落花生の実の成長過程
2015年 08月 02日
落花生の「落花」する過程を観察しようと育てており、ひと月とちょっと前に子房柄とよばれる実の付くつるが土に潜り始めたところまでは確認できました。
その後も伸び始めや潜り始めるところなど、成長過程が見られるところをかいつまんで撮り続け、とりあえず子房柄の先端が膨らみ始めるところまで揃ったので、成長に沿って並べてみます。
[6月28日撮影]
葉柄の付け根部分から細い花柄が伸び、黄色い花が咲いています。 以前に育てたエダマメと較べるとかなり大きな花ですが、一日でしぼんでしまいます。
花柄の付け根部分から覗いているのは苞葉でしょうか。 これはその後も子房柄の脇から覗いているものと同じと思われます。
[6月28日撮影]
花が完全にしぼんだ後、花柄の付け根あたりから棘のようなものが二つ現れました。 これが子房柄のでき始めで、この後だんだん下に向かって伸びて行きます。
我が家では落花生の花はほとんど一ヶ所に一つづつしか咲かなかったのですが、子房柄はほとんどが二つづつできているようです。
[6月28日撮影]
下に向かって伸びた子房柄の先端が地面に届き、潜り始めています。
落花生は思ったより横方向に平たく伸びるので、根元に近いほうではこの写真のようにすぐに地面に届きますが、それでも茎の先端では地面からの距離があるため、一番上の写真のように、子房柄は長く伸びて行きます。
[7月10日撮影]
土に潜っている子房柄を試しに掘って、様子を覗いてみました。 子房柄の先端は白くなっていますが、まだ尖っていて何もできていません。
[7月26日撮影]
土に潜っている子房柄を再度試しに掘ってみました。 すると今度は先端に丸い膨らみができ始めていました。 まだでき始めなので、形は典型的な落花生のさやらしいくびれたものではなく、表面も凹凸がなくつるんとしています。
この子房柄はまた土に埋め戻しており、今後折を見て成長度合いを見て行こうと思います。