写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの第十二作目、カワラタケです。次々と創作意欲が湧いてくるらしく、もう止まらないようです。感服至極です。

カワラタケはおそらく最もよく目にされ、そして、最も無視されているきのこの一つでもあるのではないでしょうか。「気持ち悪い」などと嫌われるきのこなどはかなりいいほう、目立たないために気付かれないきのこでさえ、カワラタケに比べればまだましなほうだと思います。私も含め、殆どの人はカワラタケの存在に気付きながらもそのまま通り過ぎるだけ、カワラタケは「無視かよっ」とひとりごちるというところでしょうか。

こんな可哀相なカワラタケについて念のため説明しますと、朽ちかけた木の枝、切り株、廃材などに折り重なるようにどっと生えてくる、扇型の固くて薄っぺらいきのこです。くすんだ色彩ではありますが、よくよく見ると変化に富んでおり、殆どのきのこが一色か二色なのに対し、渋いながらも三色や四色というかなり贅沢な色使いの洒落ものです。

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こんな地味なきのこを選ぶとは、手前味噌ながら、相変わらずマニアックでいい選択だと思います。編みぐるみのほうは糸の都合もあり、ずいぶんと派手な色になりましたが、こんなカワラタケの特徴がうまく出ているのではないでしょうか。「もっと注目して欲しい」というカワラタケの願望もちょっとだけ反映されているのかもしれません。

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[写真] カワラタケの編みぐるみ:幅約10cm



PENTAX K10D + D FA MACRO 50mm F2.8

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by at384 | 2007-07-30 23:45 | 菌類 | Comments(6)
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先日、近所のウッドチップを敷き詰めた所できのこを観察していると、何か薄黄色いものがべっとりと貼り付いたようになっている場所を見つけました。その時はまだきのこらしい姿はありませんでしたが、そのうちきっと何か現れると思い、翌朝また見に行きました。

すると果たして昨日の場所に、わずか一ミリ程の黄色い花のようなものがぷちぷちと生えていました。一度お目にかかりたいと、ずっと探し求めていたタマハジキタケでした。

f0108133_012988.jpgタマハジキタケは私が大好きなチャダイゴケツチグリの仲間のきのこで、チャダイゴケが杯の中に複数の胞子塊を入れているのに対し、これは粘球という球状の胞子塊を一つだけ持っています。また、チャダイゴケが落ちて来た雨滴を利用して胞子塊を弾き飛ばすのに対し、これは粘球の下にある組織を急激に膨張させることで自ら胞子塊を弾き飛ばすという強者です。図鑑で見ると、粘球は最初乳白色、時間が経つと褐色に変わるそうです。

タマハジキタケという名前はそんな習性から来ているのですが、残念ながらその玉はすでにはじき出されてしまった後で、周囲にいくつか茶色くなった玉が転がっているだけでした。

それでも一ミリ足らずの黄色いきのこの姿は、まるで小さなヒマワリのようでたいへん可愛らしく、ますますこのきのこが大好きになりました。

ところでこのタマハジキタケを観察していたところ、そこに転がっていたウッドチップに、タマハジキタケよりも更に小さい何やらぷちぷちしたものが生えているのを見つけました。形からすると変形菌の一種、サカズキホコリの仲間のようです。ついでではありますが、面白いものを見られました。
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[写真] タマハジキタケ:直径約1mm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-07-27 23:48 | 菌類 | Comments(0)

久々のシロコナカブリ

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毎年この頃になると、雨に濡れた近所の桜並木の桜の幹から、傘の直径が二ミリ程度の小さなきのこが生えて来ます。あまりに小さいので、幹が乾くとあっという間に乾いて萎れてしまうのですが、間近で見ると透き通った体が硝子細工がとてもきれいなきのこです。

f0108133_2339267.jpg今年は空梅雨で桜の幹が雨に濡れることが殆ど無く、なかなかお目にかかれず寂しい思いをしていたのですが、ようやっと梅雨らしい天気が続き、久々に桜の幹に点々と生えるシロコナカブリに会えました。

雨に濡れたとはいえやはり小雨のため乾きも早く、いい状態のものを探すのに難儀しましたが、日陰の薄暗いところから写真映えのするものを見つけ、どうにか撮ることができました。

毎年同じきのこばかり撮っているのも何ですが、こんな小さくて平凡な姿のきのこでも、その都度いろいろと変化に富んだ表情を見せてくれるので、雨が降るたびついつい桜並木を探し回ってしまいます。

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[写真] シロコナカブリ:傘径約2mm


アブラムシの一種なのか、バカボンのパパのひげのような毛のある虫がすぐ傍におり、華を添えてくれた。


PENTAX K10D + D FA MACRO 50mm F2.8
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by at384 | 2007-07-25 22:52 | 菌類 | Comments(2)

お騒がせな三本線

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先週はいかにも梅雨らしい、じとじとと不快な天気が続きましたが、待っていましたとばかりにこいつが現れました。かつて話題となった『へんないきもの』という本にも取り上げられていた、コウガイビルです。

f0108133_0132056.jpg最近ではかなり有名になったコウガイビルですが、十五年ほど前、実家の庭に突如ぐにゃぐにゃととぐろを巻いた巨大なやつが現れ、それが初めての出会いだったのですが、さすがに驚きました。あまりに気色悪いのでわざわざ折り畳まれたものを伸ばして体長を測ることはしませんでしたが、五十センチは軽くあると思われました。

それ以来の付き合いになるわけですが、以後その時ほど巨大なものには、幸か不幸か出くわしたことはありません。

怖いもの見たさと興味本位で、また巨大なやつにお目にかかりたい気もするのですが、この写真程度の大きさのものでも近所の小学生が大騒ぎしているくらいなので、出現したら大変な騒ぎになってしまうかもしれません。

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[写真] (ミスジ?)コウガイビル:長さ約15cm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-07-24 23:26 | 軟体動物 | Comments(2)

バジルの危機

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バジル栽培2007:11


我が家のバジルは、先週までやれ新たに発芽し出しすやら腋芽が出るやらと威勢のいい状態が続いて、ぬか喜びしていたのですが、ここ一週間ほど梅雨らしいどんよりとして気温も低い気候が続き、様子が一変してしまいました。

この気候で近所のきのこたちは大いに元気付いているのですが、バジルにとっては最悪の状態となったようで、発芽した双葉たちは次々と萎れてゆき、元々残っていた三株も葉っぱの黒い点々が増え、二株はだめになってしまいました。現在一株だけ残っているのですが、これも下の方の葉っぱから黒い点々が増えて、次々と落ちて行くような有様です。折角出た腋芽も真っ黒に萎れてしまいました。

この病気の正体はよくわかりませんが、プランター内のバジルがみな同じような症状になることから察して、何らかのウィルス病なのかもしれません。何年も土を使い回してバジルを植え続けた上、面倒なのでついつい消毒を怠って来たのがいけなかったようです。

早く梅雨明けになって、残ったこの一株だけでも何とか元気になってくれるといいのですが。晴れた暑い日が続いてくれれば、このプランターにはまだ発芽していない種が二袋分埋まっているので、また発芽してくれるかもしれませんし。

つい先日まで今週には梅雨明けかと言っていた天気予報は、あっさりと梅雨明けはまだ先のようなことを言っています。私自身は暑いのが苦手なので、むしろ予報通り梅雨寒が続く方がありがたいのですが、バジルのことを考えると、予報がまた外れて梅雨明けが早まって欲しいものです。

[写真] バジル:高さ約10cm



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by at384 | 2007-07-24 06:52 | 植物 | Comments(0)

チャダイゴケが大繁盛

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ここのところ梅雨らしいじめじめとした天気が続いていますが、そのおかげか今年はまだ姿を見ていなかったチャダイゴケが、ここに来て近所のウッドチップ上にどっと姿を現しました。

f0108133_23582639.jpgしつこいとは知りながらも何度も言ってしまうのですが、このきのこは杯型の体の中に碁石のような形の胞子塊が入っており、雨が降るとこの胞子塊が雨粒にはじき出されるという凝ったやり方で、子孫をなるべく遠くにばらまこうとします。そんな都合良くいくのだろうかといぶかりたくもなりますが、こうして写真を見ると空っぽになっているものが多く、さらによく見ると、実際に飛び散っている胞子塊もあります。

遠くにという狙いがどこまで達成されているかはわかりませんが、しっかり目的は果たしているようです。もっとも、長い進化の歴史の中で磨き上げられて来た仕組みなのですから、無駄な筈はなく、おかげで近所のウッドチップ上はこいつらの天下になっています。

ところで、以前「コチャダイゴケ」と称して紹介した編みぐるみですが、最近久々に実物を目にし、コチャダイゴケではなくハタケチャダイゴケではないかと思えてきたので、改めて図鑑等で確認したところ、どうやらハタケチャダイゴケのようだと気付きました。編みぐるみでそんな細かいことを気にしてもしょうがないのですが、元々実際に近所に生えていたものを見て作ったものなので、「ハタケチャダイゴケ」に訂正しました。

[写真] ハタケチャダイゴケ:直径約5mm


まだ開いていないもの、蓋が取れ始めて新しい碁石が見えているもの、まだ碁石が中に残っているもの、全部飛び散って空っぽになっているものと、いろんな段階のものが見られる。


PENTAX K10D + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1

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by at384 | 2007-07-20 23:18 | 菌類 | Comments(0)

バジルに腋芽が

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バジル栽培2007:10


順調なのかそうでないのかわからない我が家のバジルは、今週やっと腋芽が現れました。小さいながらも、やはり腋芽があると何だか貫禄が出てきて、いっちょまえになったなという感じです。

f0108133_10555021.jpgまた先々週あたりから始まった第二の発芽の波も衰えることなく、次々と双葉が顔を出して来て、プランターの中は大変賑やかになっています。そもそも芽が出ないなどと言って結局二袋分の種を全部蒔いてしまったので、土の中にはまだ発芽する可能性のある種が眠っており、これからどうなるのかちょっと楽しみです。

その一方で、病気なのか害虫なのか、カビのような黒い点々が付いてだめになってしまう葉が増えているのは心配です。バジルもあまりひどくなった葉は切り離しにかかるのか、軽く引っ張るとぽろっと取れてしまうのですが、既にいくつかの葉っぱがこうして取れてしまいました。

巷の情報では、こういう場合は株も土も全部焼却というようなことが書かれていますが、プランターひとつで育てているので、そういうわけにもいかず、手をこまねいている状態です。晴れてジリジリと暑い日には目に見えて大きくなるバジルなので、梅雨が明けて晴天が戻ってくれば何とかなるかもしれないと根拠の薄い期待をしています。

ところで、今までもきのこが生えたりカマキリがやって来たりと、いろいろなお客さんが現れている我が家のプランターですが、今朝観察していたら、土の間からずらっと並んだ脚がちらちらと見え隠れしていました。ヤスデかムカデかと目を凝らして見ていたのですが、脚の密度や動きの素早さ、お尻の部分の形状から考えると、どうやらムカデのようです。と見ている間に土の中に潜って見えなくなってしまいました。

ムカデは肉食性なので、バジルに直接被害を及ぼすことはなく、むしろ害虫を駆除してくれそうな気もするのですが、うっかり土に手を突っ込んで刺されるとたまらないので、この客人はどうしたもんかとこれまた悩みの種です。

[写真] バジル:高さ約10cm



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by at384 | 2007-07-14 10:57 | 植物 | Comments(0)
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妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの第十一作目、クロラッパタケです。

先日のカニノツメで秋までお休みのつもりでしたが、サマーニットというのもありまして、その糸がごく僅かですが余ったので、ついつい作ってしまったそうです。さすがに十個も手掛けているだけあって、「ついつい」で作れてしまうというのは恐れ入ります。

f0108133_2359787.jpgクロラッパタケというのは名前の通り、黒から暗褐色の極めて地味なきのこです。日本ではあまり食用にはならないそうですが、欧州では結構よく食べられているそうです。そのくせ「死のトランペット」などという物騒な別名を付けているのは理解に苦しむのですが、大量に食べると腸閉塞を起こすと言われているそうなので、そのせいでしょうか。

糸の都合もありますが、またしてもマニアックなきのこで、帰宅して「きのこ山」にこれが生えているのを見た時、あまりの選択の鋭さにまたしても大笑いしてしまいました。おかげさまで「きのこ山」は色形とも個性的なきのこで盛りだくさんになり、たいへん楽しげな状態です。
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[写真] クロラッパタケ:高さ約4.5cm


参考写真は六義園で撮ったもの。高さ5cm近くあるかなり立派な個体。
いつもは実物よりはるかに大きいのだが、今回は糸の都合もあり、ほぼ実物大になった。


PENTAX K10D + D FA MACRO 50mm F2.8

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by at384 | 2007-07-09 23:40 | 菌類 | Comments(3)

バジルが再び発芽

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バジル栽培2007:9


ここのところ一週間に一組の本葉が出て来ている我が家のバジルは、今週も期待通り一組本葉が増え、十枚になりました。病気が心配ではありますが、なんとか頑張ってくれています。

そして、ここに来てバジルのプランターに新たな異変が起きています。

先週一つだけ、遅れて発芽してきた双葉が現れたのですが、どういうわけかその後、次々と双葉が現れて来たのです。最初は単なる偶然かと思ったのですが、毎朝見るたびに新たな芽が一〜二個増えています。一時はまた今年も全滅かと危惧していたので、嬉しい番狂わせです。

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何がきっかけとなったのか全くわかりませんが、こういう番狂わせが私にとっての、ベランダ菜園の醍醐味のような気がします。もちろん順調に育って大豊作となるのを期待してはいるのですが、一方でやれ発芽しないだの、害虫が出ただのと大騒ぎするのを楽しんでもいるのも確かです。

[写真] バジル:高さ約8cm


写真の説明/撮影地


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by at384 | 2007-07-08 23:54 | 植物 | Comments(0)

キツツキ出現

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先日の早朝、散歩を兼ねて被写体を探していたところ、あまり聞き慣れないギャーギャーという鳥の声が聞こえてきました。我が家の近所は様々な鳥が現れるのですが、私は鳥に詳しくないので、特に気にもせずに歩いていました。

すると、そのうち「カカカカカカカカ」という連続した打撃音が前方から響いてきました。鳥に詳しくないとはいえさすがにこれはキツツキだとわかりましたので、音のする方を見ると、なんと十メートルほど目の前の木にキツツキが止まって樹の幹を突っついているではありませんか。

動いている被写体は苦手なのですが、初めて間近に見るキツツキに少々興奮し、デジカメを持ってそうっと近づき、ピント合わせもそこそこに慌ててシャッターを切りました。

キツツキは近づいて行くと逃げるものの、人間をさほど警戒する様子もなく、あっちこっちの樹に止まっては幹を突っつきまくりました。そしてよく見ると、どうやら二〜三羽いたようです。

後日知り合いの鳥に詳しい人に聞いてみると、どうやらコゲラという鳥だそうで、街中にはけっこうよく出没するので別に珍しいことではないそうです。鳥に疎い私は凄いものを見たとばかり思っていたので、少々がっかりはしましたが、早起きしたお陰で初めてキツツキが樹を突っつくところを間近に見られたわけですから、やはり早起きは三文の得というのも納得です。

[写真] コゲラ?:体長約10cm?


写真の説明/撮影地


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by at384 | 2007-07-01 23:56 | 哺乳類・鳥類 | Comments(2)