バジル最後の収穫
2009年 08月 30日
バジル栽培2009: 17
種蒔きから二十一週間後のバジルの様子です。
もう二週間ほど前から、収穫してしまわねばと言っているのですが、あまりの豊作で、なかなか使い切ることができません。
そうこうしているうちに、ここのところ雨がほとんど降っていないこともあり、ついに毎年お決まりの疫病神、ハダニとアザミウマがやってきてしまいました。
どちらも極めて小さく、手でつまんでという訳にはいかないため、大変厄介なのですが、とくに厄介なのがアザミウマで、葉の汁を吸うだけでなく、黒いタール状のふんをあちこちに付け、周囲の葉が広範囲に汚れてしまいます。
そのため、毎年アザミウマが現れると、そろそろ最後の収穫ということになるのですが、今年もとうとうその時期が来たようです。
ということで、残りのバジルをすべて収穫することにしました。写真で見ると五、六株あるように見えますが、よくよく見るとバジルはもう三株しか残っていませんでした。私自身、収穫するまで気が付かなかったのですが、ものすごい育ちっぷりです。
収穫したバジルは、一気に使うということで、以前タイ料理屋さんで食べて美味しかった、バジル炒めにしました。お店で食べたのは豚肉と一緒に炒めたものですが、あっさりめにしたいので、代わりに鶏のささみを使っています。
ほとんど野生に帰ったかのように育ったバジルは、香りも強烈で、作っているときから家中がツンとした香りに包まれていたほどでしたが、炒めても爽やかな香りは消えることなく、大変美味しくいただけました。
これで今年のバジル栽培は終わったのですが、引越しによる環境変化もあったせいか、すばらしい豊作となり、思う存分楽しめました。来年もまた楽しみです。