
ここ数日気温の低い日があり、そろそろ冬らしさを感じるようになりましたが、そんな中、我が家の入っている集合住宅の階段に、テントウムシがうずくまっているのを見つけました。
この階段では
一昨年、
昨年の冬とテントウムシが越冬しているのを見ているので、そろそろ越冬のために集まりだしたのかと思い、階段のほかの場所を探してみました。すると、まだまだ数は少ないものの、所々にテントウムシがいます。

昨年までは、暮れになって気がつくと集まっていたという状況で、いつから集まりだしていたのか覚えていませんでしたが、もう暦の上で立冬は過ぎているので、集まってきても不思議ではないでしょう。昨年は年末に異常に暖かい日が続き、せっかく集まってきたテントウムシも途中でほとんどいなくなってしまったのですが、一昨年の冬はちゃんと啓蟄頃までおとなしく越冬していました。今年の冬はラニーニャ現象の影響とかで、低温になるそうですが、どうなることでしょう。

ところで、昨年、一昨年に、この階段で越冬していたのは、ナミテントウばかりでしたが、今年はナナホシテントウの姿もあり、さらにはカメムシも数匹うずくまっています。虫たちがどういう条件でこの集合住宅の階段を選んでいるのかはよくわかりませんが、きっと居心地がよいのでしょう。ちなみに、居場所はやはり毎年同じような傾向で、二階から上の、踊り場のすぐ下の蹴上げ部分あたりが人気のようです。


まさか、虫社会に口コミなどというものがあるとは思えませんが、テントウムシに加えてカメムシまで集まってきている今年、これから真冬を迎えてどうなることかと、なかなか興味津々です。あまりカメムシに増えられるのも困りますが。
[写真] ナナホシテントウ,ナミテントウ,カメムシいろいろ:体長約2〜5mm
PENTAX Optio 750Z

