写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。


by at384
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カテゴリ:菌類( 330 )

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先日久々にしっかりと雨が降り、その後暖かい日が続いたので、そろそろで始めてはいまいかと深大寺近辺のいつもの場所にトガリアミガサタケを探してみました。

f0108133_21103017.jpg昨年は3月13日にかなりの数を見つけ、今年は暖冬の影響で早めに出ているのではと思ったのですが、記録的な少雨の影響か、先日の雨が嘘のように地面が乾いており、出だしからかなり望み薄な気配が漂っています。

イチョウの落ち葉がかなり積み重なった場所なので、踏ん付けてはいけないと恐る恐る足元を確かめながらしばし探していたところ、ようやっと落ち葉の間からまだ若々しい半透明の頭部が。

f0108133_21103715.jpgしかし角度がやけに寝ているのが気になり、そっと周囲の落ち葉を取り除いたところ、柄がポッキリ折れてしまっています。

それをきっかけに周囲から見つかり出したものの、完全に折れて乾涸びているものがひとつ、折れかけているものがひとつ、ようやっとひとつだけ一番小さな幼菌が無事な姿で見つかって、結局これ以上探し回って落ち葉の下の幼菌を踏んでもいけないと、わずかながらも春を実感できたところで引き上げました。

ちなみに写真は撮っていませんが、帰り道に野川でここのところしばらく目にしていなかったカワセミの姿にも出会え、ますます春本番は近づいているように思えます。

[写真] トガリアミガサタケ: 高さ約2〜4cm



OLYMPUS STYLUS 1s

by at384 | 2017-03-05 21:54 | 菌類 | Comments(0)

今年もきのこ雛

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ここ数日時間が取れず、ひな祭りが過ぎてしまいましたが、昨年妻が作ってくれた「きのこ雛」を今年も飾りました。 ちなみに横に置いてあるのは、まねき屋お〜のさんのまねき猫です。

ところで春といえば一昨日しっかりと雨が降り、その後暖かい日が続いたので、そろそろトガリアミガサタケが気になる頃です。 深大寺のだるま市は土曜日で終わってしまいましたが、昼食と散策を兼ねながら探しに行ってみようかと思っています。

なお、昨年きのこ雛を紹介した時に立体視写真がなかったので、交差法による裸眼立体視写真を載せてみました。 後ろに見えているのは高野さんのキノコランプで、電池が消耗してわかりにくいながらも、一応点灯しています。
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[写真] きのこ雛: 幅約18cm



OLYMPUS TG-3 Tough
PENTAX Optio 750Z

by at384 | 2017-03-05 00:18 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十二作目、ロクショウグサレキンです。

f0108133_1643896.jpg鮮やかな色でまさに編みぐるみ向きのきのこなのですが、今までヒメロクショウグサレキンは何度か見ていたものの、なかなかきれいな色のものに出会っておらず、手がける機会がありませんでした。

ロクショウグサレキンといえば、子実体の色のみならず菌糸までしっかり青緑色のために、生えている木材が真っ青に染まるという特徴が有名ですが、なかなか糸でそれを再現するのが難しく、青緑の糸で点々とかがって雰囲気を表現しているのがご愛敬です。

ちなみに実物の写真は光の当たりかたの加減もあって、あまり木材が青くなっていないように見えますが、写真の範囲より上のほうがわずかに青く染まっています。

なお、こちらも交差法による裸眼立体視写真を載せました。

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[写真] ロクショウグサレキンの編みぐるみ: 直径約1cm


実物の写真は那須平成の森で見つけたもので、直径は5mm程度


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2017-02-19 16:33 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十一作目、カニノツメの卵です。

f0108133_1523112.jpg成菌のほうは以前作ったものなのですが、じつはその時はまだ卵がなかったため、写真撮影だけツマミタケの卵を借りて間に合わせてしまいました。

しかし実際に何度かカニノツメの卵を見ていると、その地球外生物のごとき妖しさ、卵の膜を破って出ようとする腕と、グレバが透けて見えている様子が作品として再現されていないのが、なんとも物足りなくなってきます。

f0108133_1523875.jpgそこで既にある成菌の編みぐるみに追加して、そのまさに孵化しようとする卵も作ってみました。 もちろん、卵の膜の裂け目の透けている様子も可能なかぎり再現しています。

スッポンタケ科、アカカゴタケ科の妖しい悪臭系きのこのなかでは見かける機会が多く、平凡な存在と見られがちですが、私たち夫婦がまだきのこ観察を始めて間もない頃に見て驚いたということもあって、カニノツメは思い入れの強いきのこです。

そんなこともあり、悪趣味ではありますが、この卵が加わって妖しさを増したカニノツメの編みぐるみを眺めては、夫婦して喜んでいます。

なお毎度のことですが、いつもの交差法による裸眼立体視写真も載せました。

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[写真] カニノツメの卵の編みぐるみ: 直径約3cm


実物は深大寺近辺で見つけたもので、直径約2cmくらい


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
OLYMPUS STYLUS 1s
PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2017-02-19 15:53 | 菌類 | Comments(0)

あの編みぐるみ制作中

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カメムシタケの編みぐるみの記事で少しだけ前振りをしましたが、現在妻の編みぐるみの作品中で最大のきのこに着手しています。

写真では大きさが伝わらないのですが、最大といえばもちろんアレで、もちろん実物大です。 最終的にはこのひとつのきのこが何個もぎゅうぎゅうと押しくら饅頭状態に集まるわけですが、これ単体の時点で既に過去最大のマントカラカサタケの編みぐるみを超えてしまいました。

今まで制作中の経過や材料を公開したことはなく、最初はそのつもりもとくになかったのですが、試しにひとつ目を作ってみたところ思ったよりいい感じになったため、ちょっとだけご披露してしまいます。

[写真] 制作中の編みぐるみ: 傘径約30cm



OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2017-02-12 17:15 | 菌類 | Comments(0)
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの七十作目、カメムシタケです。

f0108133_15164980.jpg昨年秋に妻が和菓子の編みぐるみ展を行ったこともあって、暫くきのこの編みぐるみがご無沙汰だったのですが、久々の編みぐるみきのこに肩慣らしの意味も込めての小品となりました。 肩慣らしが必要な理由はまたどこかで述べることにしますが、それはそれとして、以前から何か冬虫夏草を編みたいと言っていたので、ようやっとの実現です。

ようやっとというのは、冬虫夏草の類は今までオサムシタケなど何種類か見ていたものの、編みたくなるものがなかったようで、昨年奥入瀬渓流で初めてこれは、という菌に出会えたからでした。
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そして編むに当たってはカメムシをどうしようかと迷っていたようですが、やはり虫あっての冬虫夏草でしょうということで、虫には詳しくないためスッポンタケ科のハエのごとく、かなりいい加減な感じではあるものの、なんとかそれっぽく作ってみました。

f0108133_15164272.jpgそのカメムシは、最初奥入瀬渓流で見たままの全身茶色で作ってみたのですが、どうもそれっぽく見えないということで、これとは別に軽井沢で見つけた個体が生えていたカメムシを手本に緑色の背中にしています。

ただ一点ご愛嬌なのが、極小のカメムシタケを実物大で編むのが難しく、大きめになっているにもかかわらず、カメムシが実物大になっていることで、そこは大目に見ていただければ幸いです。

なお毎度のことですが、今回も交差法による裸眼立体視写真をつけました。

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[写真] カメムシタケの編みぐるみ: 全長約18cm(カメムシ含む)


実物は軽井沢と奥入瀬渓流に生えていたもので、全長4cmくらい


PENTAX K-1 + D FA MACRO 50mm F2.8
PENTAX Optio 750Z
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by at384 | 2017-02-12 16:31 | 菌類 | Comments(0)

巨大なきのこの山

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f0108133_2216111.jpg正月休みに六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『デザインの解剖展』を見に行きました。

デザインにも興味ないことはないのですが、何よりも「きのこの山」の巨大模型に惹かれたというのが最大の動機です。

細かい内容は別として、きのこの山のお菓子自体のデザイン案という展示があり、いろいろなきのこの形を検討したという話にまつわって、エノキタケやエリンギなどを型どった模型も展示されていたのが、どこまで本当かはさておき、興味深かったところでした。

f0108133_2216841.jpgこれはさすがに大きさ的にも、形状でも無理があるのですが、季節限定などで出てくる色違いだけではなく、以前妻が冗談で作った「アミガサタケ風味」のように、たまには別のきのこで作ってくれても面白いのではないでしょうか。

型を別に作る必要があるので、費用的な面から考えるとありえない話でしょうが。

[写真] きのこの山の展示用模型



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by at384 | 2017-01-08 22:38 | 菌類 | Comments(0)
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元日、正月休みの暇つぶしに何気なくテレビを見ていたところ、たしかNHKの「小さな旅」だったと思うのですが、出雲の「神在月」を紹介する中で「神在餅」を出しているお店の壁に素敵なきのこ柄の布が掛かっている場面が映りました。

早速調べてみるとミツトリヒトギさんという、出雲で活動されている二人組のデザインユニットの作品で、ネットショップで販売されていることがわかり、気が付けば妻が注文していました。

本物ではないものの、偶然にも年明けからきのこと遭遇でき、よい菌運が開けそうな予感がします。

[写真] ミツトリヒトギさんの生地「きのこ」: 幅約120cm



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by at384 | 2017-01-08 22:12 | 菌類 | Comments(0)
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予定外のニオウシメジ詣でが間に入ってしまいましたが、日曜日の八国山緑地の話の続きです。

どうやらその前の週に一斉に出てしまったようで、あちらこちらにきのこの残骸が転がるなか、それでもまだまだ元気なきのこは残っていました。 実際にはもっと多くの種類があったのですが、そのうちの状態が比較的よかったものをご紹介します。

いきなり同定できない不明菌からですが、落ち葉の間から生える赤茶色の傘が可愛らしいきのこと、青紫色がきれいなきのこです。 青紫色のほうはカワムラフウセンタケのようにも見えますが、茶色がかっているものの、傘まで紫色である点が判断に迷うところです。

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こちらはベニタケの仲間で、これまた同定が困難なきのこです。 傘の赤いものはあちらこちらに生えていたのですが、今回見たものは八国山緑地でよく見かけるヤブレベニタケとは異なっていることだけは外見からわかるものの、何とも言いがたいものがあります。

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こちらは今回一本だけしか見られなかったキタマゴタケと、一カ所に数本だけはえていたタマシロオニタケです。

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この週末はシロオニタケの仲間が多く、他にも離れていて同定できなかったのですが、一番上の写真のものが可愛らしい表情をしていました。 拡大してみれば単なるゴミに過ぎないのですが、離れた場所から見ると傘の表面のつぶらな目がこちらを見ているようなのがわかるでしょうか。

[写真] 八国山緑地のきのこたち



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by at384 | 2016-10-07 00:42 | 菌類 | Comments(0)

念願のニオウシメジ詣で

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明日は仕事が休みという昨晩のこと、予期しなかった情報が飛び込んできました。 埼玉県久喜市にある高柳大香取神社の境内にニオウシメジが大発生したというのです。

この神社には昨年もニオウシメジが生えて話題になったのですが、遠いことと交通手段が無いことから訪れるのは諦めていました。 ところが何という僥倖でしょうか、明日は休みで、しかも二年目は生えないだろうという予想を上回る大発生です。 これを逃したらもう生涯出会う機会は無いかもしれないかもしれないと、意を決して本日会いに出掛けました。

到着してみると、10メートル以上離れた神社の入口からもはっきりわかる白っぽい塊の数々。 神社を取り巻くウッドチップの通路をふさぐように、ニオウシメジの株立ちが点々と陣取っていました。 巨大なきのこが塊となって、2メートル×7メートルほどの地面を点々と占領している様子は、冗談としか思えないような、何とも珍奇で不思議な光景です。

ご近所の有志のかたが保護用の柵を立て、カラスなどに齧られないように夜間は柵ごと布で覆い、乾燥すれば散水と、面倒を見てくださっているのですが、お話を伺ったところでは九月の中旬頃に生え始め、三週間ほど経ったのが現在の様子とのことでした。

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今年は雨が多いためか、その後も次々と発生して柵の外にも生え出してしまい、柵を急遽広げたそうです。 また、発生場所も少し離れた場所にもう一カ所と、まさに大発生です。 ちなみに下の写真の右側がもう一カ所のもの、左側が後から生えて柵を拡張した辺りで、妻の持っていた日傘を比較までに後ろに置いてみたのですが、この大きさがわかるでしょうか。

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ちなみに下の左側の写真は発生して4日目のものだそうです。 右側の写真は何日目のものかわかりませんが小ぶりなほうの個体で、これでもいわゆるジャンボマッシュルームほどの大きさはあります。

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ご近所のかたのお話では、以前は神社の周囲にはアカマツやナラやクヌギが生えていたのですが、公園にするために一部を伐採し、それを粉々に砕いて全部埋めたそうで、どうやらそれが熟成して栄養分豊かになった結果、ニオウシメジが生えてきたのではないかとのことでした。

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ところで神社の周りは、通路にも植え込みにもウッドチップが敷き詰められており、ニオウシメジの他にもいろいろなきのこが生えて、すっかりきのこの楽園状態になっていました。

その中でもとくに大量だったのがキツネノタイマツで、あちこちに点々と生えるだけでは物足りず、なんと巨大な菌輪すら作っていました。 残念ながら時間が経ってしまったために、ほとんどが折れたり倒れたりしていましたが、これはこれで壮観です。

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ほんの1時間ほどの滞在でしたが、念願のニオウシメジを、しかも大発生という滅多にない光景を見ることができ、大いに楽しませてもらいました。

[写真] ニオウシメジ: 傘径約20cm / キツネノタイマツ: 長さ約10cm


いちばん上の写真をはじめ、ニオウシメジの傍らにも様々な小さなきのこが生えていました。


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by at384 | 2016-10-04 22:47 | 菌類 | Comments(2)