ベランダ菜園近況
2008年 12月 23日
ベランダ菜園2008: 55
この時期は成長が遅いので、約一ヶ月ぶりになりますが、ベランダのディルとコリアンダーの様子です。
夏場と違い、目に見えて育つわけではないので、毎日見ていてもあまり気が付きませんでしたが、いつのまにかこんなに立派になっています。以前は茎がひょろひょろで、自分自身の重みで倒れてしまったのが、今ではすっかり茎も太くなり、上からじゃばじゃばと水をかけても平気です。
そんなディルとコリアンダーですが、ディルのほうがよく伸び、コリアンダーは一部の葉が紫色がかっています。北欧などでよく用いられるディルと、東南アジアでよく用いられるコリアンダーでは、やはり寒さへの適応が違うのかと思いましたが、調べてみるとどちらも地中海沿岸が原産らしく、たまたまなのか、こういうものなのか、とりあえず適性から来るものではなさそうです。
ここまで伸びてくると、すっかり他の株の下敷きになるものも出て来たので、比較的小さなディルを間引いて、使うことにしました。年齢のせいか肉料理がきつくなったという理由もあるのですが、サンタクロースがフィンランド出身ということもあって、ここ数年、我が家ではクリスマスの夕食は鮭やニシンなど、北欧を思わせる料理にしているので、おあつらえむきです。
ところで、なぜか生えてきてしまったバジルの苗は、さすがに正真正銘の南方系らしく、ほとんど成長せず、すっかりコリアンダーの葉陰に埋もれています。春まで持つでしょうか。