写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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妻がふと思い立って、こんなものを作ってくれました。 きのこの編みぐるみの番外編ということで、きのこのお雛様です。

いつもは実際に見たきのこだけを編むのですが、今回はそこにはこだわらず、道具までとことん菌類づくしにしています。 ちなみに使われているのは以下の通りです。

男雛: イボテングタケ
女雛: ベニテングタケ
男雛の「しゃく」: ヘラタケ
女雛の扇: ウチワタケ
三宝: ヤグラタケ、クロハツ
三宝の花: ハナオチバタケ
ぼんぼり: イカタケ
菌屏風: ヘビホコリ(正面)、ウメノキゴケ(右側の松の幹)

...のはずなのですが、もしかすると三宝の花を包んでいるのは単なる紙ではなく、ミミブサタケかもしれません。(妻に確認したところ、葉っぱだそうです)
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[写真] きのこ雛: 幅約18cm



OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2016-03-02 02:55 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十九作目、水を吹き出すきのこです。

f0108133_9383145.jpg今までは基本的に同定されたものだけが作品になっていたのですが、これは私の怠慢のために同定できないまま先に編みぐるみになってしまいました。

妻は前々からこのきのこを編みたいとは言っていたのですが、ユザワヤで素材を探している際にちょうどいい具合の透明なビーズを見つけてしまい、もう待っていられなくなったというわけです。

f0108133_9385265.jpg題材となったのは七年前に見つけた左の写真のきのこで、後追いで慌てて調べたのですが、この手の硬質菌は幼菌の状態ではなかなか見分けがつきません。

生えていた環境や見た目の感じからクジラタケかとも思ったのですが、この水を吹き出す習性(分解水というそうですが)はツガサルノコシカケのほうが顕著らしく、言われてみればそうも見えてきます。

f0108133_939792.jpg結局のところどちらかわからないまま、単に水を吹くきのこという、いい加減な名前にしてしまいました。
※ 結局ツガサルノコシカケでよいようです

ところで、妻は右の写真のような、赤茶色の水を吹き出すものも編みたがっていて、残念ながら材料が見つかっていませんが、また未同定のものが増えないよう先に調べておくことにしました。

f0108133_9393015.jpgその結果、どうやらこちらはニクウチワタケと判断するのが妥当のようです。(まねき屋お〜のさんのブログ記事を参考にさせていただきました、ありがとうございます)

ニクウチワタケらしききのこの水吹きはその後も何度か見ており、おそらく左の写真のものもこれかと思われます。 こちらのほうが典型的な形で、右上の写真のものはどういうわけか傘が反り返って裏返しになってしまった状態のようです。

f0108133_9392193.jpgちなみに脱線ついでに他の水吹ききのこについても紹介すると、こちらはあまり顕著ではないのですが、ヒラフスベでも時々このような現象を見かけます。

この写真では黄色っぽい水滴になっていますが、赤茶色の水滴になる場合もあるようで、じつはこの写真の個体も別の角度から撮ったものは赤茶色の水滴を蓄えていました。

f0108133_9393682.jpgもしかするとこの黄色の水滴も出始めで、時間が経つと赤茶色になるのかもしれません。

ヒラフスベと思われるきのこでは左の写真のように、無色透明な水滴が付いているものも見ていますが、この写真を撮ったのは雨上がりの翌日で、単に雨粒が幼菌のまだビロード状の表面に弾かれてこのような状態になっているのかもしれません。

ただ右上のヒラフスベもよく見ると透明の水滴が付いている部分があり、もしかするとヒラフスベでは最初は透明だった水滴が、熟成するのか濃縮するのか、次第に黄色を経て赤茶色に変わってゆくのかもしれません。

きのこの水吹きの話題から、すっかり編みぐるみを脱線してしまいましたが、またいつもの通り交差法による裸眼立体視写真を載せて、話をまとめます。
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[写真] 水を吹き出すきのこの編みぐるみ: 幅約10cm



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PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-08-16 10:37 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十八作目、マントカラカサタケです。

f0108133_21233517.jpgマントカラカサタケも以前に手掛けているのですが、幼菌しかなく、やはり成菌も欲しいということで、今年春に行った展覧会に合わせて追加しました。 また、あわせて幼菌も若干手直しを入れ、より忠実に再現しようとしています。

さすがに実物大に作るのはむずかしいのではないかと妻に言ったのですが、妻としてはやはりあのどこかしら間の抜けた感じすら漂う、異様なまでのひょろ長さを再現したいと、結局実物大に作ってしまいました。 おかげで安定が極めて悪く、会場でも自立させるのに一苦労しましたが、今まで最も大きかったシロオニタケの編みぐるみをはるかに超える大きさで、会場でも妙な雰囲気を充分に醸し出していました。

なお撮影にかなり苦労しましたが、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] マントカラカサタケの編みぐるみ: 高さ約33cm



PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
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by at384 | 2015-08-09 21:51 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十七作目、コアカミゴケです。

f0108133_20132569.jpg正しくはきのこではなく地衣類なのですが、きのこと藻類の共生ゆえ広義のきのこということで、きのこの編みぐるみ作品のひとつに入れてしまいました。

じつは今年の春に行った展覧会で、編みぐるみの展示用の机に倒木に見立てた小道具を置いたのですが、そこにサルオガセのような感じに糸を垂らしたら雰囲気が出てよかろうと、白っぽい緑色の糸を購入し、ちょうどその糸がコアカミゴケにも使えそうということで、急きょ冗談半分に編んでくれたのです。

さすがに実物大というわけには行かず、かなり大きくなってしまいましたが、展覧会の会場に置いていたところ意外にウケが良く、中にはこれからは地衣類が流行るという話も出てきました。 この糸はまだ大量にあるため、そのうちまた何か他の地衣類にも手を出すかもしれません。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] コアカミゴケの編みぐるみ: 高さ約3cm


実物は高さ5mm程度


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by at384 | 2015-08-09 21:19 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十六作目、チシオタケです。

f0108133_1985416.jpgこちらも今年春の展覧会を機に前作から作り直したものです。

前作では傘の縁のフリフリを目立たせようとして、傘の色が不自然になってしまったので、今度はそれらしい色にして、チシオタケの特徴である傷が赤くなっている様子も再現してみました。 ただ、チシオタケは傘の色や形の個体差が大きく、柄の色はよかったのですが、傘の色の微妙な条線や階調はなかなか編み物では難しいようで、研究の余地があるかもしれません。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] チシオタケの編みぐるみ: 傘径約3cm



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by at384 | 2015-08-09 19:52 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十五作目、カニノツメです。

f0108133_16542486.jpg今年春に開催した展覧会を機に、最初の頃に作った編みぐるみをいくつか編み直しているのですが、カニノツメもそのひとつです。

カニノツメに関しては、最初に作ったものも決して実物とかけ離れたものではなく、むしろ忠実に作り出した最初の作品とも言えるのですが、数あるきのこの中でも思い入れの強いきのこでもあり、どうしても編み直したかったようです。

とくに気になっていたのは腕の部分の構造で、前作では単なる筒になっていたのですが、実際は外側に切れ込みが入っている、というより外側に向かってそり返っているため、その雰囲気を再現したかったとのことでした。

ちなみに、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せています。
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[写真] カニノツメの編みぐるみ: 幅約6.5cm



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by at384 | 2015-08-09 18:44 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十四作目、アミガサタケです。

f0108133_15223483.jpgアミガサタケの編みぐるみはきのこの編みぐるみを作り始めた頃に手掛けていますが、まだあまり忠実さを求めてはおらず、余った太い毛糸を使ったこともあって色も大きさも実物とはかけ離れていました。

その後だんだん実物に忠実に作るようになってからトガリアミガサタケを編み、初期に手掛けたアミガサタケのほうも編み直せたらと言っていたのですが、今年の春に展覧会を開催したのをきっかけに、やっと編み直す機会を得ました。

アミガサタケといっても、そもそもいわゆるイエローモレルと呼ばれる一群も細かく見れば何種類にも分けられそうですので、この編みぐるみも人によっては違うという印象を持たれるかもしれません。 正直妻もどれにすべきか迷っていたようですが、結局今回は上の写真のような感じに落ち着きました。

ちなみにいつものように、交差法による裸眼視立体写真も載せました。
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なお、春に開催した展覧会『役に立たないきのこの黄金週間〜写真と毛糸と関内翁の木彫りきのこ展』にて木彫りの作品を展示させていただきました関内重男さんですが、残念ながら今年の六月にご逝去されたとのことです。 素敵な木彫りきのこ作品や資料をいただきましたことに深く感謝いたしますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

[写真] アミガサタケの編みぐるみ: 高さ約9cm



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by at384 | 2015-08-09 16:02 | 菌類 | Comments(2)

始まりました

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f0108133_0265675.jpgきのこの編みぐるみと写真の展覧会『役に立たないきのこの黄金週間』が、なんとか無事に初日を迎えました。

おいでいただきました皆様、ありがとうございました。

5月3日(日)まで開催中です。
ご来場お待ちしております。
by at384 | 2015-04-30 00:33 | 菌類 | Comments(2)

なんとか準備終了です

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『役に立たないきのこの黄金週間』の会場の設営がほぼ終わりました。
あとは当日、微調整をするだけです。
それでは、会場でお待ちしております。
by at384 | 2015-04-27 00:14 | 菌類 | Comments(0)

ここのところ、続けてきのこの編みぐるみの記事を投稿しておりますが、じつは三年ぶりにまた編みぐるみと写真の展覧会を行うことになりました。

今回は私たち夫婦の作品のほかに、前回の展覧会の頃からひょんなきっかけでお付き合いさせていただいている、木彫りきのこの関内(せきうち)重男さんの作品も一緒に展示することになり、木彫り・編みぐるみ・写真と三通りの表現方法のきのこが会場を埋め尽くすという、まるで最終回かと思うような豪華さです。

ちなみに、関内さんの作品は以前このブログでもご紹介しており、全作品というわけにはまいりませんが、私のお預かりしているものをできる限り展示します。また私ではまず作ることのない乾燥標本も出品予定で、展覧会というより博覧会に近いかもしれません。

会場は前回と同じカフェ・ギャラリーで、カフェ併設にかかわらずまたハエ付きの悪臭系きのこも多数発生します。場所的には駅からやや離れてはいますが、井の頭公園を散歩がてらお立ち寄りいただけると幸いです。

『役に立たないきのこの黄金週間』
 〜写真と毛糸と関内翁の木彫りきのこ展


【期間】 2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日) 12:00〜19:00
     (最終日は16:00まで)
【会場】 ギャラリーカフェ・テラス
     東京都三鷹市下連雀 1-14-1
     http://www.gallerycafe-terrace.jp/

【交通】  JR中央線/京王井の頭 吉祥寺駅 南口より徒歩15分
        またはバス(丸井まえ2番〜8番のりば) 万助橋下車2分
      JR中央線 三鷹駅 南口より徒歩15分
        またはコミュニティバス 三鷹の森ジブリ美術館 下車2分

ところで、まったく知らずにいたのですが、なんと4月4日(土)〜5月17日(日)の間、中央線の反対側にある武蔵野市立吉祥寺美術館にて、きのこの絵で著名な仙人こと小林路子さんの展覧会が開催されます。

『小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ』

【期間】 2015年4月4日(土)〜5月17日(日)  ※4月30日(木)は休館
【会場】 武蔵野市立吉祥寺美術館 (展覧会情報ページ

そもそも私が関内さんにお会いしたのはその小林路子さんの個展会場で、その関内さんは小林路子さんに木彫りきのこを素材として提供されていたのですから、同じ期間に同じ吉祥寺にてきのこの展覧会とは、偶然とはいえ素晴らしすぎる巡り合わせで、当の私たちも驚いています。

ともあれ、連休にはぜひ絵画・木彫り・編みぐるみ・写真と、そしてもしかすると井の頭公園には実物もあるかもしれないという、きのこ尽くしを満喫しに、ぜひ吉祥寺までお出かけください!

《追記》
そしてさらに、吉祥寺ではありませんが同じ多摩地区の立川にある昭和記念公園にて、『世界の美しいきのこ』にも多数の美しい写真が載せられている写真家、前田絵理子さんのきのこの写真展が4月5日(日)〜4月29日(水)に開催されるそうです。お会いしたことはないのですが、きれいなきのこの写真を撮られるので、以前から一度作品を直接拝見したいと思っていました。

『前田絵理子写真展 「きのこの森」』

【期間】 2015年4月5日(日)〜4月29日(水・祝)
【会場】 国営昭和記念公園内 花みどり文化センター (展覧会情報ページ

本職の方々と私たち素人を一緒に並べるのもおこがましいのですが、4月29日(水)であれば、なんと立川・吉祥寺の三箇所できのこの展覧会をハシゴして見ることもできますので、この春はぜひ、きのこの怪しい魅力の渦巻く多摩地区へお越しください!!

by at384 | 2015-03-16 00:01 | 菌類 | Comments(0)