写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。


by at384
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<   2015年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

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展覧会の会場となるギャラリーに葉書を届けに伺い、その足で展示準備のための買い物を兼ねて吉祥寺に向かったのですが、その途中でふと、昨年井の頭公園でツバキンを大量に見たことを思い出し、立ち寄ってみました。

井の頭池の周囲には日陰に植えられたツバキが何本かあり、一部の木の根元は掃除しにくいために落ち葉や花が厚く積もっていて、ツバキンにとっては絶好の環境です。昨年見つけた辺りを探してみると、落ち葉を掘るまでもなくあちこちから、大きめのツバキンがいくつも顔を出していました。

f0108133_19253810.jpgさっそく写真を撮ろうと視野をさえぎっていた落ち葉をどかそうとしたところ、落ち葉の間からもわっと煙が。落ち葉を動かした際の刺激で、ツバキンが胞子を吹き出したのです。

こうなるとやはり胞子を噴き出すところを撮影したくなります。今まで何度も静止画に収めようとして失敗しているので、今回は動画で撮影することにしました。

大きめの元気がよさそうなツバキンに狙いを定め、息を吹きかけるのを数ヶ所で繰り返した結果、何回か胞子を吹き出す様子を収めることができたので、それらをつなげて下の動画にしてみました。


[写真] ツバキキンカクチャワンタケ: 直径約1cm



OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2015-03-22 19:57 | 菌類 | Comments(2)

ここのところ、続けてきのこの編みぐるみの記事を投稿しておりますが、じつは三年ぶりにまた編みぐるみと写真の展覧会を行うことになりました。

今回は私たち夫婦の作品のほかに、前回の展覧会の頃からひょんなきっかけでお付き合いさせていただいている、木彫りきのこの関内(せきうち)重男さんの作品も一緒に展示することになり、木彫り・編みぐるみ・写真と三通りの表現方法のきのこが会場を埋め尽くすという、まるで最終回かと思うような豪華さです。

ちなみに、関内さんの作品は以前このブログでもご紹介しており、全作品というわけにはまいりませんが、私のお預かりしているものをできる限り展示します。また私ではまず作ることのない乾燥標本も出品予定で、展覧会というより博覧会に近いかもしれません。

会場は前回と同じカフェ・ギャラリーで、カフェ併設にかかわらずまたハエ付きの悪臭系きのこも多数発生します。場所的には駅からやや離れてはいますが、井の頭公園を散歩がてらお立ち寄りいただけると幸いです。

『役に立たないきのこの黄金週間』
 〜写真と毛糸と関内翁の木彫りきのこ展


【期間】 2015年4月29日(水・祝)〜5月3日(日) 12:00〜19:00
     (最終日は16:00まで)
【会場】 ギャラリーカフェ・テラス
     東京都三鷹市下連雀 1-14-1
     http://www.gallerycafe-terrace.jp/

【交通】  JR中央線/京王井の頭 吉祥寺駅 南口より徒歩15分
        またはバス(丸井まえ2番〜8番のりば) 万助橋下車2分
      JR中央線 三鷹駅 南口より徒歩15分
        またはコミュニティバス 三鷹の森ジブリ美術館 下車2分

ところで、まったく知らずにいたのですが、なんと4月4日(土)〜5月17日(日)の間、中央線の反対側にある武蔵野市立吉祥寺美術館にて、きのこの絵で著名な仙人こと小林路子さんの展覧会が開催されます。

『小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ』

【期間】 2015年4月4日(土)〜5月17日(日)  ※4月30日(木)は休館
【会場】 武蔵野市立吉祥寺美術館 (展覧会情報ページ

そもそも私が関内さんにお会いしたのはその小林路子さんの個展会場で、その関内さんは小林路子さんに木彫りきのこを素材として提供されていたのですから、同じ期間に同じ吉祥寺にてきのこの展覧会とは、偶然とはいえ素晴らしすぎる巡り合わせで、当の私たちも驚いています。

ともあれ、連休にはぜひ絵画・木彫り・編みぐるみ・写真と、そしてもしかすると井の頭公園には実物もあるかもしれないという、きのこ尽くしを満喫しに、ぜひ吉祥寺までお出かけください!

《追記》
そしてさらに、吉祥寺ではありませんが同じ多摩地区の立川にある昭和記念公園にて、『世界の美しいきのこ』にも多数の美しい写真が載せられている写真家、前田絵理子さんのきのこの写真展が4月5日(日)〜4月29日(水)に開催されるそうです。お会いしたことはないのですが、きれいなきのこの写真を撮られるので、以前から一度作品を直接拝見したいと思っていました。

『前田絵理子写真展 「きのこの森」』

【期間】 2015年4月5日(日)〜4月29日(水・祝)
【会場】 国営昭和記念公園内 花みどり文化センター (展覧会情報ページ

本職の方々と私たち素人を一緒に並べるのもおこがましいのですが、4月29日(水)であれば、なんと立川・吉祥寺の三箇所できのこの展覧会をハシゴして見ることもできますので、この春はぜひ、きのこの怪しい魅力の渦巻く多摩地区へお越しください!!

by at384 | 2015-03-16 00:01 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十三作目、ドングリキンカクキンです。

f0108133_16351246.jpg旧腹菌類の編みぐるみまでは作る人もいるでしょうが、まさかこんなものを編みぐるみにする人はさすがにいないのではないでしょうか。

昨年の秋、少雨のためにきのこの不作が続く中で八国山緑地に出かけた際、このきのこだけがドングリとともにゴロゴロと見つかり、思わず息を吹きかけては胞子を舞い上がらせてはささやかに盛り上がっていました。

f0108133_16385231.jpgチャワンタケの仲間は以前ツバキキンカクチャワンタケを編んである程度要領を把握しており、またドングリはきのこの編みぐるみを撮影するために使っている造花のものがあるため、作ってみようということになりました。

そして、最近すっかり気に入っている胞子吹きをまた仕込んでみました。これがやりたかったから作ったという話もありますが。

旧腹菌類の編みぐるみまでは他にもありそうなものの、果たして子嚢菌類の、よりによってこんな地味なものを作って伝わるのだろうかという不安もありますが、当の私たちは大いに喜んでいます。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ドングルキンカクキンの編みぐるみ: 直径約1cm


実際の大きさは直径約5mm


PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-03-15 17:18 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十二作目、ツマミタケです。

f0108133_12371747.jpgツマミタケは以前も作っているのですが、今となっては出来に不満があるとのことで、ずっとお蔵入りになっていました。しかし、この手のきのこのなかでは一番身近に見かけるものなので、納得できるものにしたいと二作目を手掛けることになりました。

ところがこのツマミタケ、いざ作ろうとすると個体差が大きいことから、どう作ってもなかなか頭に思い描いているツマミタケの姿とぴったり重ならず、ああでもないこうでもないと試行錯誤を重ねることになって、思ったより時間がかかってしまいました。

じつは前作でも同じところで迷っていたのですが、ツマミタケの先端のグレバのつき方はさまざまで、結局作り手の妻の持つ印象に一番近い形に落ち着きました。ですので何か違うと感じられるかたもいらっしゃるかもしれませんが、どうでしょうか。

f0108133_12372281.jpgちなみにツマミタケには上の写真のような四角柱のものと、左の写真のような五角柱のものがあり、今回は五角柱にしています。といっても私の撮り方がまずいために、写真で見ると四角柱に見えてしまいますが、実際に見てみると五角柱であることがわかります。

実際に見てみればと言われても、とおっしゃるでしょうが。。。じつは、実際にご覧いただけるようになるのです。その話は次回詳しくご紹介しますが、久々の展覧会を開くことになりました。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ツマミタケの編みぐるみ: 高さ約13cm


実物はいろいろな大きさで、高さ5〜10cmくらい


PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-03-15 14:09 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十一作目、スッポンタケです。

f0108133_11273314.jpg以前から編みたいと言いつつなかなか着手しないので、前に作ったキヌガサタケの網をなくしただけではないかと話していたのですが、どうもそういうものではないらしく、そもそもキヌガサタケ自体今となっては完成度が物足りないのだとか。

そうこうするうちに三年ほど経って一昨年、神代植物公園内でスッポンタケのシロを見つけ、いろいろな形や状態のものを見られるようになってからは、ようやっと頭の中のスッポンタケの印象が具体的になってきたらしく、この度ようやっと機が熟して着手することになりました。

出来上がったものを見てその「物足りなさ」がわかったのですが、最も表現したかったのは摩擦や乾燥や、ハエなどの虫に舐め取られたためなどでできた、グレバのかすれ具合だったようです。グレバのてらてらした質感は毛糸とは相容れないため、それを表現する手段がこのかすれた感じでした。

f0108133_11273868.jpgちなみにまだ卵の状態の時にグレバを包んでいる半透明の粘液は、以前もこの目的で用いたエコアンダリアという荷作りテープのような素材で、スッポンタケ科やアカカゴタケ科の卵では確立した手法となっています。

スッポンタケはこの粘液がとくに目立ち、成菌でも卵の淵から顔を覗かせていることから、その感じも表現し、また神代植物公園でよく見かけた「カリメロ」状態のものも添えて、盛りだくさんな作品となりました。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を載せています。
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[写真] スッポンタケの編みぐるみ: 高さ約15cm


実物は高さ約11cmくらい


PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-03-15 12:33 | 菌類 | Comments(2)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの六十作目、マメザヤタケです。

f0108133_23255832.jpg昨年の秋、本来ならきのこの最盛期のはずが少雨のために大変な不作となっていた時に、八国山緑地で見かけた数少ないきのこの中で、最も印象に残ったのがこのきのこでした。

英語では「死者の指」などという物騒な名前で呼ばれているそうですが、見つけた時の印象はどちらかといえば、テレビ東京でやっている「美の巨人たち」で建築作品の回に時々出てくる「モデュロール兄弟」という感じでした。どのみちきのこらしからぬ異様な姿には変わりなく、強く興味を惹いたうえ、真っ黒でいかにも編み易そうな形ということもあって、手掛けることになりました。

というわけで編み出したのはよいものの、じつは表現が一番難しい不規則な形。さらにはそれを束ねて生え姿を作る際も、わざとらしくならないようにするのに思いのほか苦労してしまいました。

マメザヤタケなどあまり気にして見られるかたも少なく、もしかして伝わらないのでは、という不安もありますが、どうでしょうか。

なお、今回も恒例の交差法による裸眼立体視写真を添えておきました。
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[写真] マメザヤタケの編みぐるみ: 高さ約7.5cm


実物は高さ約5.5cm


PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2015-03-15 00:58 | 菌類 | Comments(0)
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三月になってあちらこちらからトガリアミガサタケ発見の噂が流れて来るようになったので、そろそろこの辺りも出ているのではと探しに行ってみたところ、いつの間にやら大賑わいになっていました。

f0108133_19484025.jpg今年は桜の開花も昨年より早いという予報が出ており、実際ここに来て急に桜の蕾も大きくなってきましたが、きのこも出足が早いようです。

こうなるとやはり、もう一つの春の使いも気になるので、神代植物公園のツバキ園に。ツバキの花や、すぐ隣のウメ園で花を愛でる人々を尻目に、落ち花の多そうな木の下に潜り込んで探すと、いつもは見つけるのに苦労していたツバキンが一本目でいきなり見つかり、その後もあちこちの木の下で続々と目にすることができました。

自宅周辺でも少しずつ花が増えるなど、じわじわと春が近づきつつあるのは感じていましたが、トガリアミガサタケを見てすっかり頭の中の冬が消し飛んでしまい、一気に春がやって来たように思います。

ちなみに、深大寺からの帰り途に野川沿いを歩いていると、こんなところにも春が来ていました。
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[写真] トガリアミガサタケ: 高さ約4cm, ツバキキンカクチャワンタケ: 直径約5mm



PENTAX K-3 + DA21mm F3.2 AL Limited
PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2015-03-14 20:34 | 菌類 | Comments(0)