ヒマワリに花外蜜腺?
2013年 10月 15日
先の記事に緑肥用ヒマワリと緑肥用クローバーのことを書きましたが、記事用の写真を撮っているときに、ヒマワリの茎をアリが行き来しているのを見つけました。
しかもよく見ると、それがたまたま一株だけのことではなく、あちこちのヒマワリで同じようにアリがちょとちょろと歩き回っているのです。
アリが出没するということは、もしやアブラムシを放牧されているのではと心配になり、探してみたのですが、どうやらそうではないようです。 そして、しばらく観察しているうちに、妙なことに気付きました。
どうもアリはどれも葉の付け根あたりに立ち止まっては、何かしているようなのです。 何をしているかは、さすがに相手が小さすぎてよくわからないのですが、その場所にはアブラムシも何かしらの獲物も見当たらないことと、葉の付け根といえば過去にサクラで見た似たような状況から、花外蜜腺ではないかと考えました。
そこでヒマワリの葉の、アリが立ち止まっていた辺りからそれらしきものを探したのですが、サクラのようなはっきりとした器官然としたものはないようです。
ただ撮影した写真をよく見ると、アリが取り付いていたところにはとくに何も見つかりませんが、そこからもう少し葉柄に近いところ、葉のまさに付け根のあたりに丸い水滴のようなものが見つかりました。
これが本当に蜜なのかは確認できていませんが、サンショウでも似たような現象を経験しているので、その可能性はかなり高いと思われます。