ラズベリーが大発生
2016年 05月 05日
一年ほど前、近くのホームセンターで花芽をたくさん付けた元気そうなラズベリーを見つけ、衝動買いして庭の一角に植えたのですが、それから順調に育ち、今年はさらに多くの花を咲かせています。
ラズベリーは以前にも一度花壇に植えていたものの、場所が悪かったのか一年で枯れてしまい、今年はどうなるか心配していましたが、そんな心配は全く無用でした。
ラズベリーは二年周期で、一年目に成長して冬越しした株に翌年花芽が付いて結実、そして枯れて行くのですが、地下に広がった根から次々に新芽が生え、まるでタケノコのごとく増えてゆくのです。 新芽は株元から生えるシュートと呼ばれるものと、地下茎経由で離れた場所から生えるサッカーと呼ばれるものがあるのですが、昨年一本だった実のなる株は今年四本に増え、さらに周囲を見ると大小合わせて二十株以上もの新芽が生えていました。
この全てが無事冬越しするまでに育つわけではないのでしょうが、なんとも恐るべき生命力です。 幸い地下茎は浅いところにあるので、塀の下をくぐって隣に侵入する恐れはなさそうですが、我が家の庭に関しては半径約二メートルにわたって、至る所からラズベリーが。 しかも低木ながら成長すると鋭いトゲトゲがびっしり生えた、風流とは程遠い代物です。
まあ、その辺りは十分承知の上で、新鮮で香りの良いラズベリー食べたさに植えているのですが、この増えっぷりにはさすがに少々怖くなってきます。