キュウリがモザイク病で全滅
2016年 06月 26日
一時はうどん粉病が発生したものの、発生した葉を取り除いた後は順調に成長していると思っていたキュウリですが、気のせいか成長速度が鈍ってきたように思われました。 それまでは日に1センチ以上は伸びていたはずなのですが、感覚的には半分以下になったような気がします。
よく見ると成長点付近の葉が妙に縮れたように見え、一部の葉が右の写真のように変形しています。 そしてほとんどの葉には一面に白い斑点が発生しています。
これは何かの病気なのではないかと調べてみたところ、なんと典型的なモザイク病という、ウィルスによる病気であることが判明しました。 病原はアブラムシの媒介であることが多いようですが、病気になった株を触った手やハサミを介して伝染してしまうという非常に厄介なものだそうです。
思えばキュウリ自体にアブラムシが付いていた記憶はないのですが、他の作物を切るのに使用したハサミをそのまま使い回したり、アブラムシを潰した手でキュウリの株に触った心当たりがあります。
キュウリがモザイク病にかかった場合は、他に伝染してしまわないうちに、感染した株を除去するしかないということなので、せっかくここまで育ててきたのですが、同じウリ科のゴーヤーに被害が及ばないよう、キュウリを根こそぎ除去しました。
キュウリは節なりと地這いの二株あったのですが、見るとどちらも発病していたため、結局一ヶ月半にしてキュウリは全滅となってしまいました。