きのこの編みぐるみ 〜 ツネノチャダイゴケ
2012年 01月 15日
妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十一作目、ツネノチャダイゴケです。
ツネノチャダイゴケは公園のウッドチップなどによく生えている小さなきのこです。 チャダイゴケの仲間は典型的なきのこの形とはかなり異なっているためか、きのことは思わないかたもけっこういるようで、プランターに気味の悪いつぶつぶ入りの茶碗のような植物が生えたので駆除したいなどという相談をときどき見かけたりします。
そんな一般にはあまり人気のないチャダイゴケですが、私個人的には大好きなきのこで、とくにこのツネノチャダイゴケは黒っぽいハタケチャダイゴケやスジチャダイゴケとは異なって、黄色っぽく明るい色をしています。 また幼菌のときはプリンのようにも見えるので、少なくとも私たち夫婦は可愛らしいと思っています。
そのようなわけで、昨年和菓子の編みぐるみで黄色系の余り糸がたくさん出たこともあって、今回編むに至りました。 形の面白いきのこなので、プリンのような幼菌からふたの開いていないもの、さらには複数が癒着しているものまであり、これ一種類でかなりにぎやかな感じになっています。
ちなみに、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。