トウモロコシの脇からインゲンが急成長
2016年 06月 12日

以前の記事で「妻がトウモロコシの背の高くなるのを利用して何か企んでいる」と書きましたが、じつはトウモロコシの脇にインゲンの種を植えていたのです。 インゲンはいわゆるサヤインゲンとモロッコインゲンの二種類で、二つに分かれている畝のそれぞれに一種類ずつ植わっています。

種を埋める時には見ておらず大きさを知らなかったのですが、野菜としての未熟な豆の大きさしか知らなかったため、完熟してしかも水を吸って膨らんだインゲンの芽の、あまりの大きさにびっくりです。

インゲンのほうはそれに較べればまだおとなしいほうですが、たった一日ほどで土の中からむくむくと起き上がり、五センチほどの高さになってしまいました。 他の植物と異なり、巨大なお弁当を持っているのは確かですが、以前にエダマメやラッカセイを育てた際とは比較にならないほどの素早さです。

右下の写真のモロッコインゲンに至っては、なんと双葉の状態のまま約三十センチにまで伸びてしまい、隣に生えているトウモロコシの草丈を軽く抜き去ってしまいました。 元々の狙いは背の高くなるトウモロコシの性質を利用して、それを支柱代わりにインゲンを育てるというはずだったのですが、本葉の出る前に支柱となるはずのトウモロコシより背が高くなってしまったので、この分では結局インゲン用の支柱をわざわざ立てる必要がありそうです。

ところでインゲンの成長ぶりがあまりにすごいので、肝心のトウモロコシの話題がそっちのけになってしまいましたが、トウモロコシはトウモロコシで元気に成長しています。
相変わらず株によって成長の良し悪しに大きな差はありますが、成長の悪い小さな株でも葉が増えてくるに従って色が青々としてきて、麦だか猫じゃらしだかわからないほどの状態からは抜け出してトウモロコシらしい姿になりました。 ただ成長速度は葉の枚数に応じて加速するようで、生育の良い株と遅い株の差はますます開いてくるようです。