きのこの編みぐるみ 〜 アミガサタケ
2007年 03月 01日
妻が編み物の余り糸で作ってくれた、きのこの編みぐるみの第五弾。前回のテングタケとあわせて、それとなくおねだりしていた、アミガサタケです。
日本ではあまり馴染みがないのか、写真を撮っていてもきのこだと思われないことが多々あるのですが、近所では最もよく見かけるきのこのひとつで、桜の散った後あちこちから一斉に出てくるので、我が家では親しみを感じているきのこなのです。
そのような訳で、我が家ではこんな思い入れがあるものの、携帯電話会社のマスコットになるような形とは異なり、見慣れないと少々不気味に見えるのも否めませんので、傘の色は実際にはあり得ない桃色にして、あまり生々しく見えないようにしています。
それでも、傘の形などかなり実物の雰囲気を忠実に再現しており、作った妻自身も一番気に入っているようです。特に傘の編み目模様を不規則に仕上げるのが最も大変だったとのことで、それだけに確かにこれで実物そっくりの色だったら、本当に気色悪いかもしれないと、私でさえ思ってしまうほどです。
どちらかと言えばカワイイ路線を追求するのが当たり前と考えられている編みぐるみですが、こんな風に、妙に忠実さを追求するものがあっても面白いのではないかと思っています。