写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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地衣類が笑顔な苔の森

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博物ふぇすてぃばる! が終わって準備作業から解放されたので、いざきのこを見に行かんと思ったのですが、耳に入るのは少雨で不発の情報ばかり。 なんとか近場で湿っていそうな場所を求めて、北八ヶ岳の「苔の森」の情報を見つけ、苔が生える場所なら大丈夫だろうと出かけました。

行くまで知らなかったのですが、ここは最近ジェイアール東日本の旅行商品の宣伝で取り上げられたそうで、大混雑となって駐車場がすぐに埋まってしまい、下手をするとかなり離れたスキー場の駐車場で順番待ちになってしまうとか。 幸い休みを取って平日に行けたので、駐車場はなんとか入れました。

f0108133_1425488.jpgその苔の森に入って行くと、いつ降り出すかという曇天のせいもあったのですが、実に涼しく心地よいところです。 そして期待にたがわず、場所によってはぬかるむほどの湿りっぷりでした。

名前の通り、うっそうとした森の中は様々な種類のコケがそこかしこに群落を作っていましたが、地衣類も負けじと樹の幹や岩に集団を作っています。 今までも行く先々で地衣類は目にしてきましたが、この密度の高さは初めてでした。

そして何より特徴的なのは、私の印象では隅っこの方でおとなしくかたまっている感じであった地衣類が、ここでは自分たちが主役と言わんばかりに大集団を作って目の前に陣取っていることです。

なかでもひときわ元気なのがウグイスゴケで、反復発芽する様子がまるで皆んなでバンザイをして喜んでいるかのようでした。 ウグイスゴケ以外の地衣類も、今までどちらかと言えばむっつり黙って貼り付いている印象だったのが、ここではみんな表情たっぷりに笑顔を振りまいているかのようです。

残念ながらきのこは数こそいたものの、種類的には少なかったのですが、それを補って余りある地衣類の楽しそうな姿が素敵な場所でした。 ちなみに、小淵沢からここに向かう途中の山道にサルオガセの大集団があり、ここでも見られるかと思って通過してしまったのですが、苔の森ではサルオガセは見つかりませんでした。

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[写真] ウグイスゴケ, 未同定2種, コアカミゴケ, キゴケ属, ヒロハセンニンゴケ,トリハダゴケ属



PENTAX K-1 + DA21mm F3.2 AL Limited
PENTAX K-1 + D FA MACRO 100mm F2.8 WR
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# by at384 | 2017-08-06 16:11 | 菌類 | Comments(0)

博物ふぇす終了しました

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7月22日・23日と2日間にわたって開催された「博物ふぇすてぃばる! 4」が終了しました。

第1回以来三年ぶりの出展で、一応それ以降も来場者として毎回訪れてはいましたが、あらためて出展者側で参加してみると、前回参加時から較べた規模の拡大と内容の充実ぶりに驚かされました。

f0108133_039522.jpgそしてこれに呼応するように来場者数も大幅に増え、博物への関心も高まっているようで、交代で適用に休憩を取るつもりがほぼずっと貼り着き状態で、終わって帰宅した後の疲労感はかつて経験したことのないほどのものでした。

帰宅したきのこたちも右の写真のように、すっかりお疲れ状態です。

しかし、それと裏腹に今回おいでいただいた皆さまの反響や関心も並々ならないもので、開催中はまったく疲労感など覚えないほど充実して過ごせました。 また、常々一度お会いしたいと思っていたかたがた、普段なかなか直接お会いする機会のないかたがたにもおいでいただけ、本当に楽しい二日間でした。

ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
また、一緒に盛り上げてくださった出展者の皆さまもありがとうございました。

そして博物ふぇす参加のきっかけをくださり、今回も一緒に参加していただいたうえに、帰りは家まで送ってくださったイカがテーマのAAYAAさんご夫妻、ありがとうございました!

なお展示していたパネルは、下記のWebページからご覧いただけますので、会場でゆっくりご覧になれなかったかた、もう一度ご覧になりたいかたは、どうぞご参照ください。
http://kinoko.sumomo.ne.jp/event/hakufes2017/

これですっかりネタを出し尽くしてしまったので、何年後になるかはわかりませんが、また参加できればと思います。

これで一仕事片付いたので、いよいよお預けだった千葉県立博物館の『きのこワンダーランド』や、国立科学博物館の『深海』、そして森のきのこたちに会いに行けます!

[写真] 博物ふぇすてぃばる!の展示とお疲れきのこたち



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# by at384 | 2017-07-24 01:37 | 菌類 | Comments(0)

博物ふぇすの最終準備中

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今更ではありますが、いよいよ今度の週末が「博物ふぇるてぃばる!」です。

f0108133_18353934.jpg準備も最終段階となり、展示物の配置もほぼ固まって、今日は会場までの輸送・搬入方法をあれこれと検討していました。 最大の課題はやはりニオウシメジで、一旦バラして梱包し、会場で再度組み立てる想定で梱包までを実際に確認。 何とか手持ちで運べそうで、あとは現地で組み立てるのみです。

ということで、あらためて開催要領をお知らせします。

博物ふぇすてぃばる! 4
日程: 2017年 7月 22日(土) 〜 23日(日)
会場: 科学技術館 1階 催事場
http://hakubutufes.com

「役に立たないきのこの小部屋」(ブース A-21)
http://hakubutufesshoukai.blog.fc2.com/blog-entry-657.html

三年ぶりの参加ですが、前回と同様販売なしの展示のみで、ブース全体が「ガクモンからエンタメ☆」の構成です。 テーマは『TOKYO FUNGI COLLECTION★2017』と称し、トレーディングカードゲームの形式できのこの魅力や特徴を紹介するのですが、つい調子に乗って仕掛けに凝りすぎてしまいました。

じつは展示パネルには簡単な説明のみで、詳細な説明はパネル上のQRコードをスマートフォンのQRコード読み取りアプリなどで認識させると、説明が記載されたWEBページのURLが埋め込まれているというものです。 下の図にその説明があります。

もちろん会場には私たちが交代で常駐していますので、質問をいただければ直接お話ししますし、そのほうが私たちも楽しいのですが、カードゲームの某「〇〇キング」のようにバーコードを読ませたら面白かろうと、酔狂な仕掛けを作ってしまった次第です。

それでは、当日ブースA-21でお待ちしております。

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[写真] 博物ふぇすてぃばる!の準備中の様子



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# by at384 | 2017-07-17 22:11 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの八十三作目、コアカミゴケ(その2)です。

f0108133_11171718.jpgコアカミゴケは過去にも作っているのですが、ここのところ地衣類づいてきて、立て続けに三作も地衣類を作ってしまうと欲が出てしまい、もっと雰囲気を出したくなって再び編むことになりました。

初回の作品は実物と較べるとかなり大きく全体的につるんとして、今から見ると作り物っぽくなっていたため、大きさをできるだけ実物に近付け、質感も不規則な感じを出すようにしました。

「博物ふぇすてぃばる!」ということもあって、結局ここで地衣類を立て続けに四作も編んでしまったのですが、勉強というほどではないながらも、おかげでかなり地衣類に親近感が増してきて、これからはきのこに加え、ますます地衣類の編みぐるみが増えそうな気もします。

なお、こちらも恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せました。

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[写真] コアカミゴケの編みぐるみ: 高さ約1.5cm


実物は箱根ビジターセンターにて撮影したもので、高さは約1cmほど。


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
OLYMPUS STYLUS 1s
PENTAX Optio 750Z

# by at384 | 2017-07-17 11:34 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの八十二作目、ウメノキゴケの仲間です。

ここのところ地衣類が続いているのですが、三年ぶりに出展する「博物ふぇすてぃばる!」の展示方法を考えるなか、以前開いた個展で薄緑色の糸をぐしゃっと垂らしてサルオガセっぽくしたものが意外によかったことから、もっと地衣類を増やそうということになったためです。

f0108133_10355729.jpgとはいうものの、地衣類の知識が不足していて同定できたものがほとんどなく、その中で日頃近所でよく目にしているウメノキゴケを作ろうということになって、この編みぐるみに取り掛かりました。

ということで何となく頭に思い描いた印象からできたのがこの作品です。 あらためて近所で撮った写真をひっくり返して見てみると、よく目にしていた近所のウメノキゴケはナミガタウメノキゴケなのですが、細かく言ってしまえば突っ込みどころが満載なので、「ウメノキゴケの仲間」ということで、温かい目で見ていただければ幸いです。

f0108133_10212173.jpgちなみに、こうして次々と作った地衣類兄弟の、ツヅレカラタチゴケウチキウメノキゴケの仲間と一緒に、展示用の丸太に貼り付けてみたのが右の写真です。

慣れない地衣類作品で、一つ一つ見てしまうと微妙な印象は拭えませんが、こうしてまとめるとなかなないい雰囲気になっているのではないでしょうか。

ちなみに、これもほとんどぺったんこなので、立体視する意味はあまりないかもしれませんが、いつものように交差法による裸眼立体視写真を載せてみました。

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[写真] ウメノキゴケの仲間の編みぐるみ: 直径約4cm


写真の説明/撮影地


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
OLYMPUS STYLUS 1s
PENTAX Optio 750Z

# by at384 | 2017-07-17 11:11 | 菌類 | Comments(0)