写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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ヒガンバナの、びよ〜ん

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先週末のことになってしまうのですが、買い物に行く途中、道端に何やらにょきにょきと生えている物が。

一瞬何だろうと考えてしまいましたが、すぐに思い出しました。ヒガンバナの花芽です。毎年この場所にはヒガンバナが咲いてたのでした。いつも咲いてからの姿しか見ていなかったのですが、咲く前はこんな状態だったのですね。

f0108133_217731.jpgこの姿を見て、毎年疑問に感じつつそのまま終わっていたことを思い出しました。ヒガンバナの葉って何処にあるのでしょうか。根元を見ると球根のようなものがあり、いかにも葉で作った養分を蓄えているといった感じです。

いつも素朴な疑問を感じつつも、買い物から戻る頃にはすっかり忘れてしまう、記憶力の貧弱な私ですが、今回は幸いにもこの写真を撮っていたので思い出し、調べてみました。こんなことは常識なのかもしれませんが、その結果は意外な事実でした。

なんとヒガンバナの葉は、花の終わった後に出てくるのだそうです。そして秋から冬にかけて茂りながら地下の鱗茎に養分を蓄え、春先には葉が枯れてしまい、それから秋になるまでじっと土の中で休眠しているというのです。一般的な草とまるで逆の周期で生活しているわけなのですが、他の植物との熾烈な争いを避け、競争相手の少ない冬に陽光を独り占めするという作戦でしょうか、何という巧妙な生存の知恵でしょう。

そして、ついでに知ったのですが、日本に棲息するヒガンバナは遺伝的には三倍体のため種を作ることができず、すべて株分けで増えた、いわばクローンなのだそうです。クローン植物と言えばソメイヨシノが有名ですが、示し合わせたようにお彼岸頃に一斉に咲く習性はそのせいなのでしょうか。

何気なく見ていた道端の植物も、調べてみると色々と面白いことがあるようです。思いがけず、勉強になってしまいました。

[写真] ヒガンバナ:草丈約30cm



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by at384 | 2006-09-17 22:07 | 植物 | Comments(0)