那須で地衣類三昧
2015年 08月 22日
昨年、クチベニタケに会いに出かけ、幸運なことにミミブサタケにも遭遇することができた那須平成の森に夏季休暇を利用して今年も訪れました。
平成の森のきのこについては別の記事で触れることにしますが、じつは那須のお楽しみのもうひとつに、ホテルの庭に生えている地衣類があります。
昨年たまたま泊まった際に見つけたのですが、庭の一角にさまざまな地衣類が生えていて、朝の散歩でこれらを観察するのがなかなか楽しいのです。
地衣類など近所にいくらでも生えているだろうと言われてしまうかもしれませんが、やはり種類の豊富さが違い、何より背景がきれいなので、写真に撮っても印象が大きく異なります。
きのこと比べると地味で、やや気持ち悪いという印象がある地衣類で、実際私も以前はあまり気にも留めなかったのですが、最近しだいに興味を持つようになり、昨年ここでいろいろな地衣類に出会ったことで、ますますその興味が深まってきました。
改めて観察してみると妖しく個性的で興味深く、見慣れるとそれなりに可愛らしいものがあります。 ただ惜しむらくは私の目が節穴ということもありますが、同定が極めて難しく、どこまでが同じ種類でどこからが別の種類なのか、まだ見分けることができないのが現状です。
ここに紹介した写真でも、上の二枚はさすがに別の種類だとわかりますが、右の写真と下の写真になると、残念ながら判断が付きません。
そもそも、きのこ自体まともに同定などできていないのですが、地衣類についてはまだまだ当分の間、形を面白がって見ているだけになりそうです。
というわけで名前も出さずに写真ばかり並べてしまったのですが、どなたか詳しい方がいらしたら、教えていただけると幸いです。