写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。


by at384
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十一作目、ツネノチャダイゴケです。

f0108133_2354135.jpgツネノチャダイゴケは公園のウッドチップなどによく生えている小さなきのこです。 チャダイゴケの仲間は典型的なきのこの形とはかなり異なっているためか、きのことは思わないかたもけっこういるようで、プランターに気味の悪いつぶつぶ入りの茶碗のような植物が生えたので駆除したいなどという相談をときどき見かけたりします。

f0108133_23566100.jpgそんな一般にはあまり人気のないチャダイゴケですが、私個人的には大好きなきのこで、とくにこのツネノチャダイゴケは黒っぽいハタケチャダイゴケやスジチャダイゴケとは異なって、黄色っぽく明るい色をしています。 また幼菌のときはプリンのようにも見えるので、少なくとも私たち夫婦は可愛らしいと思っています。

そのようなわけで、昨年和菓子の編みぐるみで黄色系の余り糸がたくさん出たこともあって、今回編むに至りました。 形の面白いきのこなので、プリンのような幼菌からふたの開いていないもの、さらには複数が癒着しているものまであり、これ一種類でかなりにぎやかな感じになっています。

ちなみに、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ツネノチャダイゴケの編みぐるみ:直径3cm


実物は直径約5mm(神代植物公園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2012-01-15 00:50 | 菌類 | Comments(2)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十作目、コフキサルノコシカケです。

きのこの編みぐるみも気が付けばもう四十作目となりました。 我が家の「きのこ山」と称する棚の上の編みぐるみ置き場もかなり賑やかになっています。

f0108133_16171070.jpgコフキサルノコシカケについては説明するまでもなく、そこらへんの公園や街路樹によく生えている、あれです。

ここ最近の作品と比べるとずいぶんと地味なように思えるかもしれませんが、編みぐるみの中でもかなり大型で、意外と存在感があります。 さらには傘の下に胞子が飛んで茶色く染まった感じを出すためのほぐした毛糸を垂らしたり、裏側に磁石を仕込んで冷蔵庫の扉などから生やすことができるようにするなど、けっこう凝った作りになっています。

ちなみに、面白い絵になるだろうと思って本当に冷蔵庫から生やそうと試みたのですが、一般的な磁石ごときには大き過ぎたのと、毛糸が意外にすべってきのこを支え切れず、企画倒れに終わりました。 結局針金で取り付け用の腕を作って「きのこ山」のある棚の扉の前面に生やしていますが、胞子の代わりに妙な存在感と可笑しさを漂わせています。

なお、下の写真は例のように交差法による裸眼立体視写真ですが、編みぐるみが余りに大きかったので、撮影風景の種明かしのようになってしまいました。
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[写真] コフキサルノコシカケ:幅約16cm


実物は幅約20cm(神代植物公園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-25 17:02 | 菌類 | Comments(0)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十九作目、アカヤマタケです。

形が面白いもののほうが強く印象に残るので、異形のきのこのほうがどうしても多くなってしまうのですが、こういう可愛らしいきのこが嫌いというわけではなく、機会と余り糸があれば編んでくれます。

f0108133_15141068.jpg偶然なのでしょうが今年はアカヤマタケの仲間と妙に縁があり、六月以降ちょくちょく目にしました。 目にした回数というだけであればナラタケなど日頃目にしている常連のようなきのこのほうが上なのですが、蝋細工のようなつやのあるきれいな色や、とんがり頭などが特徴的で、強く印象に残りました。

詳しいかたからすればアカヤマタケで十把一絡げにしてはいけないのかもしれませんが、アカヤマタケは、黄色っぽいものから赤みの強いものまで色の個体差がけっこうあるように思います。 ただ共通する特徴として、傘のてっぺんがややとんがることと、全体的、とくに柄に繊維状の縦の線が見られること、そして古くなるにつれて色が赤みを帯びて暗くなり、傷付いたり圧迫されると真っ黒になってしまうようです。

そんな雰囲気を表現しようと、柄の編みかたや、色の変化など少々工夫してあります。 また、私たちの見たものは芝生や草むらに生えているものが多かったので、使い道のあまりない糸を消費する都合もあって、珍しく草むらの台座付きになっています。

結果的に、妻の作った編みぐるみのなかにあっては、妙に可愛らしくなってしまったのですが、たまにはこんなのもよいのではないでしょうか。

なお、下の写真は恒例の交差法による裸眼立体視写真です。
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[写真] アカヤマタケの編みぐるみ:高さ約7cm


実物も同じくらい(筑波大学周辺)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-25 16:10 | 菌類 | Comments(0)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十八作目、キツネノタイマツです。

f0108133_13523969.jpgまたかと言われそうですが、スッポンタケ科の悪臭系きのこです。 妻はこの仲間のきのこを編むのが大好きなようで、楽しくてしょうがないと言いながら編んでいました。

今回の編みぐるみは一本倒れているのですが、これはもちろんわざとそう作ったものです。 この仲間のきのこはいつも夜からから早朝にかけて急速に伸びてくることが多いのですが、しおれるのも早く、とくにこのキツネノタイマツは背が高くなることもあって、見つけたときには既に右の写真のごとくなので、その様子を再現しています。

さらに今回は根元に卵までついており、よく見ると先端が口を開いてぬらっとした灰白色の粘液が見えているという凝りようですが、確かにこの仲間はキヌガサタケをはじめ、カニノツメ、ツマミタケ、サンコタケ、キツネノエフデ、スッポンタケ、そしてまだ見たことがありませんがイカタケなど、形の奇抜さを競っているとしか思えないので、やはり創作意欲を刺激するのでしょう。

ちなみに下の写真は毎回のように、交差法による裸眼立体視写真です。
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[写真] キツネノタイマツの編みぐるみ:高さ約17cm


実物は高さ約20cm(神代植物公園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-25 14:43 | 菌類 | Comments(2)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十七作目、ノウタケです。

f0108133_21362132.jpg前三作に比べるとずいぶんと地味なきのこなのですが、妻はこのきのこが大好きで以前から作りたかったものの、適当なあまり糸がなかったために、ようやっと編むことができました。

これと言って珍しいきのこではなく、少なくとも深大寺周辺ではごく普通に目にするのですが、地面からまるで漫画のフキダシのような格好で飛び出している姿はどことなく滑稽で愛嬌があります。 ただノウタケという名前は確かに言い得て妙とは思うものの、この愛嬌たっぷりな姿からすると少々かわいそうな名前のような気もします。

ノウタケという名前を知って気味悪がるのか、それとも地味過ぎて気が付かないのか、このきのこが踏みつぶされたり、蹴り壊されたりしているのを見かけ、私たちは脳挫傷などと呼んでいるのですが、好きなきのこということもあって、残念な思いをすることもしばしばです。 名前を変えてどうなるというものではありませんが、いっそのことこのキツネ色の外皮からコッペパンタケとでも言ってあげれば、もう少し親しみを持って大切にしてもらえるのではなどと思ったりもするのです。

と、無駄話が多くなりましたが、最後に例の通り交差法による裸眼立体視写真を載せます。
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[写真] ノウタケの編みぐるみ:高さ約5.2cm


実物は高さ約4.5cm(深大寺周辺)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-17 22:28 | 菌類 | Comments(2)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十六作目、カエンタケです。

f0108133_0114954.jpg日本中に毒きのこは数あれど、このきのこほど忌み嫌われているものはないように思います。 単に致死性の猛毒ということならドクツルタケのほうが上でしょうが、汁が手に付いただけでも皮膚がただれるなど言われているたちの悪い性質や、何より見た目のおどろおどろしさが本能的な恐怖心をあおるのでしょう。

さらには元々は珍しいほうのきのこだったのが、今年はナラ枯れが原因とかで滋賀県で多く発見されるなど、近年発見例が増えているようで、明確な因果関係はないのでしょうが、異常気象やら地球温暖化と結びつけられて、環境破壊の象徴のように思われてしまうふしもあるやに感じられます。

当のカエンタケに悪気があるはずはないのですが、下手に触るのもまずいというようなものが子供の目に付くような場所に生えているとなると、きのこ好きと言えども駆除せざるを得ません。 じつは私たちも今年の夏に箱根に行った際にホテルの庭にごく小さなものが生え始めているのを見つけ、従業員のかたに報告して除去をお願いしてしまいました。

そんなこんなで、供養というわけでもありませんが、カエンタケが妙に印象に残ってしまい、編むことになったようです。 本心を言えば、こんな怪しげな姿をしているきのこを、私たち夫婦が嫌いなはずはないのですから。

ちなみに今回は切株付きになっており、切株への取り付けと枝のような腕の向きを固定するために針金を通してあるのですが、おどろおどろしい雰囲気を強調しようと形に凝りすぎてしまって、写真を撮る向きでいろいろ苦労する羽目になりました。

なお、下の写真は毎度のごとく、交差法による裸眼立体視写真です。
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[写真] カエンタケの編みぐるみ:高さ約5cm(切株を除く)


実物も同じくらいの大きさ(強羅公園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-11 01:18 | 菌類 | Comments(2)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十五作目、サンコタケです。

今までいろいろなきのこの編みぐるみを作ってきた妻ですが、やはり異形のきのこには創作意欲を刺激されるらしく、腹菌類、とりわけ英語圏で "Stinkhorn" と呼ばれる悪臭系きのこの仲間を見ると編まずにはいられないようです。

f0108133_23345762.jpgこのサンコタケは昨年秋に国立科学博物館筑波実験植物園で開催された『きのこ展』に行った際に見つけたもので、色や腕の本数によっていくつか種類が分かれるなかの、いちばん見たいと思っていた赤系の三本腕です。

そのとき以来すっかり編む気満々になっていたのですが、これもふさわしい色の余り糸がなく、今年になってようやっと編むことができました。

ずっと温めてきたこともあってかなり気合いが入っていたようで、出来上がってみると相当な再現性です。 もともとこの仲間のきのこは表面がざらっとしているため質感の相違が少なく、ただでさえ編みぐるみ向きなので、なおさら上出来となったようです。

妻いわく、今までのなかで最高の出来とのことですが、私もそう思います。

ちなみに今回も、交差法による裸眼立体視写真を下に載せました。
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[写真] サンコタケの編みぐるみ:高さ約10cm


実物は約4cm(国立科学博物館筑波実験植物園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-07 00:20 | 菌類 | Comments(2)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの三十四作目、ウスタケです。

先月、妻が和菓子の編みぐるみの個展を開いたのですが、そこで余り糸がいろいろ出たことと、準備のためにしばらくきのこの編みぐるみを手掛けられなかった反動もあって、個展のあと立て続けにきのこの編みぐるみを作っています。

f0108133_21231410.jpgこれはその中の一作、ウスタケの編みぐるみです。

ウスタケは一昨年高尾山に行った際にリフトの上から生えているのを見つけたのですが、飛び降りるわけにもゆかず、通り過ぎるのを指をくわえて見ているしかありませんでした。 それ以来なんとか見たいものだと思っていたところ、昨年夏に箱根湿生花園で見事に出くわし、大喜びしたものでした。

地面から黄色っぽい筒が生えたような姿はいかにも怪しげで大いに好奇心を刺激するものがあり、個性派揃いのきのこの編みぐるみ仲間にぴったりなのですが、ふさわしい色の余り糸がなく、ようやっと今年になって完成を見るに至りました。

毛糸で作ったこともあって実物ほどの不気味さはありませんが、外側のひだをはじめとする怪しげな姿はなかなかよく再現されており、代々の編みぐるみきのこが置かれた我が家のきのこ山にあっても、じゅうぶんに異彩を放っています。

なお、下の写真は恒例の交差法裸眼立体視写真です。
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[写真] ウスタケの編みぐるみ:高さ約9cm


実物もほぼ同じ大きさ(箱根湿生花園)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-12-03 22:19 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの三十三作目、ヤコウタケです。

f0108133_933017.jpgf0108133_93342.jpg今年の七月に八丈島の光るきのこを見に行って大いに感激し、まずはエナシラッシタケの編みぐるみを紹介したのですが、今度は同じく八丈島の光るきのこの双璧をなすヤコウタケを編みました。

ヤコウタケについてはテレビをはじめ、あちこちでよく紹介されているので改めて説明するまでもないのですが、ヤシの仲間に生える傘径二〜三センチぐらいのとても強く発光するきのこです。 エナシラッシタケは暗闇に目が慣れてきてようやっと見えてくるのに対し、ヤコウタケは離れた場所からも光っていることがわかり、十本集めれば新聞が読めるほどなどと言われてもいるようです。(さすがに新聞は誇張し過ぎのように思えますが、実際に八丈島で見たときには周囲が見える程度の薄明かりでも見つけることができました)

f0108133_939470.jpg今まで数々のどちらかと言えばマニアックなきのこの編みぐるみを作ってきた妻にしては、ご当地キティちゃんストラップ(夫婦して買ってしまいましたが)にもなっているほど有名なヤコウタケは少々俗っぽいのではと思われるかもしれませんが、そこはやはり八丈島まで出かけたのですから、単に光る糸を使って編むというだけでは終わらせません。

f0108133_9265984.jpgじつは八丈島に行って初めて知ったのですが、菌糸まで光るエナシラッシタケと異なり、ヤコウタケが光るのは傘だけで、菌糸はおろか柄も光りません。 そのためヤコウタケの光る様子を実際に見ると、柄の部分は薄暗くなっており、また傘の中心部が周囲に較べて丸くシミのように暗くなっているのです(昼間見ても傘の中心部がやや薄茶色いので柄だけが理由ではないのでしょうが)。

八丈島ではうまく写真が撮れなかったので、左上の写真は箱根湿生花園で撮ったものですが、実際にはこのような感じです。 また昼間見ると柄の付け根は吸盤のように丸く輪になっているのも特徴です。

編みぐるみでは傘の中心部の薄ぼんやりと暗くなる様子がうまく表現できませんが、ここらへんの特徴は可能な限り再現してみました。 きのこの編みぐるみは部屋の棚の上にずらっと並んでいるのですが、部屋の灯りを消すとその一角にエナシラッシタケとヤコウタケの編みぐるみがぼおっと光り、八丈島の光るきのこの森の雰囲気が思い出されます。

f0108133_11564334.jpgf0108133_11564644.jpgちなみにヤコウタケの編みぐるみは試作品でもう一種類作っていて、こちらは太めの蓄光糸を使っていて傘径が四センチほどあるかなり大型のものです。 少々大振りになって雰囲気が変わってしまったので、こちらは箱根湿生花園や夢の島熱帯植物園で展示されるような「栽培もの」と勝手に呼んで、同じく部屋の中で光っています。

ところで、以前作ったエナシラッシタケの編みぐるみですが、見慣れてくると今一つ本物らしさが欲しいと思うようになり、少し手を加えて改良してみました。 具体的には成長中のつぶつぶした小さな子実体をいくつか追加してみたのですが、かなりいい感じになっています。

[写真] ヤコウタケの編みぐるみ:傘径約2cm


実物もほぼ同じ大きさ(八丈植物公園光るきのこの森、中之郷光るきのこ観察の森)
ちなみに箱根湿生花園で撮ったものは直径2.5cmぐらいでやや大きめ


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-10-02 12:21 | 菌類 | Comments(0)
※ 十月二日)公開後に子実体を増量してさらに雰囲気を増したので、写真を差し替えました。
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの三十二作目、エナシラッシタケです。

f0108133_23264100.jpg今年の七月に八丈島の光るきのこを見に行ったのですが、そこで見たエナシラッシタケが大いに気に入り、作ってくれました。

エナシラッシタケはヤコウタケと並ぶ代表的な光るきのこで、ビロウヤシの葉や葉柄に生える直径五ミリ程度のごく小さいものです。 光の強さはヤコウタケと較べると弱く、暗闇に目が慣れてこないとなかなか見えてこないほどなのですが、ヤコウタケ異なって菌糸も光るために、表面に出ている子実体だけでなく、生えている周辺がぼうっと光るのが特徴です。

この特徴のため、光るきのこが生えている森ではビロウヤシの葉や葉柄、そして地面の落ち葉までもが光を放って周囲を取り囲み、まるで天の川の中に立っているような感覚になります。 八丈島を訪れた際にはこれが何より強く印象に残り、その雰囲気を再現したいということで編みぐるみにしました。

そのため、糸はいつものような余り糸ではなく、このためにわざわざ購入したレース糸のような素材の光る糸を使っています。

さすがに五ミリなどという小さなものは編めないので、実物と較べるとずいぶん大きく、ビロウヤシの葉を模した素材との大きさの比がかなり違っていますが、そこらへんはあくまで雰囲気ということで割り切りました。 また「編みぐるみ」とは言っていますが、見ての通り実際にはなにもくるんでいないので、正確には「くるみ」ではないのですが、そこも流れということで「編みぐるみ」と称しています。

f0108133_9432798.jpg今回は子実体だけでなく、何より心に残った光る菌糸の雰囲気を再現したいということで、葉柄や周囲の葉に糸を絡めたり、ぼうっと光る感じを出すために葉の裏側に網目状に編んだ糸を仕込んだりしています。

自分たちではかなり実際に近い雰囲気を表現できていると思っているのですが、どうでしょうか。 といっても、この雰囲気をご存知のかたはあまりいらっしゃらないかもしれません。

ご存知ないかたで興味のある方は、ぜひ一度八丈島を訪れて実物をご覧になってみてください。 幻想的なあの雰囲気は一見の価値があります。 八丈島の光るきのこ観察会は、今年は九月三十日までやっているそうです。

[写真] エナシラッシタケの編みぐるみ:直径約1.5cm


実物は直径約4mm(八丈植物公園光るキノコの森)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2011-09-18 00:31 | 菌類 | Comments(2)