているのを下から見上げた時にはわからなかったのですが、白い糸は一本ではなく、綿のような極細の糸が束になっています。糸はゆっくり引っ張ると結構長く伸びるのですが、あまり早く引っ張ると簡単に千切れてしまいました。よく見ると糸は赤い実の中から引き出されて来るようです。

f0108133_2343011.jpg「おおっ」と思いながらも、ここで別の疑問が浮かんできました。この糸は一体どんな状態で赤い実の中に入っているのだろうか、ということです。そこで、妻にひんしゅくを買いながらもコブシの実を自宅に持ち帰り、実を割って調べてみることにしました。

f0108133_2343207.jpgまず、実の中がどうなっているか確認するために、果肉部分を真ん中から二つに割ってみました。薄くて赤い果皮の下には白い果肉があり、その下にはハート形の大きな黒い種が一つ入っていました。種の片側は中心が谷状に凹んでいてそこの部分だけ果肉が厚くなるようになっています。最初、白い糸は赤い実の先端部分のどこか一カ所に折り畳まれるか丸まって入っており、糸が引き出された後はそこが空洞になるのではないかと予想したのですが、白い糸が引き出されないように付け根で切断して割ったものと、引き出せるだけ引き出してから割ったものとは、見た目の上では違いがわかりませんでした。

そこで今度は糸を引き出さずに取り出した実から、糸の付け根部分の果肉を剥ぎ取ってみました。どうやら糸は果肉の中心部の下の方から出ているようです。

f0108133_23423964.jpgそこまでわかった上でもう一度上の断面写真を見ると、糸らしきものが果肉のお尻部分にまで通っており、そこで種に入っているようです。コブシの実の白い糸は種のお尻部分(本当にお尻のような形ですが)から出て、果肉の中をぐるっと通って、先端部分から出て鞘に繋がっていました。コブシの白い糸の正体は枝から実に栄養を運んでいる管が伸びたもので、長さを稼ぐために果肉の中を先端部からお尻までぐるっと通っていたのでした。

おそらく空中にぶらぶら揺れることによって赤い実を目立たせるとともに、鞘に埋もれているよりも鳥が実を穫り易いようにするためでしょうが、糸が長く伸びるための仕掛けといい、なんとも素晴らしい知恵です。さらに今回写真は撮りませんでしたが、コブシは春先に花が散ると、まだ実を成熟させている夏の間から翌春に咲く花芽をしっかり準備しています。

薔薇や桜や牡丹などと較べると地味な印象があるコブシですが、実はしたたかな知恵者でした。恐れ入りました。

[写真] コブシの実:鞘の長さ約7.5cm 実の直径約6mm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-09-09 23:40 | 植物 | Comments(6)

久々のきのこ

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八月に入ってからまったく雨が降らない日がほぼ一ヶ月近く続き、きのこはおろか、近所では街路樹のイチョウまで葉が枯れてしまうというありさまでした。こんなカラカラ天気のうえ、猛暑続きでとても写真など撮りに出られる状態ではなかったのですが、月末になって待望のまとまった雨が降り、気温も下がったので近所へきのこ探索に出てみました。

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ずっと乾燥していたためか、よく生えている定点観察場所にはまだきのこの姿は認められませんでしたが、探索範囲を広げてみると、いままで気付かなかった場所に、いつから生えていたのか、なかなか見事なきのこを見つけました。どちらかと言うと不気味な部類のきのこですが、久々のきのこたちの姿にほっとしました。

台風が心配ですが、この雨と湿度で定点観察場所のきのこたちが帰ってくるのも、そう遠くないでしょう。

[写真] きのこいろいろ:幅約5mm〜15cm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-09-06 07:03 | 菌類 | Comments(2)