タイムの災難
2007年 05月 14日
我が家のベランダのプランターでは、バジルの他にローズマリー、オレガノ、タイムを栽培しています。決してハーブに囲まれていたいなどというお洒落な理由ではなく、単にシソ科の植物は害虫が付きにくく、連作障害も起きにくいので、面倒臭くなさそうという、非常にいい加減な理由からです。
ローズマリーとオレガノは期待に応えて、ろくすっぽ手入れもしないのに元気に育ってくれ、特にオレガノは何処から湧いて出てくるんだと思うほど、蛇女ゴーゴンの髪のごとくずるずると伸びてくるのですが、どういうわけかタイムだけはうまく育ってくれません。昨年はバジルとともに、葉ダニにやられて全滅してしまいました。
そして、今年こそと思って、連休前に苗を買ってきて植えたのですが、不幸にも、早くもしおれてきてしまいました。
何が原因なのかと思って調べていると、茎の上を小さなアブラムシが歩いています。更によく調べてみると、なんと、いつのまにか葉っぱの裏にびっしりとアブラムシがいるではありませんか。
いつの間に取りついたのかわかりませんが、手をこまねいていても仕方ないので、小さな茎や葉をかき分け、片っ端から手でつぶして行き、更に、効果のほどはわかりませんが、アブラムシは光を反射するものを嫌うという情報を得て、根元にアルミホイルを敷き詰めてみました。
とりあえずここまでやって、後はどうなるか様子を見てみようと思います。これで退散してくれるといいのですが。
などと書きつつ、この記事を書くために撮った写真を加工している時、なんと葉っぱの裏に取り残したアブラムシがしっかり写っているのを発見してしまいました。
SF映画『エイリアン』のラストシーンか!