食べられる庭、始動しました
2015年 05月 10日
展覧会の準備でなかなか着手できませんでしたが、ようやっと「食べられる庭」作りに着手しました。
手がける作物としては、緑のカーテン用のゴーヤーとオカワカメ、手間がかからず使い勝手の良いキュウリとシシトウ、恒例のバジルに加え、昨年全滅してしまった落花生、初めて手がけるミニトマト、薬味ネギ、そして衝動買いしてしまった坊ちゃんカボチャと万願寺唐辛子です。あとは昨年より植わっているミョウガと、余っていた種から発芽したディルといったところ。
このような感じであれこれ手を出すのは毎度のことなのですが、今年は少しやり方を変えてみることにしました。変えるところは大きく二点、ゴーヤーを地植えからプランターに変えたところと、複数の作物を混植させたことです。
ゴーヤーをプランターに変えたのは、連作障害を避けるために昨年と一昨年で植える場所を変えたものの、窓を日陰にできるところはもう残っていないためです。プランターは大きくて深いものを選んでいるので、おそらく問題はないと思いますが、これで上手く行けばウリかの連作障害は恒久的な課題ですので、次回以降ウリ科はプランター栽培にし、使い終わった土をナス科などに回すという対策もできるのではと考えています。
もう一つの混植はコンパニオンプランツを利用することで、従来は同じ種類の作物を固めて植えていたのを、混ぜこぜにするというもので、バジルはナス科のシシトウ、万願寺唐辛子、ミニトマトの周囲に、薬味ネギはウリ科のキュウリ、ゴーヤー、坊ちゃんカボチャの周囲に種を播いてみました。
バジル自体は毎年育てて慣れていますが、ネギの混植が上手くできれば、毎年キュウリとゴーヤーは欠かせない作物になっているので、プランターとあわせて有効な手法になりそうで期待できます。
落花生は昨年種から育てようとしたところ、何者かに食われて全滅してしまったので、今年は苗から育てることにしました。後でわかったのですが、どうやらナメクジが原因らしく、今年もよく見るとクローバーが食われまくっているので、注意が必要そうです。
以前大変な目に遭ったネキリムシは昨年、イネ科雑草残し作戦でなんとか軽減できたようなので、今年はナメクジ対策の試行錯誤でしょうか。
ところで野菜ではないのですが、既に植わっているキンカンのほかに、ラズベリーも近所のホームセンターで衝動買いして植えてしまいました。ラズベリーは以前花壇に植えていたのですが、相性が悪いらしいシソ科に囲まれていたのが悪かったのか、全滅してしまいました。今回は庭の比較的日当たりの良さそうな所に植え、既に花もたくさん付いているので、楽しみです。