写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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カテゴリ:軟体動物( 7 )

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ここ数回の記事がどれも無彩色っぽい寒々しい写真ばかりになっていたので、彩りを兼ねて下田の爪木崎で撮ったウメボシイソギンチャクの写真を載せます。

f0108133_1654112.jpgほんとうに彩りだけのために載せたため、写真以外に何も書くべきことがないのですが、それも何なので調べてみたところ、面白い生態があることを知りました。

ウメボシイソギンチャクは体内(胃腔)にて無性生殖で発生させた子イソギンチャクを育てており、それを口から吐き出して増殖するそうです。かなりよく知られていることらしいのですが、まったく知りませんでした。

機会があれば口からちびイソギンチャクを吐き出すところを見てみたいものです。

[写真] ウメボシイソギンチャク: 直径約2cm



OLYMPUS TG-3 Tough

by at384 | 2015-01-02 18:02 | 軟体動物 | Comments(0)
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この時期は秋のきのこの最盛期ということで、我が家では毎年埼玉県所沢市と東京都東村山市にまたがる八国山緑地にきのこ撮りに出かけるのが恒例となっています。

今年も昨日出かけたのですが、先週今週と雨がうまい具合に降って、きのこの発生と成長には最適な条件となり、見渡せばそこら中にきのこが顔を出しているという、夢でも見ているような光景でした。

そのような中、きのこを愛でながら歩いていますと、道端の草の間から空色の真珠のような光沢が目に入り、すわとばかりにかき分けてみると、まったく予期しなかったとんでもない光景が目に入りました。

なんと巨大なナメクジが二匹、切株の上でからみ合い、その間から先ほど目にした青い光沢のある粘液状の物質が出ているようです。 何となく予想は付いたのですが、帰宅してから調べてみると、やはりナメクジの交尾のようで、青い粘液に見えたものは生殖器のようです。

確かによくよく見れば、舌のようなものが二本絡まっています。 そしてよくよく見ると、それは尾部ではなく、頭部から出ているのです。

気持ち悪いことこの上ない光景ですが、初めて見る神秘的な姿に、思わず見入ってしまいました。

[写真] ヤマナメクジ?:体長約10cm


八国山緑地にて


PENTAX K-7 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2010-10-17 09:24 | 軟体動物 | Comments(2)

ヤマトメリベに大喜び

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また葛西臨海水族園の話です。

事前に何も確認しないで行ったので知らなかったのですが、ウミホタルの発光やミズクラゲの発生などが紹介されている「実験展示」の一角に、ひっそりとヤマトメリベが展示されていました。

f0108133_18312176.jpgヤマトメリベは以前評判になった『へんないきもの』という本で紹介されていたムカデメリベの仲間ですが、本に載っていたムカデメリベよりはるかに大型で、へんてこさも強烈です。ヤマトメリベは各地の水族館で珍重されているようで、「幻の生物」などと大々的に紹介されたりしていますが、ここ葛西臨海水族園では公営ということもあるのか、三月頃にニュースとして取り上げたものの、展示は地味で淡々と行われており、観客のほうもビデオで紹介されているミズクラゲの発生や、実演されるウミホタルの発光のほうに関心が行ってしまい、ほとんど素通り状態です。

f0108133_1832521.jpg私たち夫婦は以前からメリベウミウシを一目見たいと思い、機会あるごとに各地の水族館を訪れていたのですが、不運にも展示が終了していたり、死んで標本になっていたりと、新江ノ島水族館で小さなムカデメリベを見た以外は、一度も生きているものを見ていませんでした。そのため期せずして出会えたヤマトメリベに大喜びで、二人してかじり付くように見入ってしまいました。

f0108133_18324120.jpgヤマトメリベは水槽の中をゆっくりと漂いながら、巨大な頭をぼわーっと投網のように広げては閉じるのをひたすら繰り返しています。水槽には餌として小さなアミが入れられているのですが、どうもヤマトメリベには見えていないようで、ただ無闇やたらに大口を広げては閉じています。頭の中程には一応触覚らしきものが付いているのですが、餌を探すことに関してはまったく役立っていないようです。

f0108133_1833342.jpgそれでも運良く口の内側にアミが入ると、そこにはどうやら見た目とは似合わない鋭敏な感覚器官があるようで、ゆっくりながらもしっかりと口を閉じて頭をすぼめて行き、どうやっているのか、いつのまにか捕えられたアミはしっかり消化管の中に吸い込まれています。

ヤマトメリベの体は半透明なので、よく見ていると捕まったアミが食べられて行く様子が手に取るように透けて見え、いつまで見ていても飽きません。気が付くといつの間にか閉館時間の案内が流れていました。

[写真] ヤマトメリベ:体長約20cm



PENTAX K20D + DA35mm F2.8 Macro Limited

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by at384 | 2008-07-20 18:42 | 軟体動物 | Comments(0)

お騒がせな三本線

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先週はいかにも梅雨らしい、じとじとと不快な天気が続きましたが、待っていましたとばかりにこいつが現れました。かつて話題となった『へんないきもの』という本にも取り上げられていた、コウガイビルです。

f0108133_0132056.jpg最近ではかなり有名になったコウガイビルですが、十五年ほど前、実家の庭に突如ぐにゃぐにゃととぐろを巻いた巨大なやつが現れ、それが初めての出会いだったのですが、さすがに驚きました。あまりに気色悪いのでわざわざ折り畳まれたものを伸ばして体長を測ることはしませんでしたが、五十センチは軽くあると思われました。

それ以来の付き合いになるわけですが、以後その時ほど巨大なものには、幸か不幸か出くわしたことはありません。

怖いもの見たさと興味本位で、また巨大なやつにお目にかかりたい気もするのですが、この写真程度の大きさのものでも近所の小学生が大騒ぎしているくらいなので、出現したら大変な騒ぎになってしまうかもしれません。

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[写真] (ミスジ?)コウガイビル:長さ約15cm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-07-24 23:26 | 軟体動物 | Comments(2)
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百貨店の島根物産展で買って来た、ヒオウギガイです。

この貝の殻は写真の紫、橙の他に、赤や黄色など様々な色があり、並べて置いてあるととてもきれいで、縁日のカラーひよこではないですが、本当にこんな色をしているのか、実は着色しているのではないかと疑いたくなるほどです。

本当だとしても、あまりにきれいな色なので、こんなもの食べて大丈夫なのかと心配になりますし、大丈夫だとしても不味いんじゃないかと思ってしまいますが、何とこれが大変美味しいのです。並べて比較した訳ではありませんが、味は形が似ているホタテより旨味があっさりした感じの一方、肉質は弾力に富んで甘みが強いように思いました。どうも、天は時々気紛れに二物を与えてしまうようです。

物産展で試食させてもらった際、店の人に冗談で「こんなに派手な物食べて大丈夫なんですか」だの、「どの色が美味しいんですか」だの、「やっぱり赤いのは辛いんですか」などと馬鹿なことを言って喜んでいるうち、ノリで買ってしまったのですが、結局何だかんだで、たっぷり楽しませていただきました。

ところで、帰ってから台所で写真を撮っていて気付いたのですが、貝紐の所にある眼点が結構大きく、しかも真っ青なのが神秘的で、少々不気味でもありました。
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[写真] ヒオウギガイ:貝殻の幅約10cm



PENTAX Optio 750Z

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by at384 | 2007-01-21 23:31 | 軟体動物 | Comments(0)

ハウステンボスのクラゲ

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長崎旅行2006秋:5


長崎旅行の話題の最後は、長崎と言えばお決まりになっているハウステンボスの話題です。と言っても風車や建物の話ではなく、クラゲの話題です。

旅行の最終日はきっと遊び疲れが出ているだろうということもあり、ハウステンボスでのんびり過ごすことにしていました。そして予想通り遊び疲れが出て、運河の岸をぶらっと歩きながら魚がちょろちょろと泳ぐ姿を眺めたりしていたのですが、そのうち運河の一角にナマコが集団で棲んでいるのを見つけてしまいました。

そうなると変な生き物好きとしてはたまりません。疲れなどどこへやら、やにわに元気が出てきて、「そう言えば初日に遊覧船で運河巡りをした時にクラゲがいた」という話になり、クラゲを探し始めてしまいました。果たしていましたいました、水深が浅く、陽当たりの良い暖かそうな場所で、タコクラゲがぷかぷかと泳いでいます。

このクラゲは褐虫藻という藻の一種と共生しており、この藻から栄養分を分けてもらうために、藻が光合成し易いように、陽当たりの良い水面近くを泳ぐ習性があると聞いたことがあるのですが、こんな場所にいるのはそのためでしょうか。藻のために薄茶色になった体に、白い斑点がぽつぽつと付いている姿が、きのこのようで可愛らしいクラゲです。

夢中になって写真やら動画やら撮りまくっていたのですが、水族館ではあるまいし、ハウステンボスでこんなことに盛り上がっている人間もどういったものかと思いつつ、大いに楽しませてもらいました。



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最後におまけで、ちょっとハウステンボスらしい写真

[写真] タコクラゲ:体長約10cm



PENTAX Optio 750Z (トリミング) [動画も]
Rollei SL66 + Planar 80mm F2.8 HFT + FUJIFILM ASTIA 100F (+1増感)

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by at384 | 2006-11-15 23:35 | 軟体動物 | Comments(2)

シダレヤナギに

f0108133_23395266.jpg近所に大きなシダレヤナギがあり、通勤路にあるので毎日目にしているのですが、この頃、幹の下の方から赤い根っこのようなものがいくつも出ているのに気付きました。最初に見た時は、きのこかと思ってわくわくしたのですが、よく見ると単なる根っこのようです。

何かが寄生しているようにも見えないので、気根のようなものかと思うのですが、黒っぽい幹に赤い根っこはやけに目立ち、不気味ですらあります。十メートルは軽く超す大木なので、気根でもないと呼吸が苦しくなってしまったのでしょうか。

ところで、雨天の合間にこの気根を写真に撮っていたのですが、ふと視線を上に向けたところ、幹をずるずると這い降りてくる黄土色の生物が目に入りました。ナメクジのような、ヒルのような、相当に気色悪い生き物ですが、コウガイビルという名前の生き物の一種です。

コウガイというのは、昔の女性の髪飾りで漢字で書くと「笄」となるそうですが、この写真では下側になる、平べったくて横に飛び出した頭部の形が似ていることからついたそうです。しかし、ヒルと名前が付くものの、実はこいつはヒルではなく、生物の教科書で目にしたことがある、切っても切っても再生して増えてしまうので有名な、あのプラナリアの仲間だそうです。

f0108133_23401674.jpg最近、外来種のオオミスジコウガイビルという、50センチ近くになる異様に長く黄色い体にアディダスのごとく三本線の入ったやつが出没し、普段あまり見かけないのと、あまりの不気味さにしばしば大騒ぎになることがあるようです。私も何年か前に見て、焦ったことがありますが、この写真のコウガイビルは体も小さく、色もくすんで、線も一本だけなので、違う種類のものではないでしょうか。

とはいうものの、不気味であることには違いはありません。ちなみに、不気味なのは姿だけで、血を吸ったりはしないそうですが。

[写真] シダレヤナギの気根?、コウガイビルの仲間:直径約1.5cm、体長約5cm



PENTAX *istDS + D FA MACRO 50mm F2.8

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by at384 | 2006-07-30 00:28 | 軟体動物 | Comments(0)