オカワカメの葉が落ち始めたり、カメムシが来たり
2012年 08月 26日
オカワカメ栽培2012: 21
苗を植えてから九十八日後のオカワカメです。
先々週までは、下のほうの腋芽や葉を伸ばそうと、毎朝上のほうの腋芽が伸びているのを探しては折り取るのを日課のように行っていたのですが、先週末に泊まりがけで出かけて戻ってくると、もう手のつけようのないほど伸びてしまいました。
そこで、毎朝脚立を出して腋芽を欠くのも面倒になりましたし、その効果もあまり感じられないことから、だったらその上のほうのつるを強引に下に誘導するよう、やりかたを変えてみました。
それから一週間弱、上の写真が現在の様子です。 ただでさえオカワカメの葉は大きくなるのに時間がかかることと、つるを下に向けられると嫌がって成長が鈍るため、効果は見えませんが、つるだけでもすき間が埋まれば気分的にも少しはましなように感じられます。
しかし、その一方で憂慮すべき事態も起き始めています。 というのは、ここにきて下のほうの葉が次々と枯れて落ち始めてしまいました。
おかげで、現在は右の写真のように、向かって右下の部分の葉がすっかりなくなってしまい、ほぼ素通しの状態です。
もともと左上のほうはうまい具合に葉が混んでくれたのですが、そこから右下に向かってだんだんスカスカになってしまっています。
ちなみにこの状態でできる葉の陰は左の写真のような状態で、部分的にはかげっているものの、ほとんどがもろにかんかん照りというありさまです。
そのいっぽうで、栄養を溜め込むほうは着実に行われているようで、茎の途中のむかごや根元の地下茎は、まるでワサビかショウガの根のようにゴツゴツと異様な形にふくれあがっています。
そして以前、うっかり折ってしまったつるを挿したものは、しっかり根付いて伸びてはきているものの、場所が日陰になっていることもあって、まだまだ貧弱で、夏の間にカーテンの一員になるのには間に合いそうもありません。
ところで先日、つるを誘導していたところ、あちこちの葉に小さなカメムシの幼虫らしきものがいるのを見つけ、 そのうち、一枚の葉の裏に卵が産みつけられているのも見つかりました。
卵はすでに全部ふ化し終わっており、周囲にも数匹の同じカメムシの幼虫が集っていたので、おそらくこの卵からかえったやつが分散したものと思われます。
カメムシはくわしくないので、種類はわかりませんが、吸血系でないことを祈りつつ、放置しています。 ちなみにこのカメムシの幼虫、思いっきり画像を拡大してみると、一見灰色の一色の背中がじつは、橙色の斑点やかなり細かな模様になっており、まるで曼荼羅でも見るようでした。