六本木にアミガサタケが大量発生
2010年 04月 29日
先日、時期をやや逃してしまったかと思ったアミガサタケではありますが、やはりまだ、桜の樹の傍らを通ると、ついつい気になって目が探してしまいます。
そんな中、今日、展覧会を見るために六本木の東京ミッドタウンから国立新美術館に向かって、片側に植え込みのあり、桜が植わっている道を歩いていました。ここは以前、NHKの『ブラタモリ』にも出てきた道なのですが、視るとはなしに根元付近に視線を走らせながら歩いて行くと、なんと、ゴミと雑草だらけの正直言って薄汚い植え込みの一角に、アミガサタケが数本生えているではありませんか。
早速写真を撮っていたのですが、次第に目が慣れてくると、その周囲に次々とアミガサタケが現れ、気が付けば数本どころか数十本になっていました。しかも生えている場所は放置自転車の下、石垣の隙間にまで及んでおり、まさにど根性きのこです。
アミガサタケはゴミ溜めのような場所に生えることもあるとは聞いていましたが、まさかゴミ溜めの極みのような、こんな場所でこんなに大量にお目にかかるとは思いませんでした。もしかすると、アミガサタケは劣悪な環境の方が好きなのでしょうか。