バジル三度目の間引き
2009年 06月 14日
バジル栽培2009: 10
種蒔きから九週間後、そろそろやらねばと思っていた、バジルの三度目の間引きを行いました。
先週の時点で間引かねばと言っていたものを、そのまま一週間置いたため、間引き前の状態は右の写真のようになっていました。葉っぱどうしが重なり合うどころか、完全に他の株の下に隠れてしまったものもあります。
そして少しでも日光を浴びようと、競って上へ上へと伸びてしまうため、茎がひょろひょろの状態で背ばかり高くなり、じょうろで水をやると、葉についた水の重みで倒れてしまうといったありさまです。
しかも葉が重なり合って風通しが悪いためか、葉に黒い斑点ができて、萎びてしまうものが二株ほど発生してしまいました。病気が広まるといけないので、それらはすぐに引き抜きましたが、よく見ると他にも葉っぱの一部が縮れたりして、何となく怪しいのもいます。
ということで、今回も育ちが悪かったり、株同士が近すぎるものを選んで、約三分の二ほど間引きました。
既に前回の間引きあたりから、間引いた株もバジルらしい香りを放っていましたが、今回のものは更に大きくなっているので、間引きというより、ちょっとした収穫です。前回の間引きまではサラダにちょっと散らす程度でしたが、今回は葉も大きいし、量も結構あるので、早速ちゃんと食材として使ってみました。
もちろん、私ではなく妻が作ったのですが、一部はラタトュイユに彩りとして散らし、一部は刻んだバジルを叩いたアジに混ぜ、シイタケの上に乗せて焼いてみました。
元々は「さんが焼き」を作る予定で、大葉を買ってこようと考えていたのですが、同じシソ科ということで急遽バジルに代えて、少々洋風にしてみました。
葉っぱが大きくなっているだけあって、火を通してもバジルの香りはしっかり残り、充分に楽しめました。