オレガノの害虫
2008年 06月 27日
五月の中頃、オレガノの葉に白い斑点状の虫の食み痕のようなものを見つけ、原因が判らないまま様子を見ていましたが、その後も白い斑点はじわじわと増え続け、中には真っ白になってしまう葉まで出てきました。
そしてたまたま先日オレガノの葉を見ると、白い食み痕の他に、点々と黒い糞が付いていました。糞の付いた場所を中心に、周囲の葉を探してみると、ついに見つけました。葉の裏側に非常に小さな虫が止まっています。一つ見つけると、今まで気付かなかった所にも急に虫が見え始めました。結局一鉢のオレガノに十数匹もの虫がたかっており、それを一匹ずつつまんで取り除きました。
で、その虫なのですが、取っている時は小さくてよく判らなかったのですが、写真を撮って後で見てみると、体中に斑点のあるヨコバイのような姿です。この斑点を手がかりに調べてみると、どうやらマダラヒメヨコバイという種類のようです。
ところで、このマダラヒメヨコバイのことを調べているとき、たまたま昨年の夏に、シロコナカブリの近くにいた、バカボンのパパのひげのような毛が生えている謎の虫の正体も判明しました。こちらはウンカの仲間で、ミドリグンバイウンカでした。
ミドリグンバイウンカはきれいな緑色の小さな虫で、成虫は透き通った羽を持っているようですが、右の写真のようなバカボンのパパのひげのような毛は、幼虫のときだけに生えているようです。