九十九島のダリ的風景
2006年 11月 07日
長崎旅行2006秋:2
『湖面に出現した形而上的風景』(ダリ作)
というのは冗談です。何に見えるでしょうか。
横向きに見ると判るのですが、船の操舵室上部とマストを正面下から写したものです。たまたまデジタルカメラの画像を取り込んでいる時に、縦位置で撮った画像が横向きに表示されたのを何気なく見ていたら、一瞬ダリの絵のような雰囲気に見えてしまいました。面白いので横向きのまま、色調を絵画的にいじってみました。
実際の画像は右の写真で、旅行初日に訪れた西海パールシーセンターで九十九島遊覧船に乗った際に撮影したものです。最近「アハ体験」や「アハ画像」などという、大脳を刺激して活性化させるものが話題になっているようですが、それに近いものがあるのではないでしょうか。
ところでこの遊覧船、小さな島や岩が点在する中を縫うように進んで行くのですが、変化に富んだ景色、迫力ともになかなか面白いものでした。その中でちょっと可愛らしかったのが、通称「ゴジラ岩」と呼ばれている岩で、船がその岩の横を通る際、一瞬だけその形がゴジラに見えるというものです。しかもその時、ゴジラの前にちゃんとミニラまでいるのです。下の写真がその岩ですが、判るでしょうか。
これもある意味で「アハ体験」だったのかなと思うのですが、ともあれ、何だかんだで脳細胞が活性化された西海パールシーセンターでした。