オカワカメのカーテンはできたけれど
2012年 07月 28日
オカワカメ栽培2012: 18
苗を植えてから七十日後のオカワカメです。
先週の時点で、つるが網のいちばん上の段まで届いてしまったので、そこでつるの先端を折り、これ以上伸びないようにしました。 すると案の定腋芽が伸びてきたのですが、やはり先端に近いほうの高いところのものばかりなので、なるべく下のほうから腋芽が出るようにそれらもまめに折り取っています。
しかし、一度伸びてしまったつるは、どうしても先端に近いほうがよく成長するため、どうしても網の上下で葉の密度に差が出てしまいます。 右の写真の左側が上のほう、右側が下のほうで、撮る角度が異なるなど、単純な比較はできませんが、上のほうがよく茂っているように感じます。
もともとは下のほうもよく茂っていたのですが、台風で葉をあらかた吹き飛ばされてしまい、その後あらたな葉も出てきたのですが、成長の中心が先端のほうに移ってしまったため、中途半端な茂り具合のまま残ってしまいました。 上のほうは少しずつ葉が大きくなっているように思いますが、下のほうは葉っぱの成長も止まったように見えます。
そんな状態でベランダに実際にできた日陰が左の写真のもので、遮光率としては三割がいいところといった感じです。
台風の襲来は予定のものではありませんが、その前にやった摘心は、網の目の数の三分の一ぐらいの枝分かれで充分だと考えて、そこから先はつるを伸ばしてしまったので、今考えれば、そういった事態にも対応できるよう、もっとまめに摘心して枝分かれを増やしておくべきだったのかもしれません。 これは来年の課題でしょう。
さて、いちおう緑のカーテンはできあがったのですが、八月を前にしてこの状態をどう改善して行ったらいいものでしょうか。 とりあえず今は、上から三段目くらいの場所から伸びてきたつるを無理やり下に向けて誘導し、少しでもすき間を埋めようとしています。