タマハジキタケの玉
2007年 08月 03日
先日、近所で念願のタマハジキタケを見つけたのですが、肝心の玉はすっかり弾き出された後らしく、粘球を抱えたものはありませんでした。しかし、図鑑を見ると粘球を抱えた状態の可愛らしい姿が載っており、どうしても実物を見たくなってしまったので、それから雨が降る度にこの場所を見に行っていました。
すると、先日大雨が降った翌々日になって、ついに粘球を抱えたタマハジキタケが姿を現しました。しかも一個や二個ではなく、かなりの数です。物が直径一ミリ弱と極めて小さいことと、いわゆるコンパクトデジカメしか持っていなかったため、トリミングしたもので鮮明さも今一つですが、きのこの内側の橙色がうっすらと透けた乳白色の玉はまるで真珠のようで、たいへん美しく、可愛らしい姿です。