トンボの飛び入り
2014年 10月 20日
昨日八国山緑地へきのこを探しに出かけ、最寄りの西武園駅の改札を出たところ、駅舎の窓に突然トンボが飛んできてぶつかり、そのまま窓枠の上に止まりました。 トンボはいわゆる赤とんぼで、交尾中だったのですが、そのまま離れることなく幅広の窓枠の上に静止して動く気配もありません。
それならばと撮影しようと写真機を近付けたのですが、ほとんど動かないので、色々な角度から撮影しつつ、観察することができました。
交尾中の姿をまじまじと観察したり、写真を撮ったりするのも何なのですが、純粋に自然科学的な関心を以て改めて見ると、今まで知っているようでじつは知らなかったことが多いことに気付かされます。
まず赤とんぼの赤いのはオスだけで、メスは地味な茶色であることをちゃんと見たのは、恥ずかしながらじつは初めてでした。
また雑学的な話でよく耳にする、交尾飛行中のトンボはハートの形になっているという点。 細かな部分でどのようになっているのかなど見たことがなかったのですが、オスが尻尾の先でメスの首根っこをつかんでいることも初めて知りました。
時間にするとほんの数分のことだったのですが、予想外の体験をさせてもらいました。