写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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今年の春は桜の頃によく雨が降ったため、久々にアミガサタケが大量に生えるのではと期待して、以前見つけた場所を片っ端から見回ってみたのですが、まったく見つかりません。

f0108133_21241646.jpgそうこうしているうち、神代植物公園のツイッターに、アミガサタケが園内に出ているとの投稿を見つけました。 その生えているという場所は、若い小さな木を除いてほとんど桜がありません。

緑地だらけのこの周辺をしらみつぶしに探すなど到底不可能なため、桜の周囲に的を絞って探しており、ここは全く探索場所から除外していました。

f0108133_2124276.jpg公園事務所のツイッターに書かれた場所に行ってみると、なんと植え込みの草むらに点々と何本ものアミガサタケが出ています。 さらに面白いことには、伊豆諸島の植生を再現するためにスコーリアだらけで草一本生えていない場所に、何本も立派なアミガサタケが生えています。

しかも不思議なことに、その中でも生えている場所は、プラスチック製の擬木が立ててある周囲に限られているのです。

f0108133_2125194.jpgアミガサタケがアルカリ性土壌を好むため、コンクリートブロックの脇から生えていることはよくあるのですが、なぜプラスチックの擬木の根元なのでしょうか。

考えられることは、地中を這って行った菌糸が異質なものにぶつかって刺激を受け、子実体を出したというところでしょうか。 残念ながらまだ真相はわかりません。

ただひとつ言えることは、アミガサタケの生える場所はやはり気まぐれで予測不可能ということで、今回もまた見事に裏をかかれたということです。

[写真] アミガサタケ: 高さ約4cm〜9cm


一番上の写真は、なぜか一本だけ巨大化したもの


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by at384 | 2017-04-29 22:28 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十四作目、ニクウチワタケです。

f0108133_21341498.jpgニクウチワタケは俗に硬質菌と呼ばれている類の、枯れ木などに生える地味なきのこの一つなのですが、ある面白い特徴があります。 それはしばしば盛んに成長する主に幼菌のときに、分解水と呼ばれる水滴を吹き出すことです。

なかでもニクウチワタケの分解水は赤茶色をしており、ネット上で流血キノコなどとしばしば話題に上るHydnellum peckiiほどではありませんが、本体が地味なわりには、この特徴のために意外と名を知られているようです。

f0108133_21174368.jpgこの手のよく分解水を吹き出すきのこは他にもいくつかあり、まねき屋お〜のさんのブログに詳しい話が載っていますが、以前にも無色透明な分解水を吹き出すツガサルノコシカケの幼菌を編みぐるみにしています。 その時は赤いビーズがまだ見つからなかったので、ニクウチワタケのほうはお預けとなっていたのですが、ようやっと材料が手に入り、こちらも念願かなって作品化と相成りました。

f0108133_21173069.jpg赤い水滴についてはその気持ち悪さから、とかくネット上では流血だ猛毒だとデマも含んでわざわざ【閲覧注意】などと記載するなど、やや大袈裟な取り扱いがされているようで、どうかという意見もあるようですが、今回の作品はこうした傾向に悪乗りして、不気味さを前面に押し出したものにしてしまいました。

きのこに詳しいかたからはお叱りを受けてしまうかもしれませんが、生態も含めてきのこのキモ可愛らしさを表現し、多くの皆さんに興味を持ってもらいたいということで、お許し願えれば幸いです。

それにしてもこの作品、ちょうどいい感じのビーズが手に入ったこともあり、雰囲気もかなりよく再現できていて、抜群の気持ち悪さ可愛らしさとなりました。

今回も交差法による裸眼立体視写真を載せます。

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[写真] ニクウチワタケの編みぐるみ: 直径約6cm


実物の写真は深大寺近辺で撮ったもので、大きさはまちまち


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
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PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX K-7 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2017-04-16 22:37 | 菌類 | Comments(2)
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先日久々にしっかりと雨が降り、その後暖かい日が続いたので、そろそろで始めてはいまいかと深大寺近辺のいつもの場所にトガリアミガサタケを探してみました。

f0108133_21103017.jpg昨年は3月13日にかなりの数を見つけ、今年は暖冬の影響で早めに出ているのではと思ったのですが、記録的な少雨の影響か、先日の雨が嘘のように地面が乾いており、出だしからかなり望み薄な気配が漂っています。

イチョウの落ち葉がかなり積み重なった場所なので、踏ん付けてはいけないと恐る恐る足元を確かめながらしばし探していたところ、ようやっと落ち葉の間からまだ若々しい半透明の頭部が。

f0108133_21103715.jpgしかし角度がやけに寝ているのが気になり、そっと周囲の落ち葉を取り除いたところ、柄がポッキリ折れてしまっています。

それをきっかけに周囲から見つかり出したものの、完全に折れて乾涸びているものがひとつ、折れかけているものがひとつ、ようやっとひとつだけ一番小さな幼菌が無事な姿で見つかって、結局これ以上探し回って落ち葉の下の幼菌を踏んでもいけないと、わずかながらも春を実感できたところで引き上げました。

ちなみに写真は撮っていませんが、帰り道に野川でここのところしばらく目にしていなかったカワセミの姿にも出会え、ますます春本番は近づいているように思えます。

[写真] トガリアミガサタケ: 高さ約2〜4cm



OLYMPUS STYLUS 1s

by at384 | 2017-03-05 21:54 | 菌類 | Comments(0)
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深大寺一帯がきのこで埋め尽くされた日曜日は、ただ単にきのこが生えたというだけではなく、きのこの活動も盛んでした。

まずは深大寺脇の小型菌の宝庫となる一角に生えていた小さなノボリリュウタケで、見つけて近付いたところ、ぽわっと胞子を吹き出すのが見えたのです。 胞子を吹き出したとなれば、恒例の動画撮影をせずにはいられません。 こうして撮影したのが下の動画で、ほんの一瞬なのですが、息を吹きかけた直後、かすかに白っぽい胞子が吹き出しています。



その後、神代植物公園植物多様性センターを探索していると、ふと通りがかった樹の幹に生えていたコフキサルノコシカケから胞子が漂い出しているのを見つけました。 コフキサルノコシカケという名前にもある通り、きのこの周囲には胞子がこびりついて真っ茶色になっているくらいなので、吹いているのは想像に難くないのですが、実際に吹き出しているところを見たのは初めてでした。


[写真] ノボリリュウタケ: 長さ約1cm / コフキサルノコシカケ: 直径約20cm



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by at384 | 2016-09-27 00:48 | 菌類 | Comments(0)
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雨上がりでむっとするほど湿度が高かった日曜日、これは生えるに違いないと、またいつもの深大寺一帯に出かけました。

しかし予想は確かに当たったのですが、ここまで凄い状態だとは思いませんでした。 もはやきのこは探すまでもなく、周りを見回すだけで地面に、木の幹にと、そこいらじゅうに生えています。 一番目立っていたのはハリガネオチバタケやハナオチバタケで、落ち葉の積もった場所にはまんべんなく生えているといった状態。 おそらく今日この一帯に生えていたきのこの総数は軽く1万本は超え、5万本にすら達していたのではないでしょうか。

こんなに生えてしまって、この秋はもう出尽くしてしまったのではないかと心配にすらなってきます。

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[写真] 深大寺一帯のきのこたち



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by at384 | 2016-09-26 01:01 | 菌類 | Comments(2)

絶品なカニノツメ

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ここのところ神代植物公園内のウッドチップがすっかり消費し尽くされ、新たな供給がされていないこともあってか、いわゆる腹菌類の悪臭系きのこたちをあまり見かけなくなっています。

とくに以前は通る人が気味悪がるほど生えていたカニノツメは、すっかり見かけなくなっていたのですが、先週末ひさびさに形のよい個体を見つけることができました。

私たちが勝手に「きのこ通り」と呼んでいる、きのこが大量に発生する通路の一角に、まだ卵の状態のものが数個あって、そのうちの二つ並んだ卵の片方から出てきたばかりの若いカニノツメが、なんとも素敵な角度で、卵の外皮の裂けかたも絶妙な感じに生えています。

カニノツメは数を見ているぶん、すっかり好みが贅沢になってしまって、なかなか理想的な姿のものに出会えないのですが、この生え姿は今まで見たなかで最も秀逸と言えるでしょう。

[写真] カニノツメ: 高さ約3cm



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by at384 | 2016-09-22 14:20 | 菌類 | Comments(0)
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ここのところ週末になると乾燥続きか大雨か、または他の用事があるなどで、きのこと触れ合いに出かける時間が取れなかったのですが、先週末ようやっとその機会を得られ、いつもの深大寺一帯の探索に。

残念ながらテングタケやムラサキヤマドリタケなどの大物は機を逸している間に逃してしまい、比較的小型のものが中心だったものの、たまたまなのでしょうか、赤系や黄色系などの色味のきれいなきのこたちに多く出会うことができました。

ということで、この日見つけた彩り豊かなきのこたちを少しご紹介します。

上の写真はホウキタケの仲間でしょうか、神代植物公園内で最もきのこ密度の高い一角で見つけたもので、鮮やかというほどの色味ではないものの、後で写真を見て気付いた、その背後の落ち葉の下から覗いているエリマキツチグリと思われる卵が可愛らしい場面です。

f0108133_10241793.jpgこれは深大寺近くの広場の一角に生えていたズキンタケで、今までこの近辺でズキンタケはしばしば見られたものの、数本がまばらに生えていた程度で、これほどの群生は初めて出会いました。

いつもながら思うのですが、みんなでエイエイオーと拳固を振り上げているような姿が愉快です。

f0108133_10242445.jpgきのこではありませんが、深大寺近くのもっともジメジメした一角にいた粘菌です。 この辺りは何本もの丸太が転がっていて、きのこや粘菌の仲間がしばしば集っているのですが、ここでよく見る粘菌の仲間はもっぱらエダナシツノホコリで、この手の鮮やかな黄色の粘菌は初めて目にしました。

私のいい加減な知識では、この段階での同定はできませんが、雰囲気的にはそろそろ子実体を形成しようという感じで、もしもう少し時間が経てば正体が判ったかもしれません。

f0108133_10242994.jpg神代植物公園のよくベニタケの仲間を見かける一角にいた、おそらくニオコベニタケです。 このあたりのベニタケの仲間では最も多く見かけるものですが、目の前にチャワンタケの仲間が、背後にはクラガタノボリリュウタケと思われるきのこと、いろいろなきのこたちが寄り集まっている様子が、賑やかで楽しそうな光景でした。
f0108133_10243526.jpg神代植物公園の中型のきのこがよく生える一角で見かけたイグチの仲間です。 標本採集をしないこともあって、イグチの仲間は正直判別が苦手なのですが、外観から見てコウジタケでしょうか。

他にもイグチの仲間はたくさん生えていたのですが、ここのところの雨続きでどれもすっかりカビに覆われてしまい、イグチの仲間で無事だったのはこの種類と、同定できない小型のもの程度でした。

f0108133_10244191.jpg上の写真のホウキタケの仲間と同じ神代植物公園の一角にいたアカヤマタケの仲間です。 このきのこは数年前からこの一角を中心にしばしば姿を見かけるようになったのですが、年々棲息範囲を広げており、今ではすっかりこの一角の常連で安定して見られるようになっています。

これは全体的にかなり橙色がかっているのですが、この一角では全体に赤みが強いものや、確実にアカヤマタケと同定できるものが入り混じって生え、個体差なのか異種なのか判断が付きません。

f0108133_10244735.jpgこれも同じ一角に生えていたもので、このきのこも数年前に見かけるようになって以来、年々数を増やしてすっかりこの一角の常連となっています。

小型菌ながらも色が鮮やかでよく目立ち、少なくともこの一角では今や最大勢力となっているのですが、なぜかあまり図鑑で見かけないきのこなので、つい最近まで名前が判りませんでした。 ただ、名前が判った今でも見た目からは「ウラベニ」感が今ひとつ伝わって来ず、「ウラベニ」が名前に含まれるきのこが多いことも手伝って、名前を出す度にこの名前でよかったのか不安になって、検索して確認せずにはおられません。

f0108133_10245962.jpg神代植物公園の芝生の一角に生えていたもので、あまりに鮮やかな赤色と芝生の緑が補色となって遠くからでも目立ち、何だろうと思って近付いたところで見つけました。

特徴を考えるとベニナギナタタケなのかもしれませんが、もっと朱色から橙色に近いという印象があるので、とりあえずはナギナタタケの仲間という程度で留めておくのがよさそうです。
※ 追記:ベニセンコウタケというきのこだそうです。

この一帯は緑が多いとはいえ市街地には変わりなく、もう何年にもわたって探索し尽くして目新しいきのこなどないのではと思っていたのですが、まだまだ奥は深そうです。

f0108133_10251019.jpg深大寺境内の一角の、いろいろなきのこが入れ替わり立ち替わり生えてくる場所にいたもので、特徴から見てベニヒガサかもしれません。 コケの間から、小さくて真っ赤なきのこが点々と顔を出している姿が可愛らしい雰囲気です。

この日はその他にも様々なきのこたちが色々な場所に生えており、いよいよ秋のきのこの最盛期がやって来たという実感が湧いて来ました。

[写真] 深大寺一帯の菌のみなさん



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by at384 | 2016-09-22 13:48 | 菌類 | Comments(0)

アシダカグモ発見

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深大寺の参道脇にいたアシダカグモです。 これでも他のクモと較べれば充分大きいのですが、アシダカグモとしてはまだまだでしょう。

我が家の壁にいたのを妻が見つけたものの、私は脱皮した抜け殻を見ただけだったので、別の個体とはいえ見られたのは幸いでした。

ちなみに親子連れの女の子が見つけ、お父さんに写真を撮って欲しいとせがんでいて、お父さんは苦手らしくそのまま立ち去ろうとしていたのですが、私が写真を撮ったのを見た女の子が自分もとさらに強くせがんだため、お父さんも撮らざるを得なくなったようでした。

[写真] アシダカグモ: 体長約5cm



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by at384 | 2016-09-19 18:28 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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神代植物公園内を散策していると、芝生広場の向こう側にベニバナトチノキの花が咲いているのに気付きました。 そしてその近くにはやはり同じような大木に白い花が咲いているのも見えます。

f0108133_1913191.jpgベニバナトチノキの花も良い香りがし、またその近くには甘い香りのするホオノキの花も咲いているので、匂いを楽しもうと近づいて行くと、ベニバナトチノキの近くのよく似た白い花はトチノキでした。

ちょうど背丈くらいの高さに張り出した低い枝に花があったので、匂いを嗅いでみると、なんとかすかにチョコレートの香りがします。 妻にも感想を求めてみると、言われてみればという程度で反応は今ひとつしたが、わからないでもないとのことで、決して私だけがそう感じるわけでないのは確かです。

トチノキはマロニエと同じ仲間らしく、花の香りも同様だそうで、その匂いはチョコレートとは全く異なるものに例えられているようですが、先入観なしで嗅いでみると案外チョコレートの匂いを感じられるかもしれません、

[写真] トチの花: 直径約2cm



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by at384 | 2016-05-08 19:55 | 植物 | Comments(0)

ホオノキとありんこ

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神代植物公園の一角にモクレン科の植物を集めた場所があり、この時期はオガタマノキやホオノキといった甘い香りを放つ花が咲いているので、好んでよく足を運びます。

f0108133_1735038.jpgその中のホオノキの一本を見ると、根元から幹を囲むように巨大な葉をてっぺんに付けたひこばえがあり、その大きすぎる様子が面白く感じられて近くに寄って見ていました。

するとそのひこばえの一つから生えた葉に、びっしりとアリがたかっています。 アブラムシがいるわけでも、花外蜜腺があるわけでもなく、なぜこんなに集まっているのかはわからないのですが、面白いのでしばらく眺めていました。

f0108133_1735572.jpgダリの絵のようだとか、ハキリアリが侵入したのではなどと冗談を言っていましたが、とりあえず葉をかじりとっているわけではないので、ハキリアリではなさそうです。

さすがに本当にハキリアリだとしたら冗談では済まされませんが。

[写真] ホオノキのひこばえ: 高さ約2.5m



PENTAX K-1 + DA35mm F2.8 Macro Limited (FF)

by at384 | 2016-05-08 17:32 | 植物 | Comments(0)