ハウステンボスのクラゲ
2006年 11月 15日
長崎旅行2006秋:5
長崎旅行の話題の最後は、長崎と言えばお決まりになっているハウステンボスの話題です。と言っても風車や建物の話ではなく、クラゲの話題です。
旅行の最終日はきっと遊び疲れが出ているだろうということもあり、ハウステンボスでのんびり過ごすことにしていました。そして予想通り遊び疲れが出て、運河の岸をぶらっと歩きながら魚がちょろちょろと泳ぐ姿を眺めたりしていたのですが、そのうち運河の一角にナマコが集団で棲んでいるのを見つけてしまいました。
そうなると変な生き物好きとしてはたまりません。疲れなどどこへやら、やにわに元気が出てきて、「そう言えば初日に遊覧船で運河巡りをした時にクラゲがいた」という話になり、クラゲを探し始めてしまいました。果たしていましたいました、水深が浅く、陽当たりの良い暖かそうな場所で、タコクラゲがぷかぷかと泳いでいます。
このクラゲは褐虫藻という藻の一種と共生しており、この藻から栄養分を分けてもらうために、藻が光合成し易いように、陽当たりの良い水面近くを泳ぐ習性があると聞いたことがあるのですが、こんな場所にいるのはそのためでしょうか。藻のために薄茶色になった体に、白い斑点がぽつぽつと付いている姿が、きのこのようで可愛らしいクラゲです。
夢中になって写真やら動画やら撮りまくっていたのですが、水族館ではあるまいし、ハウステンボスでこんなことに盛り上がっている人間もどういったものかと思いつつ、大いに楽しませてもらいました。