「わははカメムシ」発見
2011年 10月 09日
毎年体育の日の前後は秋のきのこの一番の見頃と思い込んでいるので、昨日は八国山緑地に、今日は深大寺周辺できのこを探してみました。 ところが台風で菌糸ごと土が流されてしまったのか、まだ少々早かったのか、めぼしいきのこはほとんど見つかりませんでした。
おまけに台風による倒木や折れた枝のために、きのこのよく生える場所が立ち入り禁止になって入れなかったり、妙に陽当たりがよくなって土が乾いてしまったりと、不可抗力とはいえ、昨日今日ですっかりうっぷんが溜まってしまっていました。
そんななか神代植物公園の一角を歩いていると、植え込みの際の柵の上に白黒の笑顔模様を背負った虫が止まっているのを見つけました。 私が「わははカメムシ」と勝手に呼んでいる、アカスジキンカメムシの五齢幼虫です。 しかも今日はすぐ近くに、初めて見る赤ら顔のやつも見つけてしまいました。
私はこのカメムシが大好きで、多くの人にこの存在を知って欲しくて、見つけるたびにこうして記事にして紹介しているのですが、ほんとうに可愛らしいやつです。 見つけるとなんだか幸せな気分になり、笑顔模様がちょこちょこと歩き回るのを眺めているだけで心が和んできます。
このわははカメムシを眺め、夢中になって写真を撮っているうち、きのこが見つからずに溜まっていたうっぷんはいつの間にか解消していました。