トウモロコシに実が付きました
2016年 07月 10日
五月の連休に種を播いてから約二ヶ月、ついにトウモロコシに雌花のヒゲが現れて、すっかりトウモロコシらしい姿になっています。
思い返せば六月に入ってからのトウモロコシの加速度的な成長ぶりは目ざましかったのですが、とくにこの一週間の変化は劇的でした。
一週間前の土曜日に雄花の穂が顔を出し始め、その時は「まだ雌花らしきものは気配すら見えません」などと書いていたのですが、じつはもうその翌日にはさっそく変化が現れ出します。
翌朝見ると、高く伸びた茎の下から三分の一ほどのところが心なしか膨らんで太くなっているように見えるのです。 近付いてよく見るとそのあたりの葉の付け根から、何やら脇芽のようなものが顔を出していました。
イネ科であるトウモロコシに途中で枝分かれするなどという話は聞いたことがありませんので、これがおそらく雌花になるのでしょう。 と思っていると、果たしてそれは日に日にみるみる大きく太くなって、週の中頃にはもうその先端から雌しべであるヒゲが顔を出し始めました。
それと並行して茎の葉と葉の間がちょうどタケノコのように広がって行き、とくに先端にある雄花の穂の下の部分の茎が急激に伸びてあっという間に草丈が一メートル近く伸びて雄蕊も広がり、中から雄しべが顔を出して花粉を出し始めています。
そしてついにこの週末、雨の中で雌花のヒゲの下からまさにあのトウモロコシの姿が現れました。 全体で二十本近くのトウモロコシが植わっているなかで、現時点では三株にはっきりと雌花のヒゲが認められる状態です。
これらの雌花の下の節もわずかに膨らんでおり、葉の付け根から雌花の先端らしきものが顔を出してはいますが、今のところまだはっきりとは形になってはいません。
先端の一つでも収穫にはなりますが、楽しみのもう一つが一株に複数の実が付き、それを途中で摘果してヤングコーンとして食べることなので、このまま順調に育って次々と実が付いて欲しいものです。