コナスまた収穫
2010年 08月 01日
コナス栽培2010: 16
種蒔きから九十一日目のコナスです。
この暑さに、小さな鉢では朝に水をたっぷりやっても、昼間のうちに土が乾いてしまうことがあるのですが、そのまま水をやると高温で根腐れする恐れがありますので、最近は土に氷を乗せて冷やしながら水やりするというさまです。
その中で栄養失調気味にもかかわらず、一つだけ付いた実がどんどん大きくなり、次第に紫に色付いてきました。
しかし、この実を育てるには相当の負荷がかかるようで、先週付いていた蕾は咲いたものの、みな花ごとぽろっと落ちてしまい、実のほうもまたつやを失ってきました。
そこで、まだ少し早いとは思いつつ、実を収穫することにしました。
前回と違って今回は一つしか実を付けませんでしたので、まだ早いとはいえ、実はぱんぱんに膨らんでずっしりと重く、へたの方から見ると絵に描いたようなかわいらしいコナスの姿です。
ただ、どうしても収穫が早いのは否めず、表面を指で押しても弾力どころかまだカチカチの状態で、お尻の側から見ると青みが残っています。
さて、これをどうして食べたものかと考えましたが、結局、お吸い物に入れることにしました。
うっかりして写真は撮っていないのですが、あれだけ固そうなわりには、実の中には種がびっしりできており、皮は青みが残りつつも以外と薄くて軟らかく、果肉も茄子らしい味がしっかりと出ていて、十分に楽しめました。
これでコナスの株のほうは、一旦花も実も付いていない状態になりましたので、しっかりと休んで元気を取り戻してくれればよいのですが。