写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。


by at384
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十八作目、ムラサキシメジです。

f0108133_9563378.jpgf0108133_9562621.jpg何度となく見ているのですが、これが生えるときのこの季節も終わりだと感じるのと、よく見ると変形や色の濃淡など変化に富んでいて面白いため、愛着のあるきのこです。

そんな理由もあって以前から編みたいと言っていたのですが、筑波実験植物園のきのこ展で、観察のために裏返された傘の裏側のひだの美しい紫色を見て思い立ったようです。

f0108133_9571992.jpg妻のきのこの編みぐるみは、強烈な個性のあるきのこに出会って一気呵成に作る場合と、何度も見ているなかで把握した様々な特徴を組み合わせた典型として編む場合があるようなのですが、これはやはり後者にあたるものでしょう。

幼菌と老菌の傘の色の相違、老菌の傘の縁の波打ち具合、ひだの色の濃さ、柄の繊維状の質感と下膨れ具合、そして柄から枝分かれしたちびきのこと、これでもかと特徴を詰め込んでいます。

f0108133_9582552.jpgなにぶん変化の大きいきのこなので、私たちの抱いている印象もすべて表現されているわけではありませんし、人によってはまた違う印象を持たれているかもしれませんが、どうでしょうか。

なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。
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[写真] ムラサキシメジの編みぐるみ: 傘径約8cm


実物は傘径3cm〜10cm


PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2014-11-22 14:50 | 菌類 | Comments(5)

締めくくりはツマミタケ

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二週間ほど前の話になってしまいますが、朝の出勤時にバス停に向かって歩いていると、道ばたの草むらの隅に明らかに周囲の景色に溶け込んでいない、何やら桃色のものが立っているのに気付きました。

近付いてみて見ると、なんとツマミタケです。 深大寺周辺のきのこもめっきり少なくなって、今年のきのこ探しも一段落と思っていたところなのですが、まさか大トリがツマミタケとは意外でした。

深大寺周辺にはここのところ毎年ツマミタケの発生している場所があるのですが、ナメクジに食われたり、倒れたり変形してしまったりとなかなか形のよいものを見られないなか、ここに来て一番形のよいものに出会え、いい季節の締めくくりとなったように思います。

[写真] ツマミタケ: 高さ約5.5cm



asus NEXUS 7

by at384 | 2014-11-22 10:36 | 菌類 | Comments(0)
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もうずっと前から大好きだと言い続け、ほとんどファンクラブ状態の「わははカメムシ」ことアカスジキンカメムシの五齢幼虫ですが、今年の秋はまだ姿を見かけていませんでした。

f0108133_1514515.jpgそんななか、ようやっと先週末にきのこを探した帰りみち、深大寺境内を歩いていると敷石の上に白黒の姿が。

背中の笑顔模様には個体差というか表情の差があり、なかにはどこか悪そうな笑顔や、唖然として目が点になっているようなものもあるのですが、これは典型というか、いい笑顔で、前歯やのどちんこもちゃんと揃っています。

これを見られないと秋が完成しないような、物足りない気がするのですが、これでようやっと今年の秋も笑顔に会えてほっとした気分です。

[写真] アカスジキンカメムシの幼虫: 体長約8mm



PENTAX K-3 + DA21mm F3.2 AL Limited

by at384 | 2014-11-09 16:40 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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先日はそろそろ今年のきのこ撮影も千秋楽で、理科系から文科系きのこの季節に、などと言っておきながら、雨が降るとやはりついつい、昼食にお蕎麦でも食べてついでに、などと言ってきのこを探してしまいます。

f0108133_1443085.jpgこうして出掛けてみると、先日まで元気だったコガネタケはすっかり老菌になってしまい、遠くから見たので確実ではないのですが、切り株にはこれまた晩秋のきのこエノキタケらしきものが生えていて、やはり季節も終わりなのだとあらためて知らされるのでした。

f0108133_1443710.jpgしかしその一方で、いつもの定点観察場所をひととおり見ていると、深大寺の境内に今まで気付かなかったクロラッパタケの群生を見つけ、乾燥で成長が止まったまま半分朽ちてはいたものの、来年の楽しみがまたひとつ増えて、何だかんだ言いながらもまだそこそこ楽しめます。

f0108133_1444376.jpgとはいえやはり季節は季節で、全体的には大物は減って寂しくなってきたのは否定できません。

そんなこんなで、最後は先週見つけたヒイロチャワンタケの群生の育ち具合と、スッポンタケの様子を見て帰路につきました。

ちなみにヒイロチャワンタケは順調に育っていたものの、すでに縁が黒っぽく変色し始めていて、スッポンタケは半分乾いてグレバもほとんど舐め取られていました。

[写真]
ヒイロチャワンタケ: 直径約3cm
エノキタケ?: 傘径約1.5cm
クロラッパタケ: 直径約8mm
スッポンタケ: 高さ約9cm



PENTAX K-3 + DA21mm F3.2 AL Limited
PENTAX K-3 + DA55-300 F4-5.8 ED WR

by at384 | 2014-11-09 14:58 | 菌類 | Comments(0)
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今年は九月の中旬にきのこが大発生して大いに気分が盛り上がったのもつかの間、その後は乾燥続きで今ひとつな状態のまま秋のきのこの季節が過ぎて行ったような気がします。 と毎年こんなこんなことを言っているような気がするのは、やはり地球の環境自体がどこかおかしくなりつつあるのでしょうか。

f0108133_8534063.jpgそんなもやもやした気分のまま、ここ一ヶ月ほどほぼ毎週のように週末はきのこを求めてあちこちを彷徨っていたのですが、先週になってコガネタケが現れたのをきっかけに、深大寺周辺にもきのこが戻ってきたように感じます。

f0108133_8532023.jpgそこで昨年見つけながらも、満足な状態のものを見られずに終わったスッポンタケのシロを探してみると、待望のスッポンタケの姿が。

しかもその周囲に新たなシロも見つけ、来年にも期待がつながります。

f0108133_8532597.jpgまるでハエだなと自虐的に喜びつつ、ふと振り返るとそこには小粒ながらもまるで宝石のように光を透かしてきらめくアカヤマタケの群生まで見つけ、気分はいっきに秋のきのこ祭りに。

f0108133_8531246.jpgその後も九月の大発生ほどの勢いほどではないものの、あちこちに可愛らしいムジナタケの群生を見つけました。

f0108133_8542399.jpgさらにはヒイロチャワンタケやテングノメシガイの仲間と思われる、まだ深大寺周辺では出会ったことのないきのこも見つけるなど、ここ一ヶ月ばかりのもやもやした気分も一掃できました。

こうして久々にきのこに満たされた気分を味わいましたが、先々週あたりからムラサキシメジが目立ち始め、コガネタケやスッポンタケといった、少なくとも深大寺周辺では季節の終わり頃のきのこも現れたということで、楽しい気分でいられるうちに、今年一年楽しませてくれたきのこたちに感謝しつつ、きのこ探しも千秋楽ということにしようかと思っています。

といってもまだきのこは生えるでしょうし、それはそれで期待し過ぎずに出会いを楽しみたいと思いますし、何より芸術などの文科系方面のきのこ人気も年々高潮してきているので、きのこの季節の終わりということではなく、ここで春までいったん、理系の季節から文系の季節に入るというのが近い表現でしょうか。

[写真] 深大寺周辺のきのこたち



PENTAX K-3 + DA35mm F2.8 Macro Limited
PENTAX K-3 + + DA21mm F3.2 AL Limited

by at384 | 2014-11-01 10:16 | 菌類 | Comments(0)