キイロテントウが大活躍
2016年 09月 11日
今年はキュウリがモザイク病にやられて全滅してしまい、七月に入って種から再度育て始めたのですが、それもなんだか怪しい感じになっています。
なんとか収穫は出来ているのですが、とくに地植えにしている株が全体にすっかりウドン粉病にかかってしまい、うち一株はすっかり駄目になって抜いてしまいました。 抜いた株の根を見るとコブだらけで、ネコブセンチュウにやられまくっていることがうかがわれます。
連作障害を避けるべく植える場所は気を付けていたのですが、もはや場所の問題ではないようで、何らかの対策を打たねばなりません。
そんなひどい状況のなかではありますが、救世主も現れました。 妻がなにやらキュウリの葉にウリキンウワバとは異なる幼虫らしきものが大量に発生しているのを見つけ、形がテントウムシの幼虫のようだと言ってきました。
見るとキイロテントウの幼虫で、成虫の姿も葉のあちこちに見られます。 困りもののウドン粉病の菌を一心不乱に食ってくれている頼もしい味方ではあるのですが、この小ささではさすがにウドン粉病を完全に駆逐するのは不可能でしょう。
キイロテントウにとってはまるでお菓子の家にでも住んでいるようで、まさに天国なのですが、よくよく考えるとキイロテントウが寄ってくる以前にウドン粉病が発生しないほうが遥かにましなわけで、この状況を喜んでよいのか、どうも複雑な気分ではあります。