写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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2013年 09月 16日 ( 2 )

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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの五十作目、クロノボリリュウタケ(幼菌)です。

f0108133_15183099.jpg二年ほど前、きのこの季節も終わろうという頃に神代植物公園の一角で幼菌を見つけたのですが、この薄黒くてぱっとしないきのこの何が琴線に触れたのか、これをぜひ編みたいと言って、機が熟すまで時間はかかったものの、実現に至りました。

時間がかかったのはやはりこの形の極めて不規則かつ複雑な点で、編み物の持つ性格と正反対であるうえ、この幼菌を見つけてからのち、どういうわけかクロノボリリュウタケやノボリリュウタケにちょくちょく遭遇するようになってしまって、ますますどう編んでよいかわからなくなったようです。

そうこうしているうちに迷いが吹っ切れたのか、案外さらっと編んでしまい、めでたく念願かないました。

かっちりと決まった形を持っていないきのこゆえ、見る人によってはご自身の持つクロノボリリュウタケの印象とかけ離れたものになっているかもしれませんが、黒ずんだ子囊盤や柄に縦に入った溝という特徴は押さえていると思います。

ちなみに、きのこの編みぐるみは我が家の一室で棚に並んでいるため、だんだん日焼けして色あせたり、薄汚れた感じになってしまうのですが、このきのこに関しては、数年置いて日焼けするとますます実物の持つ雰囲気が出てくるのではと思っています。

なお、毎度恒例の交差法による裸眼立体視写真も下に載せておきます。
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[写真] クロノボリユウウタケの編みぐるみ: 高さ約4cm


この写真の実物は同じくらい


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2013-09-16 16:19 | 菌類 | Comments(2)

ベニテングタケを満喫

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先週末、何気なく覗いてみたペンションきのこのホームページに、ベニテングタケの幼菌がボコボコ生えている写真を見つけてしまい、しかも次の連休はまだ空室があると書いてあるものですから、矢も盾もたまらなくなって行ってきました。

じつはお恥ずかしいことに、テングタケやイボテングタケはしばしば見ているものの、ベニテングタケは標本や採集されたものでしか見たことがなかったのです。

f0108133_1025537.jpgその先週末から一週間、気象庁のアメダスの記録を見る限り菅平周辺にはまともに雨が降っていないようで、週末までもってくれるだろうかと心配だったのですが、着いてみればそこいらじゅうがきのこ、きのこ、きのこと、種類さえ構わなければ立って周囲を見回すだけで、樹の根元に草の間に道の傍らにきのこが生えていて、こんな状況はかつて経験したことがありません。

まるで「やっほー!」という声が聞こえてきそうなほど楽しそうなきのこたちと親睦を深めながら、ベニテングタケの生えそうな場所へと進んでゆくと、やや乾燥しかけてはいるものの、朱色の頭の幼菌が顔を出しているのを見つけました。(私の目の節穴ぶりがひどいのか、妻のきのこ目が卓越しているのか、ほぼすべてのベニテングタケは妻が発見しています)

f0108133_1031592.jpgあまりに期待が膨らみすぎてしまったためか、初めて見たベニテングタケは単にテングタケの色違いといった印象で、思ったよりも感慨が薄かったのですが、一本見つけるとさっきまでさんざん見て回ったはずの場所からも次々とベニテングタケが現れ、それとともにじわじわとベニテングタケの魅力に取り憑かれ、気がつけばそれ以降に撮った写真は大半がベニテングタケというありさまでした。

f0108133_10461056.jpg絵本の挿絵や雑貨などで判で押したように使われ、あまりに多く目にするために俗っぽい印象を抱いてしまいがちで、事実またベニテングタケ模様かと食傷気味にすらなっているのですが、やはり世界中であまたの人々を魅了しているきのこ界の看板娘、一度つかんだら離さないその可愛らしさはタダ者ではありません。

ちなみに台風を避けるために翌日は早々に帰ったので、きのこを探して歩いたのは正味五時間ほどだったのですが、後で写真を見るととてもそうは思えないにぎやかさで、まだ秋のきのこの季節はこれからだというのに、今年のきのこ運を使い果たしてはいまいかと心配になるほどでした。

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[写真] ベニテングタケ, イボテングタケ, ホコリタケの仲間, カラハツタケ, スジチャダイゴケ, タマゴタケ, ヤグラタケ, キンチャヤマイグチ, ウスフジフウセンタケ


峰の原で出会ったきのこたちのほんの一部。実際は種類も数もすごい数でした。


PENTAX K-5 + DA21mm F3.2 AL Limited
PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

by at384 | 2013-09-16 14:40 | 菌類 | Comments(0)