写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。


by at384
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今年もきのこ雛

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ここ数日時間が取れず、ひな祭りが過ぎてしまいましたが、昨年妻が作ってくれた「きのこ雛」を今年も飾りました。 ちなみに横に置いてあるのは、まねき屋お〜のさんのまねき猫です。

ところで春といえば一昨日しっかりと雨が降り、その後暖かい日が続いたので、そろそろトガリアミガサタケが気になる頃です。 深大寺のだるま市は土曜日で終わってしまいましたが、昼食と散策を兼ねながら探しに行ってみようかと思っています。

なお、昨年きのこ雛を紹介した時に立体視写真がなかったので、交差法による裸眼立体視写真を載せてみました。 後ろに見えているのは高野さんのキノコランプで、電池が消耗してわかりにくいながらも、一応点灯しています。
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[写真] きのこ雛: 幅約18cm



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PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2017-03-05 00:18 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十二作目、ロクショウグサレキンです。

f0108133_1643896.jpg鮮やかな色でまさに編みぐるみ向きのきのこなのですが、今までヒメロクショウグサレキンは何度か見ていたものの、なかなかきれいな色のものに出会っておらず、手がける機会がありませんでした。

ロクショウグサレキンといえば、子実体の色のみならず菌糸までしっかり青緑色のために、生えている木材が真っ青に染まるという特徴が有名ですが、なかなか糸でそれを再現するのが難しく、青緑の糸で点々とかがって雰囲気を表現しているのがご愛敬です。

ちなみに実物の写真は光の当たりかたの加減もあって、あまり木材が青くなっていないように見えますが、写真の範囲より上のほうがわずかに青く染まっています。

なお、こちらも交差法による裸眼立体視写真を載せました。

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[写真] ロクショウグサレキンの編みぐるみ: 直径約1cm


実物の写真は那須平成の森で見つけたもので、直径は5mm程度


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2017-02-19 16:33 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十一作目、カニノツメの卵です。

f0108133_1523112.jpg成菌のほうは以前作ったものなのですが、じつはその時はまだ卵がなかったため、写真撮影だけツマミタケの卵を借りて間に合わせてしまいました。

しかし実際に何度かカニノツメの卵を見ていると、その地球外生物のごとき妖しさ、卵の膜を破って出ようとする腕と、グレバが透けて見えている様子が作品として再現されていないのが、なんとも物足りなくなってきます。

f0108133_1523875.jpgそこで既にある成菌の編みぐるみに追加して、そのまさに孵化しようとする卵も作ってみました。 もちろん、卵の膜の裂け目の透けている様子も可能なかぎり再現しています。

スッポンタケ科、アカカゴタケ科の妖しい悪臭系きのこのなかでは見かける機会が多く、平凡な存在と見られがちですが、私たち夫婦がまだきのこ観察を始めて間もない頃に見て驚いたということもあって、カニノツメは思い入れの強いきのこです。

そんなこともあり、悪趣味ではありますが、この卵が加わって妖しさを増したカニノツメの編みぐるみを眺めては、夫婦して喜んでいます。

なお毎度のことですが、いつもの交差法による裸眼立体視写真も載せました。

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[写真] カニノツメの卵の編みぐるみ: 直径約3cm


実物は深大寺近辺で見つけたもので、直径約2cmくらい


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
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by at384 | 2017-02-19 15:53 | 菌類 | Comments(0)

あの編みぐるみ制作中

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カメムシタケの編みぐるみの記事で少しだけ前振りをしましたが、現在妻の編みぐるみの作品中で最大のきのこに着手しています。

写真では大きさが伝わらないのですが、最大といえばもちろんアレで、もちろん実物大です。 最終的にはこのひとつのきのこが何個もぎゅうぎゅうと押しくら饅頭状態に集まるわけですが、これ単体の時点で既に過去最大のマントカラカサタケの編みぐるみを超えてしまいました。

今まで制作中の経過や材料を公開したことはなく、最初はそのつもりもとくになかったのですが、試しにひとつ目を作ってみたところ思ったよりいい感じになったため、ちょっとだけご披露してしまいます。

[写真] 制作中の編みぐるみ: 傘径約30cm



OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2017-02-12 17:15 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十作目、カメムシタケです。

f0108133_15164980.jpg昨年秋に妻が和菓子の編みぐるみ展を行ったこともあって、暫くきのこの編みぐるみがご無沙汰だったのですが、久々の編みぐるみきのこに肩慣らしの意味も込めての小品となりました。 肩慣らしが必要な理由はまたどこかで述べることにしますが、それはそれとして、以前から何か冬虫夏草を編みたいと言っていたので、ようやっとの実現です。

ようやっとというのは、冬虫夏草の類は今までオサムシタケなど何種類か見ていたものの、編みたくなるものがなかったようで、昨年奥入瀬渓流で初めてこれは、という菌に出会えたからでした。
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そして編むに当たってはカメムシをどうしようかと迷っていたようですが、やはり虫あっての冬虫夏草でしょうということで、虫には詳しくないためスッポンタケ科のハエのごとく、かなりいい加減な感じではあるものの、なんとかそれっぽく作ってみました。

f0108133_15164272.jpgそのカメムシは、最初奥入瀬渓流で見たままの全身茶色で作ってみたのですが、どうもそれっぽく見えないということで、これとは別に軽井沢で見つけた個体が生えていたカメムシを手本に緑色の背中にしています。

ただ一点ご愛嬌なのが、極小のカメムシタケを実物大で編むのが難しく、大きめになっているにもかかわらず、カメムシが実物大になっていることで、そこは大目に見ていただければ幸いです。

なお毎度のことですが、今回も交差法による裸眼立体視写真をつけました。

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[写真] カメムシタケの編みぐるみ: 全長約18cm(カメムシ含む)


実物は軽井沢と奥入瀬渓流に生えていたもので、全長4cmくらい


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
OLYMPUS STYLUS 1s
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by at384 | 2017-02-12 16:31 | 菌類 | Comments(0)
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妻がふと思い立って、こんなものを作ってくれました。 きのこの編みぐるみの番外編ということで、きのこのお雛様です。

いつもは実際に見たきのこだけを編むのですが、今回はそこにはこだわらず、道具までとことん菌類づくしにしています。 ちなみに使われているのは以下の通りです。

男雛: イボテングタケ
女雛: ベニテングタケ
男雛の「しゃく」: ヘラタケ
女雛の扇: ウチワタケ
三宝: ヤグラタケ、クロハツ
三宝の花: ハナオチバタケ
ぼんぼり: イカタケ
菌屏風: ヘビホコリ(正面)、ウメノキゴケ(右側の松の幹)

...のはずなのですが、もしかすると三宝の花を包んでいるのは単なる紙ではなく、ミミブサタケかもしれません。(妻に確認したところ、葉っぱだそうです)
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[写真] きのこ雛: 幅約18cm



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by at384 | 2016-03-02 02:55 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十九作目、水を吹き出すきのこです。

f0108133_9383145.jpg今までは基本的に同定されたものだけが作品になっていたのですが、これは私の怠慢のために同定できないまま先に編みぐるみになってしまいました。

妻は前々からこのきのこを編みたいとは言っていたのですが、ユザワヤで素材を探している際にちょうどいい具合の透明なビーズを見つけてしまい、もう待っていられなくなったというわけです。

f0108133_9385265.jpg題材となったのは七年前に見つけた左の写真のきのこで、後追いで慌てて調べたのですが、この手の硬質菌は幼菌の状態ではなかなか見分けがつきません。

生えていた環境や見た目の感じからクジラタケかとも思ったのですが、この水を吹き出す習性(分解水というそうですが)はツガサルノコシカケのほうが顕著らしく、言われてみればそうも見えてきます。

f0108133_939792.jpg結局のところどちらかわからないまま、単に水を吹くきのこという、いい加減な名前にしてしまいました。

ところで、妻は右の写真のような、赤茶色の水を吹き出すものも編みたがっていて、残念ながら材料が見つかっていませんが、また未同定のものが増えないよう先に調べておくことにしました。

f0108133_9393015.jpgその結果、どうやらこちらはニクウチワタケと判断するのが妥当のようです。(まねき屋お〜のさんのブログ記事を参考にさせていただきました、ありがとうございます)

ニクウチワタケらしききのこの水吹きはその後も何度か見ており、おそらく左の写真のものもこれかと思われます。 こちらのほうが典型的な形で、右上の写真のものはどういうわけか傘が反り返って裏返しになってしまった状態のようです。

f0108133_9392193.jpgちなみに脱線ついでに他の水吹ききのこについても紹介すると、こちらはあまり顕著ではないのですが、ヒラフスベでも時々このような現象を見かけます。

この写真では黄色っぽい水滴になっていますが、赤茶色の水滴になる場合もあるようで、じつはこの写真の個体も別の角度から撮ったものは赤茶色の水滴を蓄えていました。

f0108133_9393682.jpgもしかするとこの黄色の水滴も出始めで、時間が経つと赤茶色になるのかもしれません。

ヒラフスベと思われるきのこでは左の写真のように、無色透明な水滴が付いているものも見ていますが、この写真を撮ったのは雨上がりの翌日で、単に雨粒が幼菌のまだビロード状の表面に弾かれてこのような状態になっているのかもしれません。

ただ右上のヒラフスベもよく見ると透明の水滴が付いている部分があり、もしかするとヒラフスベでは最初は透明だった水滴が、熟成するのか濃縮するのか、次第に黄色を経て赤茶色に変わってゆくのかもしれません。

きのこの水吹きの話題から、すっかり編みぐるみを脱線してしまいましたが、またいつもの通り交差法による裸眼立体視写真を載せて、話をまとめます。
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[写真] 水を吹き出すきのこの編みぐるみ: 幅約10cm



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PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-08-16 10:37 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十八作目、マントカラカサタケです。

f0108133_21233517.jpgマントカラカサタケも以前に手掛けているのですが、幼菌しかなく、やはり成菌も欲しいということで、今年春に行った展覧会に合わせて追加しました。 また、あわせて幼菌も若干手直しを入れ、より忠実に再現しようとしています。

さすがに実物大に作るのはむずかしいのではないかと妻に言ったのですが、妻としてはやはりあのどこかしら間の抜けた感じすら漂う、異様なまでのひょろ長さを再現したいと、結局実物大に作ってしまいました。 おかげで安定が極めて悪く、会場でも自立させるのに一苦労しましたが、今まで最も大きかったシロオニタケの編みぐるみをはるかに超える大きさで、会場でも妙な雰囲気を充分に醸し出していました。

なお撮影にかなり苦労しましたが、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] マントカラカサタケの編みぐるみ: 高さ約33cm



PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
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by at384 | 2015-08-09 21:51 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十七作目、コアカミゴケです。

f0108133_20132569.jpg正しくはきのこではなく地衣類なのですが、きのこと藻類の共生ゆえ広義のきのこということで、きのこの編みぐるみ作品のひとつに入れてしまいました。

じつは今年の春に行った展覧会で、編みぐるみの展示用の机に倒木に見立てた小道具を置いたのですが、そこにサルオガセのような感じに糸を垂らしたら雰囲気が出てよかろうと、白っぽい緑色の糸を購入し、ちょうどその糸がコアカミゴケにも使えそうということで、急きょ冗談半分に編んでくれたのです。

さすがに実物大というわけには行かず、かなり大きくなってしまいましたが、展覧会の会場に置いていたところ意外にウケが良く、中にはこれからは地衣類が流行るという話も出てきました。 この糸はまだ大量にあるため、そのうちまた何か他の地衣類にも手を出すかもしれません。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] コアカミゴケの編みぐるみ: 高さ約3cm


実物は高さ5mm程度


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PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-08-09 21:19 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十六作目、チシオタケです。

f0108133_1985416.jpgこちらも今年春の展覧会を機に前作から作り直したものです。

前作では傘の縁のフリフリを目立たせようとして、傘の色が不自然になってしまったので、今度はそれらしい色にして、チシオタケの特徴である傷が赤くなっている様子も再現してみました。 ただ、チシオタケは傘の色や形の個体差が大きく、柄の色はよかったのですが、傘の色の微妙な条線や階調はなかなか編み物では難しいようで、研究の余地があるかもしれません。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] チシオタケの編みぐるみ: 傘径約3cm



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by at384 | 2015-08-09 19:52 | 菌類 | Comments(2)