写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十三作目、ドングリキンカクキンです。

f0108133_16351246.jpg旧腹菌類の編みぐるみまでは作る人もいるでしょうが、まさかこんなものを編みぐるみにする人はさすがにいないのではないでしょうか。

昨年の秋、少雨のためにきのこの不作が続く中で八国山緑地に出かけた際、このきのこだけがドングリとともにゴロゴロと見つかり、思わず息を吹きかけては胞子を舞い上がらせてはささやかに盛り上がっていました。

f0108133_16385231.jpgチャワンタケの仲間は以前ツバキキンカクチャワンタケを編んである程度要領を把握しており、またドングリはきのこの編みぐるみを撮影するために使っている造花のものがあるため、作ってみようということになりました。

そして、最近すっかり気に入っている胞子吹きをまた仕込んでみました。これがやりたかったから作ったという話もありますが。

旧腹菌類の編みぐるみまでは他にもありそうなものの、果たして子嚢菌類の、よりによってこんな地味なものを作って伝わるのだろうかという不安もありますが、当の私たちは大いに喜んでいます。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ドングルキンカクキンの編みぐるみ: 直径約1cm


実際の大きさは直径約5mm


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by at384 | 2015-03-15 17:18 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十二作目、ツマミタケです。

f0108133_12371747.jpgツマミタケは以前も作っているのですが、今となっては出来に不満があるとのことで、ずっとお蔵入りになっていました。しかし、この手のきのこのなかでは一番身近に見かけるものなので、納得できるものにしたいと二作目を手掛けることになりました。

ところがこのツマミタケ、いざ作ろうとすると個体差が大きいことから、どう作ってもなかなか頭に思い描いているツマミタケの姿とぴったり重ならず、ああでもないこうでもないと試行錯誤を重ねることになって、思ったより時間がかかってしまいました。

じつは前作でも同じところで迷っていたのですが、ツマミタケの先端のグレバのつき方はさまざまで、結局作り手の妻の持つ印象に一番近い形に落ち着きました。ですので何か違うと感じられるかたもいらっしゃるかもしれませんが、どうでしょうか。

f0108133_12372281.jpgちなみにツマミタケには上の写真のような四角柱のものと、左の写真のような五角柱のものがあり、今回は五角柱にしています。といっても私の撮り方がまずいために、写真で見ると四角柱に見えてしまいますが、実際に見てみると五角柱であることがわかります。

実際に見てみればと言われても、とおっしゃるでしょうが。。。じつは、実際にご覧いただけるようになるのです。その話は次回詳しくご紹介しますが、久々の展覧会を開くことになりました。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ツマミタケの編みぐるみ: 高さ約13cm


実物はいろいろな大きさで、高さ5〜10cmくらい


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by at384 | 2015-03-15 14:09 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十一作目、スッポンタケです。

f0108133_11273314.jpg以前から編みたいと言いつつなかなか着手しないので、前に作ったキヌガサタケの網をなくしただけではないかと話していたのですが、どうもそういうものではないらしく、そもそもキヌガサタケ自体今となっては完成度が物足りないのだとか。

そうこうするうちに三年ほど経って一昨年、神代植物公園内でスッポンタケのシロを見つけ、いろいろな形や状態のものを見られるようになってからは、ようやっと頭の中のスッポンタケの印象が具体的になってきたらしく、この度ようやっと機が熟して着手することになりました。

出来上がったものを見てその「物足りなさ」がわかったのですが、最も表現したかったのは摩擦や乾燥や、ハエなどの虫に舐め取られたためなどでできた、グレバのかすれ具合だったようです。グレバのてらてらした質感は毛糸とは相容れないため、それを表現する手段がこのかすれた感じでした。

f0108133_11273868.jpgちなみにまだ卵の状態の時にグレバを包んでいる半透明の粘液は、以前もこの目的で用いたエコアンダリアという荷作りテープのような素材で、スッポンタケ科やアカカゴタケ科の卵では確立した手法となっています。

スッポンタケはこの粘液がとくに目立ち、成菌でも卵の淵から顔を覗かせていることから、その感じも表現し、また神代植物公園でよく見かけた「カリメロ」状態のものも添えて、盛りだくさんな作品となりました。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せています。
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[写真] スッポンタケの編みぐるみ: 高さ約15cm


実物は高さ約11cmくらい


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by at384 | 2015-03-15 12:33 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十作目、マメザヤタケです。

f0108133_23255832.jpg昨年の秋、本来ならきのこの最盛期のはずが少雨のために大変な不作となっていた時に、八国山緑地で見かけた数少ないきのこの中で、最も印象に残ったのがこのきのこでした。

英語では「死者の指」などという物騒な名前で呼ばれているそうですが、見つけた時の印象はどちらかといえば、テレビ東京でやっている「美の巨人たち」で建築作品の回に時々出てくる「モデュロール兄弟」という感じでした。どのみちきのこらしからぬ異様な姿には変わりなく、強く興味を惹いたうえ、真っ黒でいかにも編み易そうな形ということもあって、手掛けることになりました。

というわけで編み出したのはよいものの、じつは表現が一番難しい不規則な形。さらにはそれを束ねて生え姿を作る際も、わざとらしくならないようにするのに思いのほか苦労してしまいました。

マメザヤタケなどあまり気にして見られるかたも少なく、もしかして伝わらないのでは、という不安もありますが、どうでしょうか。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を添えておきました。
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[写真] マメザヤタケの編みぐるみ: 高さ約7.5cm


実物は高さ約5.5cm


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by at384 | 2015-03-15 00:58 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十九作目、ミミブサタケです。

f0108133_22192216.jpg昨年の夏に那須平成の森で偶然出会い、胞子の吹き出すところを見て以来、その怪しい姿と、まるでからくり仕掛けでもあるかのように勢いよく胞子を吹き出す様に、すっかり惚れ込んでしまいました。

当然、以前ホコリタケで大好評だった胞子吹き出しをまた仕込み、怪しく仕上げてくれたのですが、煙突から立ち昇るように吹き出す胞子と、怪しげな林立ぶりの表現に思ったより苦労してしまいました。

ミミブサタケの実物をご覧になったかた、胞子の吹き出すところを目撃されたかたはあまり多くはないという話も聞きますが、この怪しさ、うまく再現できているでしょうか。

なお毎度恒例ですが、交差法による裸眼立体視写真も載せてあります。
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[写真] ミミブサタケの編みぐるみ: 高さ約8cm


実物は高さ約6cm


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by at384 | 2015-02-14 22:42 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十八作目、ムラサキシメジです。

f0108133_9563378.jpgf0108133_9562621.jpg何度となく見ているのですが、これが生えるときのこの季節も終わりだと感じるのと、よく見ると変形や色の濃淡など変化に富んでいて面白いため、愛着のあるきのこです。

そんな理由もあって以前から編みたいと言っていたのですが、筑波実験植物園のきのこ展で、観察のために裏返された傘の裏側のひだの美しい紫色を見て思い立ったようです。

f0108133_9571992.jpg妻のきのこの編みぐるみは、強烈な個性のあるきのこに出会って一気呵成に作る場合と、何度も見ているなかで把握した様々な特徴を組み合わせた典型として編む場合があるようなのですが、これはやはり後者にあたるものでしょう。

幼菌と老菌の傘の色の相違、老菌の傘の縁の波打ち具合、ひだの色の濃さ、柄の繊維状の質感と下膨れ具合、そして柄から枝分かれしたちびきのこと、これでもかと特徴を詰め込んでいます。

f0108133_9582552.jpgなにぶん変化の大きいきのこなので、私たちの抱いている印象もすべて表現されているわけではありませんし、人によってはまた違う印象を持たれているかもしれませんが、どうでしょうか。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ムラサキシメジの編みぐるみ: 傘径約8cm


実物は傘径3cm〜10cm


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by at384 | 2014-11-22 14:50 | 菌類 | Comments(5)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十七作目、クチベニタケです。

f0108133_1882163.jpg以前からずっと作りたいと言っていながらもなかなか見る機会に恵まれず、実際に見たものだけを作るという方針を貫いているため、何とか見られないかと常々思っていました。

そんななか、今年の夏に参加した「博物ふぇすてぃばる!」でたまたま私達の展示をご覧になった那須平成の森のインタープリターのかたからクチベニタケが生えているという話を伺いました。

これは行くしかない、と九月の頭に早速出掛けてついに見ることができ、満を持して作ったのがこの編みぐるみです。

丸く編んだものに、赤い毛糸でコメ印を付けるだけだと思ったのですが、いざやってみると意外な落とし穴が。 この赤い口の部分がなかなかそれらしくできないのです。 あれこれやってみて、なんとか実物の雰囲気に近いものができましたが、どうでしょうか。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] クチベニタケの編みぐるみ: 直径約2cm


実物は直径約6mm


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by at384 | 2014-09-28 18:55 | 菌類 | Comments(4)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十六作目、ノウタケです。

f0108133_1154452.jpgノウタケは過去にも作っているのですが、小ぶりなものがひとつだけだったので、『博物ふぇすてぃばる!』に出展するにあたり、ひとまわり大きい、成熟した子実体を追加することになりました。

ノウタケは複数がかたまって生えることが多いので、二つ並んでいると、かなり雰囲気がそれらしくなったように感じます。

そして、本日八月九日よりいよいよ『博物ふぇすてぃばる!』です。
台風の影響が心配されますが、とりあえず明日は雨こそ降れ、大荒れにはならずに済みそうです。近くへお越しの際はお寄りくださると幸いですが、くれぐれもお気を付けておいでください。
それでは、大量のきのこともども、会場でお待ちしております。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を下に載せました。
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[写真] ノウタケの編みぐるみ: 幅約11cm


写真の実物は幅約15cmくらい


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by at384 | 2014-08-09 01:30 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十五作目、ホコリタケです。

f0108133_1291643.jpgホコリタケは妻が子供の頃からよく目にしていてなじみ深かったこともあって、以前から作りたいと言っていました。 ですが、頭の部分の細かないぼいぼを編み物でどう表現したらよいか、思い入れの大きいぶん余計に迷いが出てしまい、なかなか踏ん切りが付かずにいたものです。

今回編み始めるにあたり、そこらへんの迷いが払拭できたわけではないのですが、来月の『博物ふぇすてぃばる!』に出そうと、とりあえず見切り発車で始めてしまいました。

実際できてみると別に心配するほどのことはなく、雰囲気を確かめながら少しずついぼいぼを増やしてゆくやり方で、それなりに再現はできたように思います。 思いのほかいい感じになったので、調子に乗って老菌も追加して胞子を吹き出させるなど、本人も相当気に入っているようです。

なお毎度のことですが、交差法による裸眼立体視写真も載せておきます。
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[写真] ホコリタケの編みぐるみ: 高さ約5cm


実物もおなじくらいの大きさ


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by at384 | 2014-07-13 12:38 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十四作目、ハタケチャダイゴケです。

ハタケチャダイゴケの編みぐるみは、七年前にも作っているのですが、初期の頃のもので、当時は手持ちの数少ない余り糸だけで編んでいたことと、どちらかといえば可愛らしく作っていたので、生々しく作るようになった今となっては、完成度が気になっていたようです。

f0108133_10461656.jpgこのたび『博物ふぇすてぃばる!』に参加することになり、それを機に再度作ろうということで、編んだのがこの作品です。

ところが難しいことに、いざ取り掛かろうと過去に撮った写真を見てみると、杯の内側やペリジオールの色に個体ごとの変化が大きく、どの色を選んだらよいのか迷ってしまいました。 実際に見たものの中にはもっと白っぽい色をした個体もあるのですが、最終的には作者である妻の印象から、隅っこの方で怪しげに黒っぽくごちゃごちゃと固まっている感じということで、写真のような色使いとなりました。

f0108133_23452612.jpg※追記
ちなみに上の写真ではペリジオールの様子がよくわかりませんので、真上から見た写真もあわせてご紹介します。 さすがに編み物なので、実物のようなつるんとした質感は再現できませんが、碁石のような雰囲気は何とか伝わるでしょうか。

なお今回も、恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せておきます。
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[写真] ハタケチャダイゴケの編みぐるみ: 子実体の直径約2.5cm


実物の大きさはその五分の一の五ミリほどです。


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by at384 | 2014-07-05 11:20 | 菌類 | Comments(2)