間引いたカモミールの葉を煎じてみたら
2013年 06月 02日
カモミール栽培2013: 3
種播きから五週間後のカモミールの様子です。
本葉がかなり大きくなってきましたが、あまり草丈が伸びずに横に拡がっているためか、葉の切れ込みが深く細いためか、今年育てている他の植物に較べると、かなり成長はゆっくりしているように感じます。
とはいうものの、成長につれて株の間隔は混んでくるので、半分ほど間引きました。
ところで、我が家ではお洒落ではなく、単に虫が付きにくく育てやすいという理由でハーブを多く栽培しているのですが、その多くを占めるバジルやタイムなどのシソ科の植物は、最初の本葉の時点ですでに特有の香りが出ています。
そこで間引いたカモミールも香りがするかと思い、お湯で煮出して味見をしてみました。 しかし残念ながら香りはなく、味も草の味で、まるでタンポポの葉でも煎じたようです。
やはりシソ科とは違うのかと思いつつも、気になって調べてみたところ、なんと私は勘違いをしているということが判明しました。
どうやらカモミールにはジャーマンカモミールとローマンカモミールがあり、ローマンカモミールは葉も利用するらしいのですが、我が家で育てているのはジャーマンカモミールで、これは基本的に花しか使わないようです。 これでは草の味がするのもやむを得ないところでしょう。
気長に花の咲くのを待つことにします。