カツラの落ち葉の甘い香り
2012年 10月 21日
先週から神代植物公園ではバラフェスタが開催され、多くのひとで賑わっているのですが、昨日はバラには目もくれず、深大寺周辺から神代植物公園内をきのこを探して歩きました。
今週は週の半ばに雨が降ったこともあり、期待していたのですが、先々週の土・日・月があまりに盛り上がってしまったこともあって、生えていることには生えているのですが、妙にさびしい状態です。
そんななか、いつもの探索経路となっている芝生広場脇の雑木林の中へ入って行くと、カツラの落ち葉の甘い香りが。 カツラの落ち葉自体は夏でもそこそこあり、香りもかすかに漂ってはいるのですが、やはりこの季節は落ち葉の量もいちだんと増して、林全体が甘い香りで包まれています。
以前にも別の記事に書きましたが、この香りは「砂糖菓子」や「カラメル」、なかには「醤油せんべい」という表現もあって、どちらかといえば香ばしく焼けこげた感じに書かれることが多いのですが、私にはどちらかといえば甘酸っぱく感じられ、マスカットの匂いに近く思えるのですが、どうでしょうか。