写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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<   2009年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

久々のミノムシ

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以前新聞か何かで、中国で街路樹の食害対策に導入された外来種の寄生バエが国内に入り込み、ミノムシが絶滅の危機にあるという話題を見たことがあります。実際、子供の頃はわざわざ探すまでもなく、そこいらを見回せば木の枝に一つや二つはぶらさがっていたほどだったように思いますが、ここ何年かほとんど見ていませんでした。

そして今年の七月に深大寺周辺に引っ越してきたのですが、昨日ふらっと近所を散歩していると、長椅子の下に大きなミノムシがぶら下がっているではありませんか。久々に見つけたミノムシを写真に撮り、顔を上げると木の枝にも。どうやらこの周辺ではミノムシはまだまだ健在のようです。

深大寺周辺は散歩しているとカブトムシの死骸が転がっていたり、タマムシの羽が落ちていたりするほどなので、ミノムシも健在なのかと思い、帰って調べてみると、信憑性は不明なものの、近年では問題の寄生バエであるオオミノガヤドリバエに更に寄生するハチが現れて、件の寄生バエの勢いも鈍り、ミノムシが復活しつつあるという話もあるとか。

イモムシや毛虫の類いは大の苦手なのですが、やはり人間のせいで絶滅というのはよろしくないことなので、復活しつつあるという話が本当ならありがたいことであるとともに、その理由が自然の持つ調整力によるものというのも皮肉な気がします。

[写真] オオミノガの幼虫?:体長約3cm



PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2009-09-27 10:09 | 昆虫・節足動物 | Comments(0)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの第二十三作目、キヌガサタケです。

f0108133_7394232.jpgキヌガサタケはその姿の美しさや珍奇さ、中華の高級食材として度々テレビなので取り上げられることもあって、ここで説明するまでもないのですが、きのこの女王ともいわれるものです。

あまりに特徴的で有名というのか、いかにも編みぐるみ向きという感じなので、俗っぽさはあるのですが、やはり実際に見てしまうと、作らずにはいられないようで、ちょうどレース糸の余りの使い道に困っていたこともあって、作ることになりました。

実際にみたものは成長途中で落下してしまい、未完成の状態でしたが、各部の質感などを直接手に取って見ることができたので、図鑑の写真などを参考にして完成形の姿を作りました。そもそもキヌガサタケそのものが手芸作品のような姿なので、編みぐるみは近くで見てもなかなかの現実感があるのですが、少し離れて薄暗い中で見ると本物ではないかと思うほどで、ちゃんと成長した優美な姿をますます見てみたくなりました。

f0108133_8143351.jpgそして左の写真は、富士フィルムの3Dデジカメに影響されて、最近自分の中で流行り始めてしまった、Optio 750Zの3Dモードを使った立体写真(交差法)です。

編みぐるみは生で見るとこんな姿をしていますので、興味のある方はご覧ください。

[写真] キヌガサタケの編みぐるみ:高さ約15cm




PENTAX K-7 + FA31mm F1.8 AL Limited
PENTAX Optio 750Z (3D)

by at384 | 2009-09-21 09:14 | 菌類 | Comments(4)

なんと、バジルが再生

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バジル栽培2009: 18


種蒔きから二十四週目のバジルです。

八月終わりに、残り全部の株をタイ風バジル炒めにして食べてしまい、今年の栽培は終わったつもりだったのですが、あまりに根がしっかり張っていたために引っこ抜くことができず、仕方なく茎の途中を切断し、そのままにしていたものが二株ありました。

枯れてしまうと簡単に引き抜けると考えて、水もやらずにそのままにしていたところ、なんと茎の先端や途中から緑色のものが見え始め、成長しだしました。どうせすぐ枯れてしまうだろうと暫く放っておいたのですが、しぶとく成長を続けているので、また水をやることにしました。

そのうち、小さな芽にアザミウマがどっとたかってきて、だめになるかと思いきや、三週間後、一株だけ見事に復活しました。取り付いていたはずのアザミウマも、バジルの反撃に負けたのか、涼しくなって退散したのか、ほとんど姿が見えません。

どうせ作物など品種改良され、ひ弱になっているものだろうと勝手に思っていましたが、ところがどっこい。刈り取られてもしつこく復活してくる雑草魂は、しっかり残っていたようです。

寒さに弱いため、日本では一年草扱いされているバジルですが、原産地であるインド方面では多年草らしく、温暖化と言われているこの頃、一体いつまで生き続けられるのか、せっかくなのでこのまま生やしておこうかなどとも思っています。

などと言いながら、そろそろ葉っぱも大きくなって来たので、ちゃっかり頂こうかと思っているのですが。

[写真] バジル:草丈約20cm



PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2009-09-19 07:28 | 植物 | Comments(0)

とんでもない落としもの

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先日、我が家では毎年恒例となっている、箱根仙石原への小旅行に出かけたのですが、ここでこの一大珍事は発生しました。

f0108133_23443429.jpgまず昼食を取ろうと、バスを降りてお店まで歩いている時、道端に何か真っ白くて大きなものが転がっているのが目に入りました。

いい加減な性格ゆえ、きのこの同定は苦手なのですが、そんな私でさえ一瞬でわかるほどそれは特徴的な形をしていました。何と、きのこの女王とも称される、キヌガサタケが無造作にごろんと転がっているのです。

一生のうち一度はお目にかかりたいと思っていたきのこではありますが、あまりの唐突で意外な出現に、とにかくびっくりして、思わず「えーっ、何で」と大声で口に出してしまいました。

f0108133_23445641.jpg雑木林などで、よくきのこが裂かれたり、もがれたり、踏みつぶされたりしている心ない光景を見ますが、このきのこの転がり方はそういう雰囲気ではなく、一体どういう経緯でこれがここに転がっているのかと、手がかりを求めて周囲を見回してみたところ、ようやっと鍵が見つかりました。

きのこの落ちていた場所は、横が急な法面になっており、その上に竹林があるのですが、その法面の途中、一メートルほど上に、キヌガサタケのものと思われる、空っぽのつぼが横を向いて口を開けていたのです。

どうやら、今朝、卵から生えてきたものの、横向きであるために頭が重くなり、すっぽり抜けて下に落ちてしまったというのが、真相のようです。

途中で抜け落ちてしまったために、優美なレース状の幕が中途半端な開き方になってはいましたが、きのこの美しさと、あまりに意外な出現にすっかり舞い上がってしまい、あっちこっちとくまなく観察しつつ写真を撮り、気が付けば三十分近くも経っていました。

しかも、いじくり回しているうちに、昼食前だと言うのに手には悪臭を発するグレバが付着してしまい、大騒ぎに。と言っても、それほど臭くなかったのですが。

せっかくですので、その優美な姿を大写しで。

f0108133_2345167.jpgこれは頭の部分。落下した衝撃で、頭頂部がグレバの部分を突き抜けてしまったようですが、構造がよくわかります。


f0108133_23452721.jpgこれは幕の部分の拡大写真。本来ならこれが伸びて大きく広がるのですが、この状態はこれでまた何とも美しいものです。

格納されているときの様子がわかります。


f0108133_23453818.jpgこれは基部の拡大写真。抜け落ちた際にもげた跡が穴になっているのでしょうが、これまた構造がよくわかります。

うまい棒というか、水道管の凍結防止用のカバーというか、そんなものを連想させます。

最近、富士フィルムから3D撮影が簡単にできるデジカメが発売されて、立体写真がちょっとした話題になっていますが、私の使っているペンタックスのOptio 750Zにも、二度撮りではありますが3D撮影モードがあるので、昼食後また戻って来て、3D撮影をしてみました。

f0108133_23455584.jpgこれは交差法での立体写真。時間が経って少し黄ばんでしまいましたが、立体的な構造がわかります。

ちなみに、平行法がいい方は、下の [平行法の写真はこちら] をクリックすると、平行法の写真が見られます。

[写真] キヌガサタケ:高さ約15cm



PENTAX Optio 750Z


[平行法の写真はこちら]
by at384 | 2009-09-03 00:56 | 菌類 | Comments(6)