写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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今年はほんとうにアミガサタケ縁に恵まれた年のようです。

一昨年のちょうど今頃、六本木の国立新美術館に美術展を見に出かけた際に、ゴミだらけの植え込みの中にアミガサタケの群生を見つけて大喜びし、このブログにも記事を投稿したのですが、その後この植え込みは小ぎれいに整備され、桜の樹以外のアジサイやツツジなどがすべて取り除かれて日陰がなくなってしまったばかりか、砂利までびっしりと敷き詰められてしまいました。

f0108133_0172751.jpgこれではアミガサタケも全滅だろうとすっかりあきらめていたのですが、セザンヌ展を見に国立新美術館に行く際に、どうしても気になって、念のためこの変わり果てた植え込みの周りを探してみたところ、なんと彼らはしっかり生えていたのです。

さすがに数も少なく、どれも小粒ではあるものの、石組みや砂利のあいだの、ほんのわずか土が露出したところから、健気に顔を出しているではありませんか。 思い返せば一昨年もコンクリートのすきまやゴミの間から生えていて、大した生命力だとは思っていましたが、まさかこの劣悪な環境をしぶとく生き抜いているとは、感動すら思えます。

f0108133_0173215.jpgセザンヌ展を見るはずが、思わぬ再会に大喜びし、写真を撮るわ、アミガサタケの頭をなでて親睦を深めるわで、気がつけば三十分近くもここに留まっていたのでした。

結局その後でセザンヌ展は見たのですが、近代絵画の父もアミガサタケにはかなわず、心ここにあらずといった感じで、何となく通り過ぎるように見終わってしまいました。

先週に引き続きアミガサタケ祭り状態となりましたが、今後もこの調子できのこ運が続いてくれるといいのですが。

[写真] チャアミガサタケ?:高さ約3cm



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by at384 | 2012-04-22 02:00 | 菌類 | Comments(2)

シナノキの実の飛行

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先日、近所の公園を散歩した時に、シナノキらしき木の実を拾ってきました。

f0108133_0103659.jpg以前たまたま本屋さんで見つけて衝動買いした『種子たちの知恵』(NHK出版)という本で、同じ種類(シナノキ科)のボダイジュのことを知り、一度飛ぶところを見てみたいと、ずっと思っていたのですが、まさに灯台下暗しで、ボダイジュそのものではないものの、案外身近なところにありました。

この実は写真の通り、葉のような羽根が付いており、これを利用してくるくると回転しながら、ヘリコプターのように落下します。 この羽根は葉っぱのように見え、まるで葉の真ん中に実がなっているように見えますが、葉とは異なるそうで、わざわざ実を飛ばすために、ヘタの部分についているようです。

せっかくなので、家の中で投げ上げて落下させ、くるくると回りながら落ちる様子を、K20Dの高速連写機能を使って撮影してみました。 今まで全く使う機会がなかったのですが、今回ようやっと出番が見つかりました。

[写真] シナノキ?の実:羽根の長さ約4.5cm



PENTAX K20D + DA35mm F2.8 Macro Limited

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by at384 | 2009-02-08 00:16 | 植物 | Comments(2)
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本来ならマツバボタンの写真にしたかったのですが、最近ほとんど見かけなくなってしまいましたので、同類のポーチュラカの写真を載せます。

昔は庭にマツバボタンを植えている家が多く、夏になると路傍にもこぼれ種から生えたマツバボタンが点々と咲いていたものです。私は子供の頃から、よく言えば好奇心が強く、悪く言えば新奇なものには不用意に手を出す頭の悪い子で、しょっちゅう毒虫に刺されたり、雑草で手を切ったりかぶれたりしていたのですが、当然のことながら通学路にあるマツバボタンも葉や花を突っついていました。

f0108133_9363294.jpg優秀な今の子供なら既に知識として解っているのでしょうが、マツバボタンの花を突っついているうち、雄しべに触れると周囲の雄しべが一斉に集まってくる、という習性に気付きました。残念ながら賢い子供ではなかったなかったので、最初は理由も考えず、ただ面白がって突っついていたのですが、何度も繰り返すうちにさすがの私も、これはもしや、蜜を吸おうとやってきた虫に、より多くの花粉をくっつけるための仕掛けではないかと思うようになりました。

とにかく賢くない子供だったので、図書館で調べるとか、親や学校の先生に聞くという手段すら思い付かず、理由に気付くまでにおそらく何年もかかって、数えきれないほどのマツバボタンの花を突っついたように思うのですが、そのおかげで幸か不幸か、雄しべが動く習性を自らの体験で知り、その理由を自分で考えて理解することになりました。

ある日突然ひらめいたとか、自らの人生の大きな転換点となったとか言うほどの劇的なものではありませんでしたが、このことをきっかけに、移動できない植物が生存や繁殖のためにとる巧妙な作戦の面白さに目覚めたのは確かです。残念ながら現在は生物学とはまったく縁のない職業に就き、あくまで趣味としてしか接していないものの、大げさですが、植物や菌類のこうした習性を観察することは、単調になりがちなサラリーマン人生を豊かにしてくれています。

そんなわけでマツバボタンの花は、自分にとっては思い入れのある、特別な意味を持つ存在で、いまだに私はマツバボタンやポーチュラカの花を見つけると、時々こっそりと指で雄しべを突っついて楽しんでいます。

[写真] ポーチュラカの花:直径約2cm


下の写真は指で突っついた後、雄しべが集まってきたところ


PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2008-09-28 09:38 | 植物 | Comments(2)

『薮から機関銃』の正体

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五月に『薮から機関銃』の記事で取り上げた、正体不明の種を機関銃のように発射する植物ですが、ようやっと正体が判明しました。

f0108133_10315445.jpgその正体はアブラナ科のタネツケバナの一種のようです。専門ではないので詳しいことは知りませんが、この仲間は変種がかなり多く、同定が非常に難しいとのことで、私が見たこの植物も、特徴からタネツケバナの一種であることはほぼ間違いないものの、決定的な判断材料に欠けているようです。

雰囲気的にはコタネツケバナという種類かとも思われますが、葉の形などが微妙に異なっているようにも思えるので、結局タネツケバナの一種ということに留めておきました。

[写真] タネツケバナの一種:高さ約10cm



PENTAX K20D + DA35mm F2.8 Macro Limited

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by at384 | 2008-06-26 00:16 | 植物 | Comments(2)

薮から機関銃

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近所でアミガサタケの写真を撮っている時のことです、アングルファインダーを覗き込みながらシャッターを切っていると、横からなにやらピシピシと顔や腕に粒状のものが当たってきました。虫でもいるのかと思い、顔を上げて辺りを見回すのですが、何も動くものの気配はありません。そこで撮影の続きに戻ると、またしてもビシピシと何かが当たります。

また顔を上げて見回すのですが、やはり静まり返っているだけで何もおらず、こんなことをしばし繰り返しているうち、ふと腕を見ると、植物の種らしきものが付いているのを見つけました。動物などが通りかかって実に触れると、鞘が弾けて種を飛ばす植物がいるというのを聞いたことがあったので、それらしきものを探してみると、こいつがいました。

f0108133_10315445.jpg果たして、細い鞘をたくさんつけたこの植物をそっとなでてみると、来ました来ました、一斉に鞘が弾けて細かな種が機関銃のように飛んできます。面白いので、一時きのこのことを忘れ、周りに生えていたこの植物を撫でまくって、種の弾けるのに夢中になってしまいました。

ところでこの植物、ちょっと調べてみたのですが、一体何者でしょう。この手の種を飛ばすものとしては、スミレやカタバミが有名なようで、これらの情報はあちこちで見かけるのですが、このワカメのような形の葉を持つ植物の情報は未だに見つかりません。ともあれ、触れるだけで弾けるほどの絶妙な張り具合を保って、通行人を待ち構えているとは、すごいやつです。すっかり気に入ってしまいました。

[写真] 名称不明:高さ約10cm



PENTAX K20D + DA35mm F2.8 Macro Limited

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by at384 | 2008-05-05 10:41 | 植物 | Comments(4)

コブシの実のタネ明かし

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先日の台風の後、近所でも吹き飛ばされた落ち葉や枝があちこちに散乱していたのですが、そんな中、少々楽しい落とし物がありました。コブシの実です。

f0108133_2343393.jpg庭木としても一般的なコブシはそこら中に生えているので、春の花の時期以外ではそれほど気にかける人もいないかもしれないのですが、よくよく観察してみるといろいろと興味深い生態を持っており、面白い植物です。何より面白いのは実で、でこぼこした形が子供の握りこぶしに似ているのが名前の由来という説もあるようですが、むしろ虫こぶと見まがうような、不規則で不気味ささえ漂う形をしています。

f0108133_23422034.jpgただでさえ不気味なのに、熟すと黒くなった鞘のあちこちから化け物の目玉のような真っ赤な実が覗き、さらにその目玉のような実は鞘から飛び出し、白い糸でぶらぶらぶら下がるという念の入りようです。(右の写真は鞘から実をつまんで引っ張り出したのを、手でぶら下げた状態で撮影したもので、自然の状態ではありません)

そんな怪しげなコブシの実ですが、今まで細かく観察したことがなかったので、赤い実をぶら下げている白い糸がどうなっているのか知りたくなり、拾って調べてみました。

f0108133_23415591.jpgまず、拾った実はまだ鞘に納まったままだったため、指でつまんで引っ張ってみました。すると白い糸をずるずると引きながら、赤い実が出て来ました。枝に付いているのを下から見上げた時にはわからなかったのですが、白い糸は一本ではなく、綿のような極細の糸が束になっています。糸はゆっくり引っ張ると結構長く伸びるのですが、あまり早く引っ張ると簡単に千切れてしまいました。よく見ると糸は赤い実の中から引き出されて来るようです。

f0108133_2343011.jpg「おおっ」と思いながらも、ここで別の疑問が浮かんできました。この糸は一体どんな状態で赤い実の中に入っているのだろうか、ということです。そこで、妻にひんしゅくを買いながらもコブシの実を自宅に持ち帰り、実を割って調べてみることにしました。

f0108133_2343207.jpgまず、実の中がどうなっているか確認するために、果肉部分を真ん中から二つに割ってみました。薄くて赤い果皮の下には白い果肉があり、その下にはハート形の大きな黒い種が一つ入っていました。種の片側は中心が谷状に凹んでいてそこの部分だけ果肉が厚くなるようになっています。最初、白い糸は赤い実の先端部分のどこか一カ所に折り畳まれるか丸まって入っており、糸が引き出された後はそこが空洞になるのではないかと予想したのですが、白い糸が引き出されないように付け根で切断して割ったものと、引き出せるだけ引き出してから割ったものとは、見た目の上では違いがわかりませんでした。

そこで今度は糸を引き出さずに取り出した実から、糸の付け根部分の果肉を剥ぎ取ってみました。どうやら糸は果肉の中心部の下の方から出ているようです。

f0108133_23423964.jpgそこまでわかった上でもう一度上の断面写真を見ると、糸らしきものが果肉のお尻部分にまで通っており、そこで種に入っているようです。コブシの実の白い糸は種のお尻部分(本当にお尻のような形ですが)から出て、果肉の中をぐるっと通って、先端部分から出て鞘に繋がっていました。コブシの白い糸の正体は枝から実に栄養を運んでいる管が伸びたもので、長さを稼ぐために果肉の中を先端部からお尻までぐるっと通っていたのでした。

おそらく空中にぶらぶら揺れることによって赤い実を目立たせるとともに、鞘に埋もれているよりも鳥が実を穫り易いようにするためでしょうが、糸が長く伸びるための仕掛けといい、なんとも素晴らしい知恵です。さらに今回写真は撮りませんでしたが、コブシは春先に花が散ると、まだ実を成熟させている夏の間から翌春に咲く花芽をしっかり準備しています。

薔薇や桜や牡丹などと較べると地味な印象があるコブシですが、実はしたたかな知恵者でした。恐れ入りました。

[写真] コブシの実:鞘の長さ約7.5cm 実の直径約6mm



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by at384 | 2007-09-09 23:40 | 植物 | Comments(6)
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先日、近所のウッドチップを敷き詰めた所できのこを観察していると、何か薄黄色いものがべっとりと貼り付いたようになっている場所を見つけました。その時はまだきのこらしい姿はありませんでしたが、そのうちきっと何か現れると思い、翌朝また見に行きました。

すると果たして昨日の場所に、わずか一ミリ程の黄色い花のようなものがぷちぷちと生えていました。一度お目にかかりたいと、ずっと探し求めていたタマハジキタケでした。

f0108133_012988.jpgタマハジキタケは私が大好きなチャダイゴケツチグリの仲間のきのこで、チャダイゴケが杯の中に複数の胞子塊を入れているのに対し、これは粘球という球状の胞子塊を一つだけ持っています。また、チャダイゴケが落ちて来た雨滴を利用して胞子塊を弾き飛ばすのに対し、これは粘球の下にある組織を急激に膨張させることで自ら胞子塊を弾き飛ばすという強者です。図鑑で見ると、粘球は最初乳白色、時間が経つと褐色に変わるそうです。

タマハジキタケという名前はそんな習性から来ているのですが、残念ながらその玉はすでにはじき出されてしまった後で、周囲にいくつか茶色くなった玉が転がっているだけでした。

それでも一ミリ足らずの黄色いきのこの姿は、まるで小さなヒマワリのようでたいへん可愛らしく、ますますこのきのこが大好きになりました。

ところでこのタマハジキタケを観察していたところ、そこに転がっていたウッドチップに、タマハジキタケよりも更に小さい何やらぷちぷちしたものが生えているのを見つけました。形からすると変形菌の一種、サカズキホコリの仲間のようです。ついでではありますが、面白いものを見られました。
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[写真] タマハジキタケ:直径約1mm



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by at384 | 2007-07-27 23:48 | 菌類 | Comments(0)

チャダイゴケが大繁盛

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ここのところ梅雨らしいじめじめとした天気が続いていますが、そのおかげか今年はまだ姿を見ていなかったチャダイゴケが、ここに来て近所のウッドチップ上にどっと姿を現しました。

f0108133_23582639.jpgしつこいとは知りながらも何度も言ってしまうのですが、このきのこは杯型の体の中に碁石のような形の胞子塊が入っており、雨が降るとこの胞子塊が雨粒にはじき出されるという凝ったやり方で、子孫をなるべく遠くにばらまこうとします。そんな都合良くいくのだろうかといぶかりたくもなりますが、こうして写真を見ると空っぽになっているものが多く、さらによく見ると、実際に飛び散っている胞子塊もあります。

遠くにという狙いがどこまで達成されているかはわかりませんが、しっかり目的は果たしているようです。もっとも、長い進化の歴史の中で磨き上げられて来た仕組みなのですから、無駄な筈はなく、おかげで近所のウッドチップ上はこいつらの天下になっています。

ところで、以前「コチャダイゴケ」と称して紹介した編みぐるみですが、最近久々に実物を目にし、コチャダイゴケではなくハタケチャダイゴケではないかと思えてきたので、改めて図鑑等で確認したところ、どうやらハタケチャダイゴケのようだと気付きました。編みぐるみでそんな細かいことを気にしてもしょうがないのですが、元々実際に近所に生えていたものを見て作ったものなので、「ハタケチャダイゴケ」に訂正しました。

[写真] ハタケチャダイゴケ:直径約5mm


まだ開いていないもの、蓋が取れ始めて新しい碁石が見えているもの、まだ碁石が中に残っているもの、全部飛び散って空っぽになっているものと、いろんな段階のものが見られる。


PENTAX K10D + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1

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by at384 | 2007-07-20 23:18 | 菌類 | Comments(0)

ヒガンバナの夏休み

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ヒガンバナの葉っぱ:5


一ヶ月前に枯れる寸前だったヒガンバナの葉っぱですが、夏を迎えてすっかり枯れ、茶色く干涸びたしなしなの葉っぱだけになってしまいました。

f0108133_22411283.jpg上の写真ではよくわかりませんが、この枯葉の下には、他の草がいない冬の間にせっせと溜め込んだ栄養分をたっぷり含んだ球根が隠れています。一足先に葉っぱが刈り払われた場所では、こんな感じで球根がごろごろと転がっています。

これだけ見るとペコロスのようで、焼いたら甘くて美味しそうにも見えますが、よく知られている通り、猛毒です。

これから他の草が生い茂る夏の間、ヒガンバナは長い夏休みを取り、暑さが去って涼しくなるお彼岸になると目を覚ますわけです。暑いのが苦手な私にとっては何とも羨ましい話です。

ということで、昨年十月から追い続けてきたヒガンバナの葉っぱですが、この辺りでめでたく締めにしたい思います。

[写真] ヒガンバナ:大きさ測定不能



PENTAX K10D + D FA MACRO 50mm F2.8

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by at384 | 2007-06-08 23:50 | 植物 | Comments(2)
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冬のヒマワリ:6


連休後に一番大きな株を持ち去られてしまった冬のヒマワリたちは、結局三株だけが残り、花を咲かせました。

残ったのは先頭の写真にある一番しっかりしたやつと、少々貧弱な感じの二株、

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だったのですが、更に先日災難なことに、業者さんによる団地内の雑草狩り作業があり、少々貧弱な二株も雑草とみなされてか、ノビルや他の雑草たちと一緒に除去されてしまいました。一番先頭の写真のやつだけは縁によりかかりながらもなんとか先端は直立し、小さいながらもヒマワリらしい花を付けていたためか、残されていました。

当初たくさん生えていた仲間たちが次々といなくなり、結局たった一本になってしまったヒマワリですが、その後はしっかり元気に咲いています。いろいろ災難もあり、中には人災と呼べるものもあったのですが、真冬に発芽してしまった種がなんとか一本だけでも自然の中で生き残ってきたわけですから、むしろ幸運だったと言うべきでしょう。

真冬に発芽してしまったので、『冬のヒマワリ』などと副題を付けていますが、結局もうじき夏になってしまいます。今でこそ人間に飼い馴らされてしまったヒマワリですが、もしかすると他の雑草たちと一緒に野放し状態で暮らしていた原種のころは、こんな生活をしていたのかもしれませんね。

しかし、たくましく生き残ってきたせいもあるかもしれませんが、ヒマワリというのは見ていると元気をもらえるように思えて、何だかいいものす。タンポポをはじめ、キク科の花には黄色い花が多いようですが、明るい色であることに加え、特にヒマワリは葉も花も大作りで、あっけらかんとした雰囲気がただよっているからかもしれません。私は別段疲れているというわけではないのですが、出勤時にこのヒマワリを観察するのが毎朝の楽しみになっています。

[写真] ヒマワリ:花の直径約3.5cm



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by at384 | 2007-05-26 07:44 | 植物 | Comments(2)